スピティ谷の起点!秘境、カザの歩き方

こんにちは、ゆーせーです。

夏休みにインドのチベット圏であるスピティ谷を旅しました。

その際にスピティ谷の起点となるカザに滞在しました。

あまりカザに関する情報がなくて苦労したのでここに備忘録としてまとめておきます。

スピティ谷は日本からはなかなかたどり着くことができない秘境中の秘境です。

カザとは

カザとはインドのヒマーシャルプラデーシュ州の街でスピティ谷をめぐる起点となる街です。

カザにはバスターミナルがありマナリと結ぶ1日一本の便があります。マナリからは約200km離れており、アクセスするのに丸一日かかります。

そのあたりは下記記事に書いたので参考にしてください。

マナリからスピティ谷のカザへ自力で行く方法

カザにはスピティ谷の各ゴンパを巡るジープの手配やトレッキングなどのアクティビティの手配、最低限の雑貨や飲食店、宿泊施設が揃っています。

カザはオールドカザとニューカザに分かれています。旅行者がお世話になるのは主にバスターミナルや各種施設のあるオールドマナリです。

カザではインナーラインパーミットが取得できる!

また、カザではシチリンより先のゴンパを巡るのに必要なインナーラインパーミットも取得できます。

インナーラインパーミットとは

インドの国境付近などの特定の地域に入る際に外国人が取得しなければならない許可証のこと

インナーラインパーミット取得に必要なのは申請書、パスポートとインドビザのコピー、証明写真2枚です。

取得できるのはニューカザのADCオフィスです。半日で取得可能です。

申請書はADCオフィス向かいの文具店で販売しています。申請は日曜、祝日、第二土曜日はできません。

注意

ガイドブックではインナーラインパーミットは東のスムドからキナバル地方のアクバまでの区間で必要となっていましたが、2018年現在はダンカルの麓のシチリンから必要になっていました。

シチリンは下記の場所です。グーグルでは表示されませんがここに村があります。

よってカザからタボゴンパに行くにもインナーラインパーミットは必要です。

カザではレンタバイクや車もチャーターできる

また、スピティのゴンパ巡りは一般的にはジープを貸し切ったりシェアして旅します。

バスターミナル近くにタクシー組合があり、そこでアレンジしてくれます。

しかし一人旅だとなかなかそんな風にうまくもいきません。

そんな時の強い味方がレンタバイク!

カザではスクーターからバイクまでレンタバイクできます。

価格を聞いたらスクーターで1日借りて700ルピーでした。かなりお得です。

また、一応自転車もレンタルできます。レンタル料金は1日で500ルピーですが、標高4000mを超える大地であり坂道ばかりなので激しくおススメしません。

ちなみに自分の場合は全てヒッチハイクで旅しました。しかし、ランザ、ラルンなど細かなゴンパまで行けなかったので小回りはきかないですね、やはり。

そういう点、レンタバイクなら自分の行きたい場所へ自由に行くことができます。

丸一日あればけっこうな数の村やゴンパを巡ることが可能です。

ゴンパもある!

カザにはゴンパもあります。

コミックになるタンギュットゴンパの分院です。内部は撮影禁止ですが、かなり大きくて涼しいので長居できます!

カザの飲食店やゲストハウス

オールドマナリのバスターミナル周辺に安めのゲストハウスや飲食店、マーケットがあります。

自分はBodh Guest Houseに300ルピーで泊まりました。Wi-Fiはありません。

値段の割には快適な宿でした。

以上がカザの紹介でした。

これから旅される方の参考になれば幸いです。