こんにちは、@ゆーせーです。
最近、働き方改革が叫ばれて久しい世の中ですね。
それもそのはずで日本は人口減少、少子高齢化と問題が山積みで労働人口がどんどん減少していきます。
このような状況で日本の労働力を増やすには労働を効率化すること、労働人口を増やすこと(女性や高齢者などの人財活用)、そして労働時間を増やすことしかありません。
労働時間を増やす中で最近言われていることが副業解禁ですね。
大企業でもどんどん副業解禁になっています。
まあこれはなかなか賃金が上がらないとか、企業の体力の低下やブラック企業批判で定時退社が一応主流になりつつある中での一つの施策である気がします。
要は本業に頼らず自分の力で稼げということですね。
そんな中、自分は写真が趣味ならストックフォトを強くオススメします。5つの理由を書きました!
ストックフォトとは、広告などで、本来撮影をしたいが、予算的、地理的、時間的事情からストックされている素材群の中から、適切な画像を探して使用するサービス。
クリエイターとしてストックフォト写真を提供することで収益を得ることができます。
ストックフォトとは
ストックフォトについてもう少し詳しく説明します。
ストックフォトとは頻繁に使用されるシチュエーションのために用意された写真素材のことです。
利用者は主にIT業界のWEBデザイナーやメディアなど様々。こう書いてしまうとプロ限定と思われてしまうかもしれませんが、ストックフォトサービスでは幅広い分野の写真を募集しているためアマチュアも写真を販売し、購入されればクリエイターに還元される仕組みになっています。
ストックフォトサービスを利用する買い手と売り手のそれぞれの視点から利点をあげてみます。
買い手のメリット
- 目的の写真・動画素材を探す際の手間や、時間を大幅に短縮できる。
- 商品数が膨大なので、目的・イメージに合った素材を見つける事ができる。
- カメラマンを雇い撮影を行う費用・時間を削減できる。
売り手のメリット
- 自分で写真販売用のサイトを作る必要がない
- 自分の写真が公に使われる
- 販売数によっては一定額の副収入になる。
もちろんストックフォトサービスを運営している会社にマージンは取られますが、一から無名のアマチュアカメラマンが写真販売のサイトを作成するよりも効率的なのは火を見るよりも明らかです。
ストックフォトをオススメする理由
ストックフォトをオススメする5つの理由は下記の通りです。
定期的な収入が期待できる
ストックフォトは写真をストックフォトサイト(後述)に登録すれば、あとは勝手に販売されるので24時間365日収入が得られます。
自分が働かなくても勝手にストックフォトサイトが働いてくれます。
そして写真のアップロード枚数が多ければ多いほど売上も上がります。
自分は2012年頃から登録していますが、収入がなかった月は今までありません。
塵も積もれば山となる。少しづつ収益が積み重なります。
カメラマンとしてスキルが上がる
ストックフォトで売れる写真はポートレートや風景、ブツ撮りなどです。
特にポートレートはライティングに気をつけなければならず、時にはスタジオを使って撮影することもあります。基本的なライティングセットを組む勉強になります。
また撮影ではいろんなバリエーションの写真を撮ることになるのでモデルさんとのコミュニケーションも身につけることができます。
風景写真もブレている写真は採用されないので、必然的に三脚を立ててレリーズを使う訓練がつきます。
自分の写真が世の中の役に立つ
ストックフォトは薄利多売などと言われますが、逆に言えばそれだけ世の中で日の目をみるチャンスも多いということです。
実際にwebサイトやリアルでストックフォトの画像はとてもよく使われています。
ストックフォトクリエイターになればわかりますが、Yahoo! JAPANのトップページやあなたの街の駅の看板広告に使われていたりもします。
自分の写真もそんな形で使われているのをみたことがありますが、やはり実際に使われているのをみるのは嬉しいものです。
動画やイラストも販売できる
ストックフォトはフォトとついてますが、動画やイラスト、さらには最近では音楽(音声)も販売できるサイトもあります。
動画は4Kで販売できるところも増えてきました。
著作権は自分のものです
よく勘違いされてる人が多いですが、ストックフォトはあくまでストックフォトサイトを通じて自分の作品の使用権利の一部を販売しているだけなので著作権は自分に帰属します。
ストックフォトサイトにアップして、やはり売りたくなれば削除も可能ですし、自分で撮った作品なのでもちろん自分は無料で使い放題です。
オススメのストックフォトサイト
ストックフォトを販売するプラットフォームとなるサイトは数多くありますが、自分は下記の三つのサイトをオススメします
- PIXTA
- Adobe Stock(旧fotolia)
