気分はジェームズボンド!メキシコシティの死者の日パレードに参加してきた!

こんにちは、ゆーせーです。

メキシコシティの死者の日パレードに参加してきました!

メキシコシティの死者の日のパレードは2015年に公開された007スペクターにおいてメキシコシティにおける死者の日パレードの大規模ロケがあったことがきっかけで2016年より始まったパレードです。

死者の日とは

メキシコでは、死は生命のサイクルの一部とみなされ、先コロンブス期から祝われています。

死者の日とは人々が集まり死者に祈りをささげる、日本のお盆にあたる祝日ですが、日本のように故人を想い家族で過ごすわけでなく逆に死を嘲笑い、墓地にも派手な装飾が施され、ガイコツなどの死にまつわるものに仮装したりします。

それまでは死者の日というメキシコのビッグイベントでも、メキシコシティでは大きなイベントがなかったんですよね。

007の人気恐るべしです!

007スペクターを先行上映で鑑賞!果たしてスカイフォールを超えることができたのか!?

今回はそんなメキシコシティの死者の日パレードの事前準備から実際に参加してみて感じたことをまとめます!

死者の日パレードの前

そもそもメキシコシティの死者の日パレードを知らなかった

メキシコシティの死者の日パレードにあたり、最初のトラブルはそもそもメキシコシティの死者の日パレードの存在を知らなかったことでした。

死者の日自体はもちろん知っていたし、だからこそ行ってみたくて航空券を予約したわけですが、死者の日で有名なのはメキシコのオアハカかハニッツィオ村でした。

しかもメキシコシティの死者の日パレードは2016年から始まった新しいイベントです。なので全く知らずに予定を立てており、存在を知ったのは出発する三ヶ月前でした。

なのでこのブログの読者様はメキシコシティで死者の日パレードがあることを知っているだけでもまずはラッキーです!

なかなか確定しない開催日程にやきもきする

死者の日パレードがメキシコシティで2016年から開催されていることを知ったわけですが、最近から始まったイベントだけに2018年も開催されるのか謎でした。

開催日程は例年なら10月の最終土曜日です。しかし開催歴が少なすぎて外れる可能性も高し。

さらに開催日時も例年なら16時から18時ですが、それすらも怪しかったわけです。

加えてメキシコシティ当局の公式発表が遅くてとてもやきもきさせられました。

結局、発表されたのはなんと10月初旬!遅すぎ!

しかも最初は開催日時は10月27日土曜日の11時から16時と発表されたのですが、しかしこの情報はデマでした(笑)

実際に公式発表されたのは開催日の10日前の10月18日!しかも開催日時は10月27日土曜日の16時から18時という例年と同じ時間帯に(笑)

公式発表は遅いし、デマは流れるしで本当にヤキモチしました。

旅程の関係でパレードに参加できるか焦る

さらに自分の航空券はメキシコシティの死者の日パレードの存在を知らなかったことから、到着日が死者の日パレード当日の15時20分着でした。

そもそも開催日時が11時から16時ならまず間に合わない!

そして16時から18時でもギリギリ間に合うかどうかです。

007シリーズ大好きなのでなんとか間に合わせたいのですが、間に合わない可能性の方が遥かに高いので、間に合わない前提でチャレンジすることにしました。

じゃないと本当に間に合わなかったときに心が折れます(笑)

死者の日パレード当日

ANAさんがファインプレーしてくれた

今回はメキシコシティの死者の日パレードの存在を知らずに旅程を組んだので、到着がパレード当日のギリギリとなりましたがそれでも望みはありました。

それはANAの成田からメキシコシティ直行便だったからです。

経験上の話ですが、日経航空会社の海外路線は定時就航率が他の航空会社より高い気がしています。しかも長距離になればなるほどです。

実際に昨年にもANAでメキシコシティ行きましたが、予定の到着時間よりも早く着きました。

【まとめ】2017年夏休み!キューバ・メキシコ旅!

なので今回もワンチャンあるか?と思っていたら到着予定時刻の15時20分よりも1時間も巻いてくれました(笑)

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メトロを利用して時間短縮

ANAさんのおかげで1時間早く着きましたが、メキシコシティあるあるの出国審査が長蛇の列でした。

これは2時間くらいかかりそうだ。。。と嘆いていたら30分くらい経ったところで、セルフ式の出国審査のブースを開いてくれたので滑り込んだらなんとか1時間くらいで空港から脱出できました。

そのあとはメトロでメキシコシティパレードを目指しました。

なぜならメキシコシティの死者の日パレードでソカロ周辺の車道は渋滞を起こすと考えたからです。

メキシコシティのメトロは一般的に東京メトロよりも混雑していてスリが多いので荷物が多い旅行者の利用はオススメしませんが、背に腹は変えられません!

