こんにちは、ゆーせーです。
11月に佐賀県唐津市の唐津神社で行われる、秋季例大祭の唐津くんちに行ってきました。
初日の宵山と最終日の翌日祭(町廻り)の二日間に参戦して撮影してきたのでいろいろお伝えしたいと思います!
とにかくカラフルで巨大な曳山(ひきやま)がかっこよかったです!
日本で祭礼の際に引いたり担いだりする出し物の総称。
山車(だし)とも言われますね。
唐津くんちとは
唐津くんちとは佐賀県唐津市の唐津神社およびその周辺で行われる秋のお祭りです。
唐津くんちは、毎年11月2、3、4日に開催されます。
そもそもくんちっていったいどんな日本語!?と思っていたのですが九州北部における秋祭りに対する呼び方らしいです。
なんかの食べ物のことかとおもっていました(笑)
くんちの由来は諸説あるようで、旧暦の9月9日の節句から九日(くんち)とか、収穫した作物を神に供える日、供日(くにち)に由来するとかいろいろあるようです。
宵山で撮影してきた
まずは11月2日の宵曳山(よいやま)で撮影してきました。
唐津くんちの宵山ですが、ちょうど佐賀のインターナショナルバルーンフェスタと日程がかぶっているので、朝はバルーンフェスタ、昼と夕方は唐津くんちに行くなんてこともできます。
レンタカーを借りれば距離的にも1時間くらいなのでかなり近いです。
宵山が始まってから現地についたのですが、すでにかなりの盛り上がりよう。
笛や太鼓や鐘に合わせて、曳子(ひきこ)たちが「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに練り歩いていました。
練り歩く曳子(ひきこ)も多種多様で少年からおじいちゃんまでみんな練り歩く姿に九州の中でも一二を争う大きなお祭りであることを実感。
祭りはやはり盛り上がってこそ!
そして、曳山(ひきやま)も想像以上に大きくて、躍動感がすごかった!
特に方向を変えるときに曳山が回転するんですが、ゴゴゴッと重低音のひく音がして、回転する度に興奮しました。
躍動感が素晴らしかったので動画も撮ってきました。ぜひご覧あれ、
一通り唐津の城下町を練り歩いて、最後に唐津神社前に勢ぞろいするところまで見ましたが、幻想的な宵山に魅了されました。
翌日祭(町廻り)で撮影してきた
二日目の唐津くんち最大の見所で、クライマックスの神幸祭:御旅所神幸(おたびしょ・しんこう)は残念ながら他の撮影地に行っていたので見れず。
代わりと言ってはなんですが、三日目の翌日祭(町廻り)にはなんとか参戦できました。
前回の宵山は夜ということもあり、細かな曳山のデティールまで見れなかったのですが、翌日祭(町廻り)は日中なので細かな部分までよく撮影できました。
どの曳山も作り込まれていてとてもリアルです。どの曳山も制作から100年以上経っていて、和紙や漆で制作されているそうです。
曳山の中でも5番の魚屋町の鯛が一番好きになりました。曳山は獅子とか兜とか龍とか非現実的なものが多いのに、鯛ってところになんかひかれました。
曳山は午後12時頃にJR唐津駅前に全員集合するのですが、そこまで見届けたところで撮影を終了しました。
撮影してみた感想
撮影していろいろと感じたことを少しまとめてみます。
撮影するなら宵山
二日目の神幸祭:御旅所神幸(おたびしょ・しんこう)や最終日の翌日祭(町廻り)もいいのですが、やはり撮影するなら初日の宵山を勧めます。
宵山は夜なので、なんといってもライトアップされた曳山はとても写真映えします。
ただし、曳山は動きが早いので、夜でなかなかシャッタースピードが稼げないことでピンぼけ写真を量産しました。
曳山は動きますが、200から300mごとにとまるので、そこで撮影しましょう。
撮影を考えずにただ見物するだけなら日中のほうが曳山の細部が見えるのでおすすめです。
動き回るよりもポイントで待っていた方が良い
曳山は14基あって、常に動いているので撮影者が動き回るよりも撮影ポイントを決めて待っていたほうが良い写真が取れると感じました。
当日の巡航ルートは毎年ウェブサイトに載っているので、参考にして撮影ポイントを決めましょう。
参考 曳山巡行コース唐津観光協会どの曳山も同じルートを巡航するので待っていればすべての基を撮影できます。
あるいはどれか一つ、好きな基を見つけて一緒に回るのも面白いかもしれません。
以上、唐津くんちでした。