こんにちは、ゆーせーです。
日本を代表するアウトドアブランドのモンベルは登山界のユニクロと言われるほどコスパの良い製品を世に送り出すことで有名ですね。
まあデザインやサイジングはちょっと。。。ではありますが、そのあたりも年々改良されており企業努力を感じます。
今回はそんなモンベルのレインウエアの中でも自分が登山で愛用しているトレントフライヤージャケットのご紹介です!
トレントフライヤージャケットとは
トレントフライヤージャケットとはモンベルのレインウエアの中でもゴアテックスを使ったファブリックの中で最軽量のレインウエアです。
全体の重量はなんと215gと驚くほど軽い!
また、モンベルのレインウエアの中では最上級のラインでもあります。
そのため、究極の防水透湿性素材であるゴアテックス パックライトを使用したり(後述するストームクルーザージャケットよりもゴアテックスファブリックの目が細かい)、独自のカットパターン「K-Mono カット」、さらには独自の縫製技術「スマートソーイング」で生地の縫い合わせの余分な部分を取り除くことで極限まで軽量化するなど様々な工夫が施されています。
以前はストームクルーザージャケット使ってました。
自分は2012年からモンベルのレインウエア、ストームクルーザージャケットを使っており、今回はその買い替えでトレントフライヤージャケットを購入しました。
さすがにストームクルーザージャケットは5年使うとかなりボロボロになり、防水のシール部分も剥がれて使い物にならなくなってしまったのです。
ストームクルーザージャケットはトレントフライヤージャケット以上にモンベルのレインウエアの中では定番中の定番アイテムです。
ストームクルーザージャケットはモンベルの代表的なレインウェアなので紹介動画もあります。
ストームクルーザージャケットもゴアテックスをファブリックとして使用しています。(素材はゴアテックスGORE C-ニット)
モンベルはほぼ毎年、ウエアのマイナーアップデートを繰り返してカラーバリエーションを変更し、また数年に一度メジャーアップデートをしてデザインやサイジング、そして仕様を流行に合わせたスタイルへ変更していきます。
自分の2012年モデルのストームクルーザージャケットも少々野暮ったいサイジングとカラーでしたが最新モデルでは改良されており現代の流行にあった細身でお洒落なデザインとなっています。
特にフードの部分の改良が素晴らしく、2012年モデルでは取ってつけたようなネック部分に出し入れできるフードでしたが、最新モデルではしっかりしたフードとなっています。
トレントフライヤーとストームクルーザー比較
せっかくなんでモンベルのトレントフライヤージャケットとストームクルーザージャケットを比較してみましょう。
スペック | トレントフライヤー ジャケット | ストームクルーザー ジャケット |
---|---|---|
価格 | 21,000 | 19,500 |
生地 | GORE-TEX Paclite[表:12デニール・バリスティック エアライトナイロン・リップストップ] | GORE-TEX with GORE C-KNIT Backer Technology[表:20デニール・バリスティックR ナイロン・リップストップ] |
レイヤー | 2レイヤー | 3レイヤー |
重量 | 179g | 257g |
ポケット | 1(胸) | 2(左右) |
ピットジップ | なし | なし |
フード | 小さめ | トライアクスルフード(ヘルメット◯) |
収納方法 | スタッフザック | スタッフザック |
比較してみるとやはりトレントフライヤージャケットが軽いですね。
ただし、ストームクルーザージャケットはトレントフライヤージャケットに比べて安価ですし、ちゃんとゴアテックスファブリックも使われています。
また重さの差もたった78gしか差がないので気づかないレベルです。(ただし旧モデルとの差は42gだったので差は広がっています)
また、ストームクルーザージャケットの方が重い分、生地がトレントフライヤーよりも厚くて若干ですが防寒性もあります。
軽さを求めるならトレントフライヤージャケット、コスパを追求するならストームクルーザージャケットと言ったところでしょうか!
トレントフライヤージャケットレビュー
ここからは実際にトレントフライヤージャケットを使ってみた感想です。
ピットジップ(脇ジッパー)が便利
トレントフライヤージャケットを購入して一番気に入ったのはピットジップです。
ピットジップとは脇下のジッパーのことです。
これがあることで、登山や旅先における急激な温度変化とか運動することによる発汗のムレを少し緩和できます。
特に登山は日差しや風の有無で体感温度がコロコロ変わりやすいので、いちいちアウターを着脱するのはわずらわしい!
そんなときにこのピットジップが大活躍します。
軽い!
トレントフライヤーの一番の利点である軽さ。
この軽さがあるからこそ、どこへでも気軽に持っていくことができます。
気候によっては、レインウエア持って行こうか迷うシチュエーションもあるのでそんなときに215gの軽いレインウェアがあると持っているのも忘れるくらいなので大変重宝します。
小さい!
また、軽いだけでなく小さいからこそあらゆる場面にトレントフライヤーを持っていくことができます。
トレントフライヤージャケットに付属しているスタッフバッグを使えばスマートフォンサイズまで小さくなります。
おかげで旅行や登山でまったくかさばりません。
防水性と透湿性抜群!
当たり前ですがレインウエアなので防水性抜群!
雨の中で歩いてもインナーまで濡れたことは今までありません。
また、ゴアテックス素材なので透湿性もありムレにくいです。
欠点はポケットが少ないこと
トレントフライヤーの唯一の欠点ですが、ポケットの数が少ないです。
胸ポケットのみなのです。
これはストームクルーザージャケットを使ってきたからこそ感じることかもしれません。
ストームクルーザージャケットは側面に左右の二つのポケットがあったので便利でした。(そのぶん重くなるわけですが。。。)
何よりポケットに手を突っ込んで歩くのが好きな方には地味に辛い!
それ以外は言うことなし!
まとめ
以上、トレントフライヤージャケットの紹介でした。
コスパ抜群のモンベルさんから販売されているからこそこの価格帯でこれだけ高品質なレインウエアが発売していると思います。他社だとこうはいきませんね。
ストームクルーザージャケットの方が有名なので登山であまり被らないのも良いところです!