【秘境】インドのスピティ谷の断崖絶壁にある寺院!ダンカルゴンパとは

こんにちは、ゆーせーです。

夏休みにインド北部のチベット圏であるスピティ谷を旅しました。

スピティ谷にあるチベット寺院をいくつも回ってきましたが、その中でもスピティ谷を代表するダンカルゴンパにももちろん滞在しました。

今回の記事ではダンカルゴンパの概要、アクセス方法、宿泊施設や食事、撮影ポイントをご紹介致します。

今回もかなりの秘境です!

ダンカルゴンパとは

ダンカルゴンパはゲルク派に属し、約100名ほどの僧侶が在籍しています。

ゲルク派とは

チベット仏教4大宗派の1つ。ダライ・ラマも属しています。他にはニンマ派、カギュ派、サキャ派があります。

創建は10世紀から11世紀頃と考えられています。

ダンカルゴンパの特徴はなんと言っても崩壊途中の寺院というところですね。

このまま何も手を加えないと崖から崩れて壊れてしまうので、補修工事も行われているようでした。

そして自分は実はダンカルゴンパの存在自体は今年まで知りませんでした。

ただ、たまたまインターネットの広告ででてきたインクレディブルインディアの広告バナーでダンカルゴンパを発見し、こんな寺院があるのか!と感動してスピティ谷行きを後押ししてくれました。

アクセス方法

ダンカルゴンパはカザから約30Km離れています。

アクセス方法はシェアジープ、レンタバイクなどあります。

公共バスは残念ながらダンカルゴンパまで行くバスはありません。

レンタバイクもふもとのシチリンから約7kmもの坂道を登るのであまりオススメできません。

自分は往復で車やらトラクターをヒッチハイクして訪れました。

ただし、シチリンからの坂道は極端に車が少なくなるのでヒッチハイクも大変です。車が通るまで1時間近く待ったこともあります。

シェアジープがお金はかかりますが一番楽です。

シェアジープですとカザから約2000ルピーくらいで往復できます。

宿泊施設や食事

ダンカルゴンパとして有名な崩壊途中のゴンパはオールドゴンパと呼ばれています。

オールドゴンパには古い壁画やタンカ(仏画)が残されていますが、内部は撮影禁止です。

オールドゴンパ付近の断崖絶壁は本当に切れそうなほど鋭利な岩で驚きました。

そこから谷を挟んだところにニューゴンパがあり、そこで宿泊や食事が可能です。(Dhankar Monastery Guest Houseと表記があります)

宿泊は一泊ドミトリーで200ルピーです。個室なら一部屋800ルピーでした。

下記の写真はドミトリーの写真です。窓が大きくて開放的です。二泊しましたが掃除も行き届いていました。

食事は朝早くから夜の21時くらいまで可能です。

また、オールドゴンパ周辺にはホームステイを請け負っている宿がいくつかあり600ルピー前後で食事と込みで泊まれます。

ニューゴンパから見るオールドゴンパの景観が素晴らしいので、自分はニューゴンパに二泊しました。

聖なる湖、ダンカル湖(ダンカル・ツォ)までのトレッキング

また、ダンカルには聖なる湖と呼ばれるダンカル湖(ダンカル・ツォ)があります。

ダンカル湖まではニューゴンパから歩いて40分くらいです。Googleマップにはトレッキングルートが乗っていませんが、MAPS.ME(マップスドットミー)にはしっかり載っているので事前にヒマーチャル・プラデーシュ州の地図をダウンロードしておきましょう。

オフラインマップのMAPS.ME(マップスドットミー)がSIMフリー携帯を持っていない自分にとってマジで便利だったので紹介する。

聖なる湖と言われるだけあってとても静かで素敵な湖でした。

ダンカルゴンパにゆったりと滞在される方は一度は訪れるべきだと思います。

撮影ポイント

ダンカルゴンパの撮影ポイントはいずれもニューゴンパ付近です。

正直言ってニューゴンパのバルコニーからオールドゴンパを写真に収めるだけでも十分ですが、ダンカル湖(ダンカル・ツォ)のトレッキングルートの途中やシチリンからダンカルに至る坂道の途中から撮影する方がより綺麗に撮れるかと思います。

このゴンパも朝夕や夜が涼しくて綺麗に撮影できます。

夜も満点の星空とゴンパのコラボレーション、素敵でした!

他にもスピティには様々な美しいゴンパがあるのでぜひゆっくり滞在したいですね♫

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