インドの秘境!スピティ谷のいろいろな村を回ってきた。

こんにちは、ゆーせーです。

夏休みに訪れたスピティ谷のメインはキーゴンパとダンカルゴンパでした。

しかし、スピティ谷には無数の村やチベット寺院が点在しており、山地を活かしたトレッキングなどのアクティビティも盛んです。

今回はキーゴンパとダンカルゴンパ(あとカザ)以外に自分が訪れた村やゴンパを紹介します。

ちなみにキーゴンパ、ダンカルゴンパ、カザに関しては下記記事をどうぞ

スピティ谷の起点!秘境、カザの歩き方【秘境】インドのスピティ谷を代表するチベット寺院。キーゴンパとは【秘境】インドのスピティ谷の断崖絶壁にある寺院!ダンカルゴンパとは

今回もかなりの秘境です!

タボ

タボはカザから48Kmに位置する村です。

スピティ谷だとカザの次に大きな街となります。

そのためかカザとタボの間の道は道路状況も比較的良いですし、車の往来が多いです。

また、タボは標高3300mでありスピティ谷では比較的標高が低いことから高山病にかかりにくく、タボを起点にスピティ谷の旅をスタートさせる方も多いと聞きました。

そしてタボの見所はなんといってもタボゴンパ!

タボゴンパの外観はこんな感じ。

かなーりシンプルですが中身はめちゃくちゃすごい!

タボゴンパは約1000年前に創建されており、当時の仏教美術が状態よく保存されています。

特にもっとも有名なツクラカン(集会堂)の内部には32体の菩薩像が壁に向かって配置されており圧巻!

注意
タボゴンパは内部の撮影禁止です!撮影しようとした旅行者がいてめっちゃ怒られて、スマホや携帯の中身をチェックされてました。

撮影禁止なので写真はないですが、スピティを訪れたならぜひ行って欲しい場所です。

また、最新情報ですがカザからタボまで行くにはインナーラインパーミット必要になってました。

ガイドブックでは東のスムドという街からインナーラインパーミット必要と案内されていますが、実際にはダンカルゴンパのふもとのシチリンからインナーラインパーミットが必要となります。

インナーラインパーミットがなく追い返された旅行者にも実際にお会いしたので、タボに行かれる方はカザで取得しておくことをオススメします。

カザで半日で取得可能です。

キッバル

キッバルはカザから19Kmに位置する村です。

キーゴンパから続く山道を登ったところにあるのでキーゴンパとキッバルはセットで回る方が多いです。

ただし、キーゴンパからキッバルは急な上り坂が続くので徒歩だと大変です。

自分の場合はキーゴンパからキッバルまでバイカーヒッチハイクして行きました。

キッバルゴンパはそんなに大きくないですし、自分が訪れた時はネパール人の方々が改装工事をしていました。改装中です。

しかし景色はとても素晴らしい場所です。

2,3時間もあれば十分に回れます。標高が4000m超えるので高山病には注意しましょう。

ヒッキム

ヒッキムはカザから16Kmのところにある村です。

ヒッキムにはゴンパがありません。しかしヒッキムの特徴として世界で一番標高が高いところにある郵便局があります。

そもそもこれが本当に世界一標高が高いのか?という疑問点は残りますが、観光名所です。

自分も写真撮りました。

ちなみにヒッキムでははがきや手紙を渡して頼めばその場で局員が消印や証明スタンプをくれます!

コミック

コミックはヒッキムからトレッキングで一時間くらい歩けば着きます。

コミックとヒッキムの間のトレッキングルートはそんなにキツイ登り坂もないので大変オススメです!

Googleマップにはトレッキングルートが乗っていませんが、MAPS.ME(マップスドットミー)にはしっかり載っているので事前にヒマーチャル・プラデーシュ州の地図をダウンロードしておきましょう。

オフラインマップのMAPS.ME(マップスドットミー)がSIMフリー携帯を持っていない自分にとってマジで便利だったので紹介する。

コミックの村はタンギュットゴンパがあり普段は閉まっていますが僧房のお坊さんに頼めば開けてくれます。

スピティのゴンパは基本的に撮影禁止ですが、タンギュットゴンパは珍しく撮影OKでした!

また、コミックでゴンパに入るために僧房うろちょろしてたらご飯も頂くことに(笑)

ヤクのチーズとご飯美味しかった!

ちなみにコミックには世界一標高が高い場所にあるレストランもありましたが、さすがにこれは嘘だ!(笑)

以上がスピティの村々のまとめでした。

そもそもスピティまではかなりの秘境なのでアクセスするまでが大変だし、カザに到着しても各村やゴンパを回るのは骨が折れますがとにかく面白い場所です!