こんにちは、ゆーせーです。
いよいよあのニコンさんからフルサイズミラーレスカメラが発表されましたね!
2011年から発売し2015年に生産終了した黒歴史ニコン1から三年ぶりのミラーレス市場への再参入です。
今回発表されたのは高画素機のZ7とオールラウンダーのZ6。そしてZシリーズのレンズ3本(24-70mm F4・50mm F1.8・35mm F1.8)です。
現在自分は、ニコンと富士フイルムの二刀流でしてどちらかのマウントで統一しようと考えています。(もしかしたらソニーにいくかも。。。
【マウント変更】僕がニコンFマウントから富士フイルムXシリーズへ乗り換えた理由自分以外にもニコンがなかなかミラーレスカメラを出さなかったことでヤキモキしていた方も多いと思うのでそんな視点からも書きたいと思います!
ニコンFマウントが死んだ日
まずはミラーレスと少し関係ないのですが、今回のニコンのZマウントの採用で、50年以上の歴史があるFマウントから新たなマウントで再出発することになりました。
ニコンは発表会でFマウントも継続すると言ってますが、そんなものは建前ですね。
マーケットは明らかにミラーレス市場が伸びており、一眼レフ市場の売り上げは減少しています。ニコンはマーケットに逆らえません。
Zマウントはニコンの次の100年への新たな船出となりましたが、それは同時にもしかしたらFマウントを潰すと初めて公に宣言した日として人々の記憶には残るかもしれません。(Fマウント用のアダプターもちゃんと出すけどね)
ニコンFマウントは当時レンジファインダーが主流だったカメラ市場で、ライカの圧倒的なマーケットシェアとスペックに対抗するために開発された画期的なマウントです。
それは過去50年の間にキヤノンが三度もマウントを変更したのに対して、ニコンが頑なにFマウントを守ってきたことからもいかにニコンにとってFマウントが重要かはわかるかと思います。
ニコンにとって、Fマウントは会社の大黒柱と言っても過言ではない生命線。
それを今回、新しく刷新しようと言うのですからとてつもなく大きな決断だったことは容易に推察できます。
Z7/Z6の仕様比較
それではここから今回発表されたZ7/Z6のスペックを見ていきましょう
製品名 | ニコン Z6 | ニコン Z7 |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月下旬 | 2018年09月下旬 |
価格 | 27万円前後 | 44万円前後 |
シリーズ | Zシリーズ | |
マウント | ニコンZマウント | |
センサー | フルサイズ(35.9×23.9mm 裏面照射型CMOS、ニコンFXフォーマット) | |
ローパスフィルター | ○(予想) | レス仕様 |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | |
画素数 | 2450万画素 | 4575万画素 |
常用ISO感度 | 100-51200 | 64-25600 |
連続撮影 | 12コマ/秒 | 9コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:最大43コマ、JPEG:最大51コマ | RAW:最大23コマ、JPEG:最大25コマ |
オートフォーカス方式 | ハイブリッドAF(コントラストAF+像面位相差AF) | |
測距点/AFエリア | 273点 | 493点 |
測距輝度範囲 | EV-2~19、ローライトAF時:EV-4~19 | EV-1~19、ローライトAF時:EV-4~19 |
ファインダー | 約369万ドット | |
モニター | 3.2インチ (210万ドット) | |
可動式モニター | チルト | |
タッチパネル | ○ | |
シャッタースピード(メカ/機械式) | 1/8000-30秒、フラッシュ同調:1/200秒以下 | |
電子先幕シャッター | ○ | |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○ | |
フリッカー対策 | 静止画フリッカー低減撮影 | |
顔認識 | ○ | |
瞳AF | × | |
撮影可能コマ数 | 約310コマ | 約330コマ |
動画撮影可能時間 | 約85分 | |
動画 | 4K UHD(3840x2160) 30/25/24p 最大144Mbps、フルHD(1920x1080) 60/50/30p 最大56Mbps | |
ボディ内手ぶれ補正 | 約5.0段分の5軸手ぶれ補正、電子手ぶれ補正 | |
防塵防滴仕様 | ○ | |
その他 | 6Kタイムラプスムービー、SnapBridge、回折補正 | 8Kタイムラプスムービー、SnapBridge、回折補正 |
