【表銀座縦走】中房温泉から燕岳経由で大天井岳へ!

こんにちは、ゆーせーです。

7月の三連休、海の日を含んだ三連休ですが今年は山に行ってきました!

訪れたのは北アルプスの表銀座縦走コースです。

3年くらい前からずーっと登りたいコースだったのでやっと三連休が全て晴れている日に恵まれて念願叶いました!

今回はそんな表銀座縦走の1日目をお送りします!

縦走とは

山頂に立ったあと下山せずそのまま次の山へ向かうことを指す。

尾根を伝って山を歩くこと。

表銀座とは

表銀座とは、北アルプスの中房温泉を起点とし、合戦尾根を登り常念山脈を大天井岳まで縦走し、東鎌尾根の喜作新道を経て槍ヶ岳へ至る登山コースの名称です。

登山道の大部分で槍ヶ岳を見ながら歩くことができ、登山者でいつも賑わっていることから銀座の名の通り賑やかな槍ヶ岳へのメインの登頂ルートとなり表銀座縦走コースと呼ばれています。

稜線歩きを楽しみながら燕岳から槍ヶ岳をめざす縦走路は、「表銀座縦走コース」や「アルプス銀座」などと呼ばれる人気のコースで、多くの登山ガイド本などで2泊3日程度のコースとして紹介されています。

表銀座縦走コース

・中房温泉 – 合戦尾根 – 燕山荘(燕岳往復) – 蛙岩 – 切通岩(小林喜作のレリーフ) – (大天井岳) – 大天井ヒュッテ – 赤岩岳 – 西岳ヒュッテ(西岳) – 水俣乗越 – ヒュッテ大槍 – 槍ヶ岳山荘 – 槍ヶ岳

本日の行程

中房・燕岳登山口(06:10)・・・第2ベンチ(07:07)・・・合戦小屋(08:47)[休憩 15分]・・・燕山荘(10:09)・・・燕岳(10:37)・・・燕山荘(11:00)[休憩 30分]・・・大下りの頭(12:14)[休憩 5分]・・・切通岩(13:25)・・・大天荘(14:01)[休憩 65分]・・・大天井岳(15:16)[休憩 10分]・・・大天荘(15:33)

グーグルマップでライフログも取ってるのでついでにあげときます。

Googleマップのタイムライン機能がライフログとしてめちゃくちゃ便利!!

わけわかりませんね(笑)登山口からのログが全然取れておりませんので、山では使えないです。

前日から穂高駅で野宿!

まずは神奈川県から中房温泉へ前日から向かいます!

実は初めての特急あずさで松本へ行きました。

それなりに北アルプス行ってるつもりでしたが、毎回レンタカーか友人の車だったので特急は新鮮でした。

そして松本からJR大糸線で穂高駅へ

終電で来たので、始発の中房温泉行きのバスまで四時間ほど待機。駅のベンチで野宿。

まあ登山やってるとこんな感じの方は他にもいるので特に不安はないけど、よく寝られないのは辛いですね(笑)

朝になったら穂高駐車場に移動して、中房温泉行きのバスで中房温泉へ向かいました。

中房温泉から燕岳へ

中房温泉に着いたらいよいよ登山開始!

ザックは二泊三日の荷物でパンパンになりました。今回は三脚は重いのでなしです。

中房温泉から燕岳にある合戦尾根は北アルプス三大急登と呼ばれていますが、三年前にも登ってますし、事前に神奈川県にある丹沢の塔ノ岳のバカ尾根でトレーニング積んだので余裕です。

。。。というのは、嘘でけっこうキツイです(笑)

北アルプスにも関わらず登りはぜんぜん景観見えないのが辛いですね。幸い、危険箇所がないのが唯一の救いです。

合戦尾根を登っていくと、燕山荘まで一時間くらいのところで合戦小屋へ

ヘリコプターが荷物の荷揚げを行っていました。

そして中房温泉登山口からひたすら無になって登っていれば四時間くらいで燕山荘まで行けます。

燕山荘に至る最後の階段で足がつってプルプルして大変なことになりましたが、なんとか燕山荘へ。

燕山荘は表銀座の出発点である燕岳から徒歩20分くらいのところにあって、大きくて清潔な山小屋なので大好きです。

燕岳が目の前に見えるので大好きです。

ちなみに燕山荘は株式会社燕山荘グループが運営しており、表銀座には燕山荘以外にも有明山荘、合戦小屋、大天山荘、ヒュッテ大槍などとなんと6つの山小屋を運営しているので燕山荘グループがないと表銀座縦走はほぼ不可能。

燕山荘グループ様には足を向けて寝られないのです(笑)

燕山荘グループの山小屋は総じてレベルが高いので、北アルプス登ってるとよく話に上がるので覚えていて損はないですよ!

さて、燕山荘に到着したら荷物をデポって燕岳へ向かいます。

三年前は天気が悪くて登頂しなかったので初登頂!

三年前の記事は下記をどうぞ

表銀座の出発点!紅葉の燕岳に登る。

今回の縦走で目指す槍ヶ岳が目の前に!

遥か彼方の頂ですが、明日の昼頃には槍ヶ岳まで到着してると考えると本当に着けるのか?とちょっと不安になりました。

いるか岩と槍ヶ岳のツーショット!

燕岳から大天井岳へ

燕山荘で少し休憩したあとは次なる頂である大天井岳を目指します。

ここからは北アルプスの雄大な山々を見ながらの尾根散歩です♫

常に槍ヶ岳を見ながら歩くことができます。

この日は下界では35℃を超えるような真夏日でしたが、尾根は風が通るので涼しかったですね。

特に危険箇所もなく最高です!最後の方にハシゴありますが、高度感はないので特に怖くはありません。

燕岳から三時間半くらいで大天山荘まで行くことができます。

大天山荘でテン泊!

大天山荘に着きました。

大天山荘も燕山荘グループです。というわけで宿のクオリティがかなり高いです。

まず、トイレが清潔すぎる!山小屋なのに下界よりも綺麗なレベルでした。こんなトイレ見たことない。

きっと山小屋のスタッフが心を込めて掃除されているんですね。

そして団欒室も清潔ですし、夜中でも常に暖かくしておいてくれました。というか暑い(笑)

さらに宿泊部屋も清潔そうでした。

そして食堂は夜はランタンの光でムーディーな喫茶店へと変身!一体ここはどこなんだと錯覚しそうでしたー。

そして今回もいつものようにテン泊です。

テントはモンベルのステラリッジ使っているんですが、青色のレインカバーなのであまりほかのステラリッジと被らないのが良いポイントです。

今回も大天山荘のテン泊場で青色のテントカバーは自分しかいなかったので、目立って良かったです。

そして今回からはジェットボイルを購入して使って見たんですがすごいですね、これ。

300mlくらいの水なら1分以内に沸きます!

あっぱれ大天井岳!

大天山荘から大天井岳までは10分の距離なので、朝夕は大天井岳の山頂から太陽を眺めました。

展望には北アルプスの山々、そして槍ヶ岳!

この日の天気はメチャクチャ良くて、太陽が爆焼けしてくれました!

夕日に染まる常念岳

そして大天井岳頂上から見る槍ヶ岳

この景色が見れるからどんなに歩いても、どんなに疲れても山に登れる気がします。

そして夜には満点の星空!

こういう時に限って三脚を持ってきていないので、石で固定したり、テーブルに乗せたりしてなんもか写真を撮影してました。

表銀座、1日目大成功です。

さて明日は槍ヶ岳に行けるのか?

続きは二日目へ!

【表銀座縦走】大天井岳から東鎌尾根を経由して槍ヶ岳へ