こんにちは、ゆーせーです。
中国、インド、モンゴル、ブータンなどなど各国に散らばっているチベット圏。
今年の夏にインドのチベット圏であるスピティを旅してきました。
また、二年前にはこれまたインドのチベット圏であるラダック地方も旅しました。
【まとめ】2016年夏休み!インド・ラダック旅!それぞれの地方に興味を持っている旅行者の方も数多くいると思いますので、今回は広く浅くときどき深く的なラダックとスピティのどちらを旅先としてオススメするかをご紹介します!
まあ、どちらもチベット文化圏を旅する上で欠かせない場所であることは間違いありません!
間違いなくどちらもインドの秘境です!
まずはラダック、それからスピティがオススメ
結論から書くと自分としてはラダックかスピティを初めて旅するなら「ラダック」をオススメします。
なぜならラダックはアクセスしやすいからです。
理由はラダック地方の主要な街であるレーには空港があるからです。
しかもデリーからレーへの直行便も毎日ありますし、最近ではインドのLCCのスパイスジェットがこの路線に参入するなど利便性もどんどん高まっています。
いきなり低地から標高3000m以上の場所に行くので高山病にかかる危険は高まりますが、レーで一日休めば大抵は良くなります。
レーでは日本だと医師の処方が必要な高山病の薬、ダイナモックスが100円程度で薬局で購入可能です。(スピティやラダックの起点となるマナリやカザでも入手可能)
また、レーの街はスピティの起点となるカザの街よりも遥かに発展しています。
よって初めてのお試しのインドのチベット圏の旅ではラダックをオススメします。
ラダックで慣れたらスピティに行ってみましょう。
ラダックと違ってスピティの起点となるカザには空港がないのでアクセスが大変ですが、行く価値は十分にあります。
デリーからスピティ谷へのアクセス方法は下記の通り。
ブログでアクセス方法も紹介しています。
デリーからマナリへ自力でバスで行く方法!マナリからスピティ谷のカザへ自力で行く方法そしてスピティも旅した方は待っているのはラダック地方最深部のザンスカールでしょう。
ここからは各地方おススメのゴンパ(チベット寺院)の紹介です。
ラダックでおススメのゴンパ
ラマユルゴンパ
ラマユルはラダック地方で月の砂漠と呼ばれています。
レーからは車で約5時間程度です。結構遠いです。
訪れてみると確かにその通りで、荒涼とした荒地と山々がある非常に美しい場所です。
その風景と佇むゴンパがとても美しい場所でした。
月世界、ラマユルを原付で目指す。ティクセゴンパ
チェムレゴンパはレーから一時間程度の場所にあります。
初めてこのゴンパの存在を知った時にインド版のモン・サン・ミシェルや!と瞬間的に思いました。
ティクセゴンパには宿泊施設が無いのですが、交渉すれば麓の村にホームステイさせてもらえます。
インド版モンサンミッシェル!チェムレゴンパを目指す。スピティでおススメのゴンパ
キーゴンパ
キーゴンパはスピティを代表するゴンパです。
このゴンパを初めて知った時にもインド版のモン・サン・ミシェルや!と瞬間的に思いました。
スピティの起点となるカザからも約15kmとかなり近いのでアクセスもしやすいです。
キーゴンパには宿泊施設もあり、ここのお坊さんがとても気さくで好感が持てます。宿泊料も三食込みで250ルピーと、僕が今まで旅した場所で最安値を叩き出しました。
【秘境】インドのスピティ谷を代表するチベット寺院。キーゴンパとはダンカルゴンパ
ダンカルはかつてのスピティ地方の主要なゴンパで、今でも50人以上のチベット教徒が在籍しています。
このダンカルの急峻な崖にダンカルのオールドゴンパがあります。
写真の通り崖にあるので今は崩壊しかけているので補修も継続中です。
このオールドゴンパを挟んで向かいに新しいゴンパがありそこにゲストハウスがあります。またいくつかホームステイもあります。
【秘境】インドのスピティ谷の断崖絶壁にある寺院!ダンカルゴンパとはザンスカールは未知数
ラダック周辺のゴンパとスピティを巡ったら、残るはラダック地方最深部のザンスカールがあります。
ただ、ここは自分も訪れたことがなくどんな感じかわかりません。
ザンスカールを旅するには最低でも二週間は必要と言われています。
ザンスカールは冬には雪に閉ざされてレーからもアクセスできなくなりますが、チャダルと呼ばれる凍結したザンスカール川を渡ってザンスカールを目指すアクティビティがあるのでそれをいつか体験できたらとも思っています。
しかし朝夕にはマイナス25℃まで冷え込むこともあるチャダルトレッキング。恐ろしや。。。
ラダックにしろスピティにしろ普通のインドとは異なる地方なのできっとインドリピーターでもハマる人がいるはずです!
ぜひ旅してみてください!