こんにちは、ゆーせーです。
インド最大の都市、ムンバイにはドービーガートと呼ばれる世界最大級の洗濯場があります。
洗濯場と言っても日本だと洗濯機の中に衣類を入れればそれで終わりですが、インドではまだまだ手洗いで選択する文化が残っているのです。
今回はムンバイを訪れた時に実際にドービーガートに訪れて中にも潜入してみたので紹介します。
その規模の大きさにきっと圧倒されますよ!
ドービーガートとは
ドービーガートとは「ムンバイ中の洗濯物が集まる」とまで言われるほどの大きな洗濯場で、入口以外は高い塀で覆われており観光地にもなっています。
100年以上の歴史があり、5000人以上が働いている由緒ある(?)洗濯場です。
洗濯人(Dhobi)という職業があり、その人達が仕事で洗濯をしています。
実際にドービーガートに行ってきました。
実際にドービーガートにいってみました。
ドービーガートはマハーラクシュミー駅のすぐ近くにあります。
マハーラクシュミー駅南の陸橋の上からドービーガート全体を俯瞰することが可能です。
ただし、物乞いが近づいてきたりスリも多いようなので貴重品は身体の近くに持つなどして防犯はしっかりしましょう。
ドービーガートの俯瞰写真なら特に撮影しても何も言われません。
ドービーガートの巨大な屋外洗濯場と奥の近代的なビル群がとてもマッチして、インドの近代化とそれに伴う歴史のアンバランスを一度に写真に収めることができます。
ドービーガートに潜入してみた
いよいよドービーガートに潜入です。
ドービーガートの入口まで来ましたが、洗濯物を担いだ人々の出入りがとても激しくて盛況です。
ここで若干躊躇。
ドービーガート潜入にあまりいい話は聞かないので(法外なチップを要求されるなど)、勇気が必要でしたが入ってみました。
中に入ってみましたが至る所で人々が働いていました。
しばらくは特にチップ(というかワイロ)も要求されなかったのでぶらぶら歩いていると案の定、ここで働いているインド人が近づいてきました。
ここに入って写真を撮るにはお金が必要だと言われたのでいくらだ?と聞いたら、150ルピーを請求されました。
当初は1000ルピーとか2000ルピーを請求されると思っていたので、あんがい安いことに驚き。
支払って内部を見させて頂くことにしました。
あくまでドービーガートの潜入は自己責任です。ドービーガートで働いているインド人と揉めたり、カメラや貴重品をスラれる可能性はあります。
ドービーガートの中は広くて様々な場所がありました。
洗濯ものを洗うところ
乾燥機(遠心乾燥機?)で洗濯物を乾かしています。
洗剤をつける機械
いろんな設備があって驚きました。
アイロンをあてる人や衣類をたたむ人ももちろんいます。
あとは天日干しなど。
そのほか、ドービーガートで働いている人たちが身体を洗ったりしていました(笑)
さらに食事をする人も(笑)
ドービーガートには人々の生活がありました。ここで生活している人々がいるからですね。
1時間以上滞在してドービーガートの内部をじっくりと拝見させてもらいましたが、最初に払ったチップ以上は請求されませんでしたし、中の人達もみんな愛想が良くて写真撮影にも気軽に応じてくれてとても楽しい洗濯場見学となりました。
ムンバイ中の洗濯物が集まる場所とも言われているのでもしかしたら、ムンバイで宿泊したあなたのホテルのシーツなどもここで洗濯されているかも!?
まとめ
以上がインド最大のスラム街、ドービーガートの紹介でした。
注意にも書きましたがくれぐれも自己責任で訪れてみて下さい。
大きな犯罪には巻き込まれませんが、スリやひったくりや法外なチップを請求される可能性はあるので高架線の上から見るだけでもありです。
とはいえ、地球の歩き方に載っているくらいなのでそこまで危ない場所ではないですよ!