こんにちは、ゆーせーです。
さて、昨年とあるカメラに関する記事を書きました。
もともとはニコン一筋でデジタル一眼レフはやってきましたが、今後のカメラ業界のトレンドが明らかにミラーレスカメラとなり、性能も明らかにミラーレスカメラがデジタル一眼レフを凌駕してきたので、将来のミラーレスカメラへの移行を見据えてサブ機として富士フイルムのX-T2を導入。
FUJIFILM X-T2購入!富士フイルムXシリーズのフラッグシップ。理由は下記の記事にいろいろとかいてますが、APS-Cセンサーの富士フイルムのミラーレスカメラを選んだ理由として、カメラとレンズのバランスが非常に良いことと、デジタル一眼レフカメラに比べて明らかに軽くて小さいことをあげました。
【マウント変更】僕がニコンFマウントから富士フイルムXシリーズへ乗り換えた理由そして、その記事の中でカメラとレンズのバランスが悪く、デジタル一眼レフカメラと比較しても重くて大きなソニーのミラーレスカメラであるα(アルファ)のシステムはあまり良くないのではないか?と書きました。
あと、ソニーの製品って昔の印象で壊れやすいイメージがどうしても払拭できないのですよね。
今は絶滅危惧種ですが2000年代にソニーのMDプレーヤーを買ったら、ちょっと落としただけですぐに使えなくなったのが今でもトラウマです。当時の中学生には高い買い物でした。
そして、富士フイルムのX-T2を導入してから一年ほど経過。
振り返ってみるとなぜかソニーのα7Ⅲが我が自宅に!(笑)
ソニーめっちゃディスっていたのに結局ソニーに逝っちゃうなんてまったく有言実行できておらず優柔不断ですね、すいません(*_*)
結局、富士フイルムのX-T2は売却して、しばらくはニコンのD610とソニーのα7Ⅲでやっていくことにしたので、なぜニコンと富士フイルムからソニーに乗り換えたのか書きます!
結論から言うと、αの第三世代は良いですね!買ってよかったです。
そもそもなぜX-T2を売却したか
そもそもなぜX-T2を売却したのか?
富士フイルムXシリーズ購入時に自分が考えたメリットは下記の通り
- カメラとレンズのバランスが良い
- フルサイズミラーレスに比べてAPS-Cサイズなら安価にシステムが構築できる
- 防塵防滴
実際に富士フイルムXシリーズ購入を購入して、上記のメリットは満たせました。
昨年の上期まではニコンと富士フイルムXシリーズの二刀流から富士フイルムに一本化しようと動いてもいました。
しかーし、一本化することはなく結局は手離すことになりました。
なぜか?
それが自分でもよくわかっていませんwww
説明するのがめっちゃ難しいんです!
富士フイルムXシリーズはデザインが硬派でめっちゃ好きですし、操作性も非常に使いやすいと思います。
がしかし、なんというか実用性よりもライカに近い趣味性の高いカメラと感じました。(もちろんプロが何人も使っているのを知っていての発言です)
また、富士フイルム独特の色が個人的にはあまり合わず、というのもあります。
基本はRAWで撮影するだけなので、富士フイルムのフィルムシュミレーションであるプロビアやらベルビアがどこまで効いているのかはさだかではありませんがあまり好きにはなれなかったんですよね。
あとは、フルサイズからAPS-Cというある意味でのセンサーサイズの退化を心のどこかで気にしていた気持ちはあるかもしれません。
画像センサー(アナログカメラでいうフイルム部分、撮像素子)は、フルサイズと呼ばれるサイズでは36×24ミリ/対角43.2ミリ、APS-Cでは23.4×15.6ミリ/対角29.3ミリ、フォーサーズおよびマイクロフォーサーズでは17.3×13ミリ/対角21.6ミリ、1インチセンサーでは13.2×8.8ミリ/対角8.8ミリとなります。(各社でコンマ単位で微妙にサイズは異なる)
結局1年ほど使用してみてX-T2はメインで使う気にならずにドナドナすることになりました。
レンズもまだ、XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRとSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIが残っているので興味ある方はどなたかご連絡下さい、お値段交渉しますよ!(笑)
富士フイルムXシリーズのAPS-C大三元レンズの望遠ズーム。XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRを購入!富士フイルムAPS-C用超広角魚眼レンズ。SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIを購入!なぜα7Ⅲを購入したか
なぜα7Ⅲを購入したのか?