到着したのは昼頃だし、なんとでもなるでしょ!ということで使いました。一回の乗車が30円と破格ですしね。

そしてメトロで空港のTerminal Aerea駅からLa Raza駅を経由して死者の日パレードの中心地であるHidalgo駅で降りました。

注意
メトロのソカロ駅は死者の日パレード当日は治安維持のために終日停車しなくなるので気をつけて下さい。

なんとか間に合ってよかった!そして実際に車道は渋滞を起こしてぜんぜん空港からソカロ近辺に迎えなかったそうです(たまたま同じ便で日本からやってきた方と後日お話しました)

ちなみに死者の日パレードのルートですが、例年Estela de Luz(チャプルテペック公園の東側)をスタートして、独立記念塔などがあるレフォルマ通りを通って、アラメダ公園の南(ヒルトンホテルの前の通り)をまっすぐに進んで、ソカロまで行きます。

圧倒的な人の数!

Hidalgo駅に到着できたのがちょうど16時くらい。

この時点でもメキシコシティの死者の日パレードが11時から16時に変更になったという可能性もあったのでダメ元でしたが、人の数の多さから考えてまだやっていないようで安心しました。

というかとにかく人の数の多さすごい!

メキシコのテレビでも中継されましたが、この日はなんと約100万人がこのパレードを見に集まったそうです。(メキシコシティの人口は約885万人)

上空はヘリが飛んでおり、さながら007スペクターの冒頭シーンのようでした。

観客もけっこうな数がガイコツのメイクをしていて死者の日感がすごかったです!

圧巻の死者の日パレード

そして時間がないのでとにかく場所取りしようとしたのですが、人が多すぎて最前列はとても無理です。

死者の日パレードはEstela de Luz(チャプルテペック公園の東側)からレフォルマ通りを経由してソカロまでパフォーマーや出し物が練り歩くわけですがもっとも混雑しているレフォルマ通りとファレス通りの交差点に来たわけですから当たり前ですね。

少し進んでも人の数が多すぎるので諦めて後ろの方から望遠で撮影することにしました。

とはいえ、それでも圧巻のパレードでした。

死者の日パレードと言ってもガイコツとかだけでなく動物がでてきたり、

パフォーマーが出てきたり

メキシコを代表する女流画家のフリーダ・カーロが出てきたり

踊りもすごかった

もちろん死者の日っぽいパフォーマーや出し物もでてきました。

下記の動画をみればいかに豪華なパレードかはわかると思います。

最後は道路清掃員のパレードで終了。これには観客席からも拍手が起こりました!

夜まで人はごった返し!

そしてメキシコシティの死者の日パレードが終わっても混雑はずっと続きました。

この日は夜までソカロ周辺は人でいっぱい!

明け方まで爆竹が鳴りまくって、騒音がうるさかったので安眠したい方は少し遠くの場所にホテル取った方が良さげです。

死者の日パレードの反省点

以下は今回の死者の日パレードの反省点になります。

最前列取りたいなら昼12時くらいには場所を確保しておくべき

死者の日パレードですがちゃんと見たり撮影したいなら昼頃12時くらいからしっかり場所取りすべきです。

情報によっては開始の1時間前くらいからでも大丈夫なんて書いてあったりしますがとんでもない!

死者の日パレードは来場者数がどんどん増えているようなので早めに行って早めに場所を確保しましょう。

後ろの方だとよく見えません(笑)

楽しみたいならメイクアップするのがオススメ!

また、メキシコシティの死者の日パレード当日はけっこうな人数がガイコツメイクをしています!

死者の日パレードを楽しむならメイクアップするのがオススメです!

ソカロ周辺のアラメダ公園でメイクアップの出店が50ペソから150ペソくらいででています。

ただし、メイクには30分から1時間くらいかかるのでパレードに間に合わせるように十分に時間に余裕を見てメイクしましょう!

まとめ

以上、メキシコシティの死者の日パレードの情報でした!

パレード当日に着いたので間に合わないことを覚悟しましたが、なんとかなって本当に良かったです!

写真も少し撮れただけでも十分満足!

このブログを見た方でもしメキシコシティの死者の日パレードに参加される方はぜひ楽しんで来てくださいね♫