メモリーカード | XQDカードのみのシングルスロット | |
幅 | 134mm | |
高さ | 100.5mm | |
奥行き(厚み) | 67.5mm | |
重さ | 585g | |
バッテリー | EN-EL15b |
スペックを見れば明らかなようにZ7はニコン史上最高画素数の4575万画素。
明らかに現行レフ機のD850に近い静止画向けに高画素機ですね。最低ISO感度が64から始まるのも嬉しいところです。
対してZ6は2450万画素ですが、高感度耐性が最高ISO感度51200まであり動画も静止画もいける使いやすいオールラウンダーとなっています。
さらにニコン初のカメラ内5軸手ぶれ補正や新画像処理エンジンのEXPEED6などなどメリットはいっぱいあります。
個人的には現行のニコン一眼レフ機とあまり変わらなそうな操作系や、内径55mmの大きなマウント径を採用してソニーのαより大きめのサイズ感でカメラを出して来たことに好感が持てました。さすがは俺たちのニコンです。
ソニー最大の欠点はもともとはAPS-Cのマウント径のミラーレスカメラを無理やりオーバーマウントしてフルサイズで使用できるようにしたことによるアンバランスなカメラとレンズの関係だと思っています。
おかげでソニーのフルサイズミラーレスはGM系のレンズを使用すると総じてフロントヘビーです。ソニーのカメラは見た目以上に重く感じます。
しかしニコンのミラーレスは初めからフルサイズ用の設計なのでバランスに無理がなさそうですね。
ここまでメリットばかりを上げてきましたが、だいたい想定内です。
なぜなら既にミラーレス機ではソニーのαがやっていることが大半ですからね。
一方でデメリットとして大変残念なところがありましてそれはXQDカードシングルスロットなところです。
昨今のミラーレス、一眼レフ機ともに明らかに保存メディアはSDカードが主流なのにどうしてXQDカードを採用したのでしょうか?
たしかにXQDカードの方がSDカードに比べて技術的に書き込み速度や転送速度、堅牢性に優れるなどの利点はありますが値段がSDカードに比べてバカ高いです。
現行のカメラはほとんどSDカードかCFカードなんですから、そういったユーザから買い替え需要を起こそうとするには大きな壁のように思えます。
アップルのように時価総額世界一のカリスマ企業じゃないんだから、いきなりUSB Type-C採用してもユーザーがちゃんとついてきてくれるわけはないんです。
少なくとも自分はこの時点でかなり購買意欲が落ちました。
またなぜシングルスロットなのでしょうか?
この点も疑問符です。昨今のミラーレスや一眼レフ機でもダブルスロットが基本ですし、ブライダルなどの失敗できないプロの現場ではダブルスロットが基本です。バックアップは必須です。
これはもはや欠陥並みのデメリットでは?詰めが甘いと言わざるを得ません。
D850とD750との比較
それでは次に現行レフ機のD850とD750比較して見ましょう。
なぜなら高画素機のZ7はニコンのレフ機で言えばD850が担っており、オールラウンダーカメラはD750ですからね。
Z7とD850との比較
製品名 | ニコン Z7 | ニコン D850 |
---|---|---|
発売日 | 2018年09月下旬 | 2017年9月8日 |
価格 | 44万円前後 | 36万円前後 |
シリーズ | Zシリーズ | D800シリーズ |
マウント | ニコンZマウント | ニコンFマウント |
センサー | フルサイズ(35.9×23.9mm CMOS 裏面照射型) | |
ローパスフィルター | レス仕様 | |
ダスト除去機能 | ○ | |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | EXPEED 5 |
画素数 | 4575万画素 | |
常用ISO感度 | 64-25600 | |
連続撮影 | 9コマ/秒 | 7コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:最大23コマ、JPEG:最大25コマ | RAW圧縮12bit:200コマ、RAW圧縮14bit:74コマ、JPEG FINE:200コマ |
AF方式 | ハイブリッドAF(コントラストAF+像面位相差AF) | 位相差AF、コントラストAF |
測距点 | 493点 | 153点 |
測距輝度範囲 | EV-1~19、ローライトAF時:EV-4~19 | EV -4~20 |
ファインダー | 約369万ドット | ペンタプリズム |
モニター | 3.2インチ (210万ドット) | 3.2インチ (236万ドット) |
可動式モニター | チルト | |