- shutterstock
PIXTA(ピクスタ)
日本のストックフォトサイトの中でも一番大きな会社です。2014年に東証一部に上場しています。
ピクスタは販売だけでなく、ストックフォトクリエイター(ストックフォトを販売する人)の支援も手厚くてPIXTAチャンネルと呼ばれるストックフォトクリエイター用のサイトを設けていたり、クリエイター用のセミナーも豊富です。
一度、本社にお邪魔したことがありますが働きやすそうな環境でした。
ストックフォトアップロードも日本のサイトだけにわかりやすいです。
ストックフォトサービスは発祥がアメリカということもあり、外資系がやっているサービスがほとんどです。
なのでアップロードに英語を使用したり、日本語も自動翻訳だったりするのでクエスチョンマークがつくことも多いのですが、さすがは日系のピクスタ。日本人にやさしい作りとなっています。
自分が一番最初に利用したストックフォトサービスですが、未だに一番使っているサービスです。
クリエイターには最近になってコミッション率を下げるなど残念な対応が気になりますが、利用しやすいのでとりあえず写真アップロードしています
Adobe Stock(アドビストック)(旧fotolia)
2014年にアドビに買収されたfotolia(フォトリア)はAdobe Stock(アドビストック)としてアドビサイトでバンバン紹介されているのでそっちで知っている人も多いはずです。
fotoliaにストックフォトをアップすればAdobe Stockでも販売される仕組みになっています。(現在はfotoliaのサイトは残念ながら完全に閉鎖されてしまいました)
Adobe Stockの良いところはとにかくよく売れること。
今回挙げたストックフォトサービスの中でもっとも写真が売れるのもこの会社です!
PIXTAやshutterstockより単価は安いですがよく売れるので一番売上がでるはずです。
また、アップロードした写真が審査であまり落ちないのも魅力的。
shutterstock(シャッターストック)
shutterstock(シャッターストック)は2014年から2015年にかけて、よく日本でストックフォトセミナーを開いてくれて格安でやってくれたのでよく参加していました。
こちらはなんと150カ国以上で販売しています。
そして審査が厳しいことでも有名です。売り手として登録するには最初に10枚アップロードしなければならないのですが、自分の場合は最初の10枚が審査で合格するのに約2年もかかりました。(笑)
その代わり、審査が厳しいので高品質な写真しか載っていません。
そのことで買い手にも支持されており、審査が承認されればよく売れます。
何気にshutterstockの本社役員が東京出張で来た際に食事会にも招待して頂いたり、愛着のある企業です。(本社はニューヨーク)
クリエイターとして登録する際の審査は厳しいですが、通ればよく売れます。
shutterstockはハリウッド映画にもよく使われており、映画のエンドクレジットを最後まで見てよく見ると名前が入っていたりします。
自分の写真がハリウッドでも使われるかもと考えるとワクワクしますよね。
カメラマン業界は二極化する
最後に自分が思っている写真・カメラマン業界に対して少し書きます。
写真・カメラマン業界で生きて行くにはトップレベルのプロと凡百のカメラマンのヒエラルキー構造が今よりもよりシビアになると感じています。
自分は友人に写真・カメラマン業界で働いてる方を何人も知っていますが、撮影単価が下がりつつあるという話しか聞きません。
そして自分が知っている写真業界の方でも今からカメラマンになるのを勧める人間は皆無に等しいです。
これだけカメラが発達している昨今ですと、変な話ですがシャッターを押せばある程度の写真になります。
カメラも安いし、最近ではSNSの発展もあってアマチュアカメラマンだらけです。
例えばですが高い単価のかかるプロの写真と写真初めて1,2年のアマチュアの写真が同レベルなら間違いなく後者の方が安くて使い勝手がいいので後者の写真がよく使われます。
同様に写真・カメラマン業界の大きなマーケットの中でもストックフォトが大きく伸びているので、特徴やスキルのないカメラマンはこれからどんどん厳しくなっていくはず。
そしてだからこそ、アマチュアでもカメラがあれば副業になるし、特別なスキルが要らないので写真でお金を稼ぎたいならまずはストックフォトから入るべきと思います。
趣味で一眼レフで写真撮影されている方は一度はこんな妄想が頭に浮かぶはず。
カメラマンになったらどんな人生が待っているのか?そんな妄想をしても実際に夢を実現する方はかなり少ないはず。
もちろん夢と現実は違います。
しかしそれに一歩でも近づけ、実際に自分の写真でお金を得ることができるのがストックフォトという副業なのです。