1年前のX-T2の購入時点ではまだフルサイズミラーレスカメラはソニーからしか発売されておりませんでしたが、この一年でニコンとキヤノンから相次いで発表され、さらにパナソニックも参入を発表するという大戦国時代に突入しました。
その中でなぜニコンのZ6/Z7やキヤノンのEOS Rではなくソニーのα7Ⅲを選んだのかは単純にキヤノンとニコンがレンズラインナップと性能でα7Ⅲに劣ったからです。
ニコンもキヤノンもフルサイズミラーレスに参入してから一年も経っておらず日が浅いので、まだレンズラインナップが揃っておりません。
なので、各社から自社のニコンFマウントやキヤノンEFマウントに対応するマウントアダプターが発売されているわけですが、アダプターをかますと重さも大きさも通常のデジタル一眼レフカメラと変わらなくなるのでミラーレスカメラの軽量で軽いというメリットは失われます。
また、性能においてもオートフォーカスの精度やバッテリー容量でα7シリーズ第三世代に大きく水をあけられています。
ニコンZ7とソニーα7RⅢでも撮影可能枚数は2倍近い差がついています。
Nikon Z7 | SONY α7RⅢ | |
---|---|---|
電池寿命 | ファインダーのみ使用時:約 330 コマ | ファインダー使用時:約 530 枚 |
画像モニターのみ使用時:約 400 コマ | 液晶モニター使用時:約 650 枚 |
ニコン、キヤノンそしてパナソニックも含めてレンズラインナップが充実してミラーレスカメラの完成度が成熟してくるのはおそらく東京オリンピックの後でしょう。
特にニコン、キヤノンはオリンピックはZシリーズやRシリーズではなくではなくデジタル一眼レフで勝負してくるはずです。
一方、ソニーは2013年からフルサイズミラーレスカメラに参入している先行者特権で他社より一歩や二歩くらい先を走っています。
デジタルカメラの心臓と言っても過言ではない画像センサー自体もソニーのシェアが全世界の8割を占めていることも含めて、なかなか他社が追いつけないと判断しました。
実際、家電量販店で何度も触ってみましたが感触も良かったです。
ソニーのαシリーズは操作性が良くないとか散々叩かれてきましたが、完璧とは言わないまでも徐々に良くなってきているのは間違いないですね。
何より、シャッター音とレスポンスがα7第二世代と比べて格段に良くなりました。
カメラの性能は良くて当たり前ですが、やはり撮影したくなる気分にしてくれる、撮影者をのせてくれるようなカメラが最も素晴らしいと考えています。
その点でなによりシャッター音を重視しているので、α7シリーズ第三世代で第二世代のスカッとした電子音から重厚なメカ的な音に変わったのは大変嬉しいです。
若干不安な点は防塵防滴でないことですが、友人が冬の八ヶ岳で使用しても問題なく撮影できたと言っていたので信じることにしました。
PayPayキャンペーンに後押しされた!
そんなα7Ⅲですが、2018年3月の発売からかなり人気で中古大好き人間の僕には手を出しにくい価格での販売が続いています。
マップカメラの新品と中古品の販売価格を見てもらえばわかるようになんと新品と中古で価格差が1,2万円くらいしかありません。
カメラの中古品を買うなら新宿のマップカメラ に行こう!安価に信頼の置けるカメラが購入できます。すでに発売してから一年近く経っているにも関わらずこの価格差しかないのはかなり異常!
普通は発売から一年くらい経てばもう少し新品と中古品の価格差は開くものです。
とはいえ、α7Ⅲ欲しかったので、年明けくらいに購入しようかと悩んでいたらまさかのQRコード決済アプリのPayPayがとんでもないキャンペーンをぶちかましてくれました。
PayPay100億円キャンペーン!対象店舗で購入すれば25万円を限度額として20%のポイント還元!
さらにビッグカメラなら別にビックポイントが10%も貯まるので、ビッグカメラのポイント分13%とPayPayのポイント分20%を合わせて合計で30%ポイント還元の大盤振る舞いキャンペーンでした!
PayPayキャンペーン当時のビッグカメラのα7Ⅲの販売価格が218,656円でした。
ここからビッグカメラを使えばPayPayポイントと合わせて218,656円の30%なのでなんと65,597円還元!
実質218,656円-65,597円=153,059円で新品のα7Ⅲを購入できました!破格!!!
ということはマップカメラでα7Ⅲの中古買うより安いというね(笑)
中古品との価格差もあったのでドナドナして、、、も頭をよぎりましたが、やめておきました(笑)
これから慎重にα7Ⅲをメイン機にできるか判断しようと思います
α7Ⅲを購入しての感想
α7Ⅲを使ってみてまだ一カ月くらいですが、良いですねこれ。
すでに望遠レンズのFE 70-200mm F4 G OSSやニコンFマウントをソニーFEマウントで使えるレンズアダプターのCommlite CM-ENF-E1 PROなどいろいろと買っちまいました(笑)
ソニーのα7Ⅲはカスタムボタンに割振れる機能がめちゃ多いので自分だけのオリジナルカメラにできる感じが凄くいい。
ひとまず撮影したRAW画像は透明感がある非常にシンプルな色味で非常に好感が持てました。
ニコンに近い色味だと感じたので、レタッチで作り込んでいくのが楽しそうです。
個人的には富士フイルムのように最初から完成された写真がカメラから吐き出されるよりも、あとからPCレタッチで作りこんでいく写真の方が好みだとわかったので嬉しいです。
また、瞳AF含むオートフォーカスの食いつきに驚愕。
ニコンのD610や富士フイルムのX-T2では考えられないほどの性能でした。技術の進歩パネエ。
X-T2導入時に急ピッチでメイン機にしようして、見事に失敗したので今回は同じ轍を踏まないように慎重にα7Ⅲを使ってみて、果たしてメイン機として使えるのかどうか判断したいと思います!