タッチパネル | ○ | |
シャッタースピード | 1/8000-30秒 | |
電子先幕シャッター | ○ | |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○ | ○(ライブビュー時のみ) |
撮影枚数 | ファインダー:330コマ、モニター:400コマ | 1840コマ |
動画 | 4K(3840x2160) 30p、フルHD(1920x1080) 60p | |
手ぶれ補正 | 5.0段分、動画時電子手ブレ補正 | 動画時電子手ブレ補正(フルHD、HD時のみ) |
防塵防滴仕様 | ○ | |
フリッカーレス撮影(低減機能) | ○ | |
顔認識 | ○ | |
メモリーカード | XQDカード | デュアルSDスロット(スロット1:SDXC UHS-II対応、スロット2:XQDカード) |
幅 | 134mm | 146mm |
高さ | 100.5mm | 124mm |
奥行き(厚み) | 67.5mm | 78.5mm |
重さ | 585g | 915g |
バッテリー | EN-EL15b | EN-EL15a |
Z7とD850の比較ですが、ミラーレスの恩恵を活かしてZ7がほぼ勝っていますね。
特にサイズや重量がかなり小さく軽くなったのは大きいと思います。
しかしここでの致命的な欠点もあります。
それは撮影枚数です。バッテリー1つでたった330コマしか持ちません。
ミラーレスなんだから撮影可能枚数が少ないのは当たり前じゃない?なんて言わないでください。
ニコンのZ7/Z6の競合機はソニーのα7RⅢ/α7Ⅲになります。
なぜならフルサイズミラーレスを販売しているのはソニーのみであり、ソニーがフルサイズミラーレス市場を先行しているからです。
ソニーのαはニコンより約二倍持ちます。
Nikon Z7 | SONY α7RⅢ | |
---|---|---|
電池寿命 | ファインダーのみ使用時:約 330 コマ | ファインダー使用時:約 530 枚 |
画像モニターのみ使用時:約 400 コマ | 液晶モニター使用時:約 650 枚 |
せっかく秒間コマ数をあげたのにこれでは長時間撮影できないじゃないか!
D850はバッテリー一つで1840コマ撮影できるのでレフ機と比べると圧倒的に差が出ますね。
予備バッテリーは一つは追加しないと一日撮影するにはきつそうです。
Z6とD750との比較
それでは次に現行のニコンユーザーがもっとも使っていると言っても過言ではないD750とオールラウンダーのZ6との比較を見て行きましょう。
製品名 | ニコン Z6 | ニコン D750 |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月下旬 | 2018年9月25日 |
価格 | 27万円前後 | 13万円前後 |
シリーズ | Zシリーズ | D750シリーズ |
マウント | ニコンZマウント | ニコンFマウント |
センサー | フルサイズ(35.9×23.9mm 裏面照射型CMOS、ニコンFXフォーマット) | フルサイズ(35.9×24.0mmサイズCMOSセンサー、ニコンFXフォーマット) |
ローパスフィルター | ○ | |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | EXPEED 4 |
画素数 | 2450万画素 | 2432万画素 |
常用ISO感度 | 100-51200 | 64-12800 |
連続撮影 | 12コマ/秒 | 6.5コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:最大43コマ、JPEG:最大51コマ | RAW圧縮12bit:25コマ、RAW圧縮14bit:15コマ、JPEG FINE:87コマ |
オートフォーカス方式 | ハイブリッドAF(コントラストAF+像面位相差AF) | 位相差AF、コントラストAF |
測距点/AFエリア | 273点 | 51点 |
測距輝度範囲 | EV-2~19、ローライトAF時:EV-4~19 | EV-3~+19EV |
ファインダー | 約369万ドット | 約122.9万ドット |
モニター | 3.2インチ (210万ドット) | 3.2インチ |
可動式モニター | チルト | |
タッチパネル | ○ | × |
シャッタースピード(メカ/機械式) | 1/8000-30秒 | 1/4000~30秒 |
電子先幕シャッター | ○ | × |
電子シャッター | ○ | × |
サイレントシャッター | ○ | × |
フリッカー対策 | 静止画フリッカー低減撮影 | × |
