【ラマレラ村滞在記】初めての乗船でマッコウクジラを捕まえる。

こんにちは、ゆーせーです。

ラマレラ滞在記の4回目。前回の記事は下記をどうぞ。

【ラマレラ村滞在記】ラマレラ村のミサとクジラ漁の勢いに驚く

本日はいよいよホエールハンティングを行う舟(プレダン)に一緒に乗船して、写真を撮らせて頂きます。

プレダンとは

インドネシアのラマレラ村の四角帆を使った木造船。この舟でマッコウクジラを捕獲します。

夢にまで憧れた体験!これがやりたくて自分は日本からやってきました!

そしてなんと初めての乗船から成果が出ました。

ラマレラ村で舟に乗る

本日も朝の5時過ぎには起床。ラマレラ村の朝は早くてすでに村人はみんな起きています。

今日からはミサも終わったのでいよいよさまざまな舟が出航します。

そして本日はついに自分が舟に乗る日です。

舟は勢いよく出航。飛び乗ります。

ドキドキしながらも舟に乗船。

波打ち際は揺れましたが、なんなく乗れていよいよ出発!

いきなりクジラ発見!

ラマレラ村での舟の乗船は朝の6時30分くらいから特に何も取れなければ14時くらいまで。そして海洋生物との格闘次第では16時くらいまでかかることもあるとのこと。

乗船料は2018年で200000ルピア。乗船料は村内の話し合いで決まるルールらしくて、毎年値上がり傾向にあります。(昨年までは150000ルピアだったらしい)

ちなみにクジラが捕獲できた場合は300000ルピアになります。

これから炎天下の中で日陰もないのに六時間以上、舟の上にいるのか。。。船酔いとかどうしよう?

なんて、いろいろ考えてましたが実際は海の上の方が涼しいです。そして蚊もいないので快適。

また少し心配してた船酔いも、波が高い日でなければそんなに揺れないので問題ありません。

ただし、日焼け対策はしましょう。対策しないと夏休み明けの小学生みたいにこんがり焼けます(笑)

海の上では漁で使う銛(もり)の整備や道具の準備に余念がありません。

そして海を見渡して、クジラを探します。

これが見たかったんだ!そんな光景が目の前に広がっていました。

舟はクジラを探しつつ、右へ左へ右往左往しながら海を彷徨います。

途中には他の舟もかなり接近するなんてこともありました。

しかしそんなに簡単にクジラは見つからず。

まあクジラはラマレラ村では月に一回程度しか捕獲できないと聞いていたので、今回の旅では見れないことも覚悟していました。

まあ当たり前だよねー、なんて思っていたら。

船内が騒ぎ始めました。

そして舟が目指す先には!?

まさかのクジラ発見!

初めての乗船でクジラ捕獲!

初めてのラマレラ村、初めての乗船、それでいきなりクジラを発見したということでテンションは上がるはず心臓はバクバクするわでわけわからないことに。

クジラはもちろん舟より大きいので、舟が転覆することも多々あるともよく聞いています。

なかば恐怖心もありつつ、舟はクジラ目指して爆走。

ただ近づけば近づくほどクジラに動きはなく、逃げるそぶりもなし。ただプカプカ浮いているようにみえます。

なんとクジラは海で息絶えておりました。

あとから聞いた話によるとどうやら数日前のクジラ漁で見つけたクジラを捕獲し損ねたようで、そのクジラが息絶えて死んでいた模様。

とはいえ、息絶えていたことでクジラとラマファ(舟頭にいる銛を打つ人)の闘いはみれず。ただ転覆リスクもなくなりました。

通常はクジラを見つけたら舟が集まって、闘いますが、今回は息絶えていたので自分が乗船した舟の独り占めです。

舟より大きなクジラを必死に舟に結わえつけます。

マッコウクジラの肌はゴツゴツとして固かったです。

そして舟はラマレラ村へ戻ります。

浜辺が近づいてくると帆を掲げてクジラが撮れたことをアピール!

船員もとても嬉しそうで、最後はオールを漕ぎながら合唱でした。

ラマレラ村に戻るとマッコウクジラは重すぎるので浜に係留して、潮が引いたらいよいよクジラの解体が始まります。

凄惨、マッコウクジラの解体

マッコウクジラの解体が始まりました。

ここからの写真はけっこうグロテスクなのでお気をつけ下さい。

まずは内臓を取ります。

あとはひたすら肉というか皮をそぎ落としてゆく作業

これが半日以上かけても終わりませんでした。

漂う鼻に突き刺さるような死臭とひたすら肉をそぎ落とす村人

そして群がる人々

クジラのツンとした死臭と肉片

血に染まる海

ふだん日本に住んでいると感じることのない生と死が強烈にそこには存在していました。

確かにこの村はクジラで生きている、クジラに生かされている。強烈にリアルに現実がそこにありました。

クジラとラマファの闘いが見れなかったから余計にそう感じたのかもしれません。

自分たち人間は生き物を殺しながら日々生きている。

当たり前のことなのに日本人には見えないこと、隠れていること、当たり前じゃないことが目の前に広がっていました。

自分にとって東チベットで訪れたラルンガルゴンパ以降の旅というのは正直蛇足でして、ラルンガルゴンパの非現実感があまりに強烈すぎて他の旅先に行けども行けどもその場では感動してもそのあとに残るような旅は少なかったです。

あれ以上の景色っていうのは世界広しと言えどもなかなかないと思うんですよね。

ついに念願のラルンガルゴンパへ!絶景を堪能。

しかしこの村で体験していることというのはとてつもなく強烈な体験でして、それはある意味でラルンガルゴンパをも凌ぐ経験でした。

なんというか人間の本質がそこにはあるというか。

ひたすらに解体を進める村人を夢中に撮影していたら、陽が暮れていました。

本日はそんな日です。

次回の記事は下記をどうぞ

【ラマレラ村滞在記】海の民と山の民の市場へ

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