顔認識 | ○ | × |
撮影可能コマ数 | 約310コマ | 約1230コマ |
動画 | 4K UHD(3840x2160) 30/25/24p 最大144Mbps、フルHD(1920x1080) 60/50/30p 最大56Mbps | フルHD(1920x1080) 60/50/30p |
ボディ内手ぶれ補正 | 約5.0段分の5軸手ぶれ補正、電子手ぶれ補正 | × |
防塵防滴仕様 | ○ | |
その他 | 6Kタイムラプスムービー、SnapBridge、回折補正 | なし |
メモリーカード | XQDカードのみのシングルスロット | デュアルSDスロット(スロット1:SDXC UHS-I対応) |
幅 | 134mm | 140.5mm |
高さ | 100.5mm | 113mm |
奥行き(厚み) | 67.5mm | 78mm |
重さ | 585g | 約750g |
バッテリー | EN-EL15b | EN-EL15 |
こちらもZ6の圧勝ですね。まあD750の発売が4年前の2014年なので、当たり前っちゃ当たり前ですね。
しかしD750かなり安くなりましたね。アマゾンでは新品でも約13万円です。
そしてここでもバッテリーの持ちが問題となりますが、それ以外は問題ないのでD750ユーザーはマウントアダプターとXQDシングルスロットを許容できれば買換えはかなりありだと考えます。
ニコンユーザーと富士フイルムXシリーズユーザーとしての見解
自分は現状、ニコンと富士フイルムの二刀流をしています。
以前はニコン一筋でしたが、ミラーレスの性能が大幅に上がったこととニコンがなかなかミラーレスカメラを出さなかったことからひとまずフルサイズセンサーのメリットを活かしたダイナミックレンジが広くて高感度耐性が必要な広角から標準域はニコンで、前々からフルサイズのf2、8望遠ズームは重いと思っていたので望遠域は主に富士フイルムXシリーズで行くことにしました。
今回のZ7やZ6の発表内容次第ではニコン一筋への出戻りもありかと考えていましたが、今のところは保留ですね。
さすがに触って見たり、実際のユーザーからのインプレッションを聞いてから決めようと思ってますが、現時点ではなさそうです。
むしろ、富士フイルムへのマウント統一や広角から標準域はソニーに任せるなどそっち方面で考えていくことになりそう。
とはいえ、一眼レフ機のバッテリーの持ちが良いという点やレンズとのバランスが良いという点もかなりのメリットだと思いますのでしばらくはニコンの一眼レフ機と富士フイルムのミラーレスの二刀流が続きそうです。
正直、経営判断が遅すぎる
ニコンはニコン1を見限った時点で新たなマウントでミラーレスを発売すべきだったと自分は思います。
ソニーのαもフルサイズ版のα7が2013年に初めて出た時はバッテリーの持ちが悪い、動作が遅いなど全然ダメでしたが、2018年時点でα7RⅢやα7Ⅲで前述の構造上の欠陥であるフロントヘビーや使いにくいUIやメカ的な操作性以外はほぼ完成しました。
またFEレンズもかなり充実し、すでに大三元は完成しています。
この判断の遅さがまだ巻き返せるものなのかそれともすでにどうしようもないものなのかはわかりませんが、昨今のミラーレス市場のマーケットをみるにすでにニコンはソニーのフルサイズミラーレスが脅威であることは間違いありません。
カメラはニコンの生命線
ちなみにニコンの売上セグメントをみるとカメラの売上は経営全体の約50%です。
しかもカメラの売上は年々に落ちてきています。
キヤノンもニコン同様にプロ向けのミラーレスに力を入れてきていませんが、キヤノンは未だに一眼レフ機市場ではマーケットシェアNo.1ですし、キヤノンの売上セグメントにおけるカメラは約25%しかなく(しかもレーザープリンターなど含めた数字)、どっちにせよそんなにカメラに力を入れていない気もしますw
ニコンはすでにカメラの販売台数でソニーに抜かれたとの情報もでています。(ついでにキヤノンも抜いてたw)
参考 Sony Takes Over As No.1 In U.S. Full-frame Cameras米国版 α Universeこのままもしかしたらニコンは経営すら傾くかもしれません。
というかつい2,3年の間に1000人リストラとか中国の工場の閉鎖とか新入社員にダンスさせたりとかいろいろやっています。
まとめ
まとめますと下記の二点が大きなデメリットですね。
- XQDでシングルスロットがうんこ
- 撮影可能枚数がうんこ
今回のZ7やZ6の印象はソニーや富士フイルムなどの他社に逃げないようにニコンが必死にだしたニコンユーザーのためのミラーレスカメラという印象があります。
ここまでかなり辛口で書いてきましたが、ニコンが初めてガチでだしたミラーレスですし今後に期待です!
いずれにせよレンズラインナップがある程度揃って、大三元が完成する2020年以降くらいからがZシリーズの真価が問われるところでしょうね。
そして個人的には早く70-200mmが発売してほしいところです。
これが富士フイルムXシリーズの50-140mm並みに小さくなる時が来たらニコン一筋に戻るのも検討したい!
シングルスロットをダブルスロットにして、XQDとSDカードの二刀流にするとかすでにD850でやってるので次世代では改善してくるでしょうし、まあなんとかしてくるでしょう。
むしろニコン以外の他社がどれくらいミラーレスカメラを極めてくるのかが問題だと思います。
個人的には富士フイルムXシリーズに期待しています。初めからAPS-Cミラーレス用にマウント設計されていますので、カメラとレンズのバランスが秀逸です。
FUJIFILM X-T2購入!富士フイルムXシリーズのフラッグシップ。あと、操作系も非常に使いやすく問題があればソフトウエアアップデートで改善してきます。
8-16mm f2.8というフルサイズ換算で12-24mmf2.8の究極超広角ズームレンズの発売も決定しましたし、期待しています。(これで富士フイルムの大三元レンズは完成)
ぼちぼちキヤノンからプロ向けのミラーレスも出るはずですし、今後のミラーレスカメラは各社群雄割拠の時代!
非常に楽しみですね!
ニコンファンミーティング2018に行ってきました。
補足ですが東京で開催されたニコンファンミーティング2018に行ってきました。
ニコンを使う人にとってはマストなイベントですね。
お目当てはもちろんZ7ですね。
会場はすごい人の数でやはり今回のニコンのミラーレス発表もあって、注目する人が多かったようです。
会場の主役はもちろんZ7です。いたるところにZ7の展示があって、これでもかと見せつけられました。
もちろんZ7も触ってみたかったのですが、あいにくデモ機の試写は長蛇の列だったので諦めました。
ただ、使用感はかなりレフ機のようで好感が持てます。
Z7を使った写真家さんのセミナーを聞きましたが、かなり使い勝手が良さそうです。紹介していた写真もクオリティー高かったので、フォーカスシストや常用ISO感度64始まり、そして回折補正や手振れ補正はかなり使えそうです。
ニコン史上最高開放F値0.95の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」も展示されておりましたが、ミラーレスで使うにはかなりでかそうです。
未知なる味を、捕捉せよ。
さすがは羊羹メーカーの一面も併せ持つニコンさんです。他社とは一線を画しますね、限定羊羹販売していました。
とにかく発売が楽しみです!
実際に触ってきました。
9月14日より全国の家電量販店におけるZ7の店頭展示が始まったので、足を運んできました。
ニコンファンミーティングで触れなかったので初めて触れてきました!
まずはじめに感じたのが、ガチでマウント径がでっかい!
これはFマウントに慣れているからこそ余計にデカく感じたのかとおもいます。
あとは文字通りミラーレス版のニコン一眼レフ機といった感じで、かなりレフ機と大差ない操作性で仕上がっています。
ただし完成度はまだまだといった感じで、ちょっとレスポンスの遅さも気になったしやはりまだまだαの完成度には劣っていると感じた次第です。
ただポテンシャルは高めなので、今後のニコンミラーレスが気になります。