こんにちは、ゆーせーです。
購入してからしばらく経っていますが、ソニーα7Ⅲにソニー純正レンズのFE 24-70mm F2.8 GMを組み合わせて使っています。
FE 24-70mm F2.8 GMは価格は高額ですが、ソニー純正の唯一無二のf2.8通しの標準ズームレンズなので重宝しています。
ただし、サードパーティー製レンズまで視野を広げてみると焦点距離が多少異なりますが、2018年5月に発売されたタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDがめちゃくちゃ人気です。
このレンズですが、軽くて小さく、さらにFE 24-70mm F2.8 GMの半額以下で購入できることから人気なのも頷けます。
自分がFE 24-70mm F2.8 GMを購入したときにはすでに発売済みであったタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDなわけですが、今回はなぜあえてFE 24-70mm F2.8 GMの方を購入したのかを含めてFE 24-70mm F2.8 GMをレビューをしようと思います。
24mm始まりの標準ズームレンズは基本
タムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDですが、軽くて小さくて安いのってほんと魅力的ですよね。
28-75mm F2.8 Di III RXDとFE 24-70mm F2.8 GMの比較写真がありますが、見て分かる通りまったくサイズが異なります。
重さもタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDが550gに対して、ソニー純正のFE 24-70mm F2.8 GMが886gです。300g以上の重量差はかなり大きい。
しかもタムロンのほうが最短撮影距離ではワイド端:0.19mとなり、ソニー純正より勝っています。旅先で写真を撮る自分としてはすごい取り回しの良いレンズです。
これらのスペック上の差や、ソニー純正のFE 24-70mm F2.8 GMの描写が甘いやらなんやらが理由でいろんなブログやユーチューブなんかでタムロン推しの情報をよく見ます。
実際にタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDは2018年5月発売ですが、未だに品薄で中古でもあまり出回っていません。めっちゃ人気です。
ただですね、こいつの欠点は軽さとサイズと値段を優先させたためにワイド端が28mm始まりなことです。
焦点距離が28mm始まりは良くないっす。
キヤノン、ニコン、ソニー、ペンタックスのフルサイズ一眼レフカメラメーカーがそれぞれf2.8の標準ズームレンズの焦点距離を24-70mmとおいているのはやっぱり理由があると考えていて、24-70mmという焦点距離がもっとも使いやすいからではないかと考えています。
自分の使用用途に当てはめてみても、24-70mmという焦点距離でスナップやポートレート、風景写真などなんでも撮ります。
そして特に風景を撮影したり、広角で撮影したりすることが好きだし、多いので28mm始まりのレンズはちょっと使いにくいなと感じたのが購入しなかった理由の一つです。
純正の安心感
また、経験則ですがいくらサードパーティー製レンズの性能がいくら良くても純正と比べた安心感は全く違います。
ソニーは「Eマウント」の基本仕様を開示していますが、あくまで「基本仕様」ですからね。細かなスペック差に関わってくる部分はとうぜん非開示でしょう。
参考 レンズ交換式一眼カメラのマウント「Eマウント」の基本仕様を無償開示ソニー特にサードパーティー製レンズはAF性能が落ちることが多いです。コンマ数秒ですが純正レンズに遅れを取ります。
また、エラーを起こすことも多いです。
以前にニコンのカメラにシグマのレンズをつけていたときはたまにですが原因不明のエラーで撮影できないことがあり、一旦レンズを外したり、スイッチをオン・オフして解消していました。ニコンカメラとニコン純正レンズの場合はそういった不具合は一度も起こしたことはありません。
このようなAF遅延やエラーは本当にわずかな差ですし極稀ですが、とても大事なシャッターシーン、例えば運動会での子供のかけっこのゴールシーンとかスナップ写真の一瞬のシャッターチャンスに影響してきます。
こういった理由があり、基本的には自分は純正レンズを購入します。
また、プロのカメラマンがサードパーティー製レンズを使用しないのもこのような理由ですね。
安いレンズを買っても、けっきょくはもっと高いレンズに憧れる
これも今までの自分の経験則ですが、けっきょくは安いサードパーティー製レンズで自分の購入欲を満たしても最終的には売却して憧れの高いレンズを購入することになります。(笑)
暴論ですが、もしタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDとソニー純正のFE 24-70mm F2.8 GMが同じ値段なら、FE 24-70mm F2.8 GMを購入する方が大多数なはずです。
それはソニーやGマスターといったブランドに対する信頼感やボディーとレンズの親和性にあると思います。
価格や焦点距離が違っても、ソニーユーザーからするとタムロンの28-75mm F2.8 Di III RXDの上位にFE 24-70mm F2.8 GMがあるのは確かでしょう。
28-75mm F2.8 Di III RXDを一通り使って、所有欲が満たされるともっといいレンズならどういう描写をするだろうという新たな欲が生まれます(笑)
そうなると結局は、最初から一番いいレンズを買っといたほうが結果的には安くつくという結論が多いです。自分はそうです(笑)
大三元標準ズームレンズはつけっぱなしが基本!
f2.8通しの24-70mmズームレンズは、それこそ標準域のズームレンズなので基本的にはカメラにつけっぱなしになるはずです。
そうなるとあらゆる撮影シーンに対応する万能感が重要となってきます。
特に自分のようなスナップやポートレート、風景写真などなんでも撮る人間だとそうです。三脚無しで暗いところでも撮影するのでf4ではなくf2.8通しのレンズがとても使い勝手が良いです。
FE 24-70mm F2.8 GMを中心に撮影で持っていくレンズを決めるので、このレンズを持っていかないガチな撮影はありえません。
f2.8が必要な暗いシーンで撮影しなかったり、もう少し焦点距離が長いズームレンズが欲しい人はFE 24-105mm F4 Gもおすすめです。
FE 24-70mm F2.8 GMを買ってみての感想
というわけでタムロンでなくFE 24-70mm F2.8 GMを買いました。
が、やはり重いですね(笑)
カメラ内手ブレ補正があるので、レンズには手ブレ補正がついていないのにどうして886gもあって、こんなに重いんだって感じです。
カメラとレンズのバランスもちょっとあっていません。明らかに28-75mm F2.8 Di III RXDやFE 24-105mm F4 Gとα7Ⅲを組み合わせたほうがバランスいいです。
しかし、それでもGマスターです。ソニーが誇る大三元レンズの標準ズームレンズです。
24mm始まりの焦点距離は重宝しますし、AFのスピードも十分に満足です。エラーも起こしたことはありません。
ちょっと重いですが、非常に使いやすい信頼できるレンズです。
FE 24-70mm F2.8 GMの作例
少しですが、α7ⅢとFE 24-70mm F2.8 GMで撮影した写真を載せておきます。
ポートレート、スナップ、風景と使っていますが、ボケも自然で描写も良いです。
クセも特にないので、撮影後のレタッチもしやすいので自分好みです。
いろんなジャンルの撮影ができるのはいいところですね。
まとめ
以上がFE 24-70mm F2.8 GMでした。
風景や旅に持っていくには少し重いですが、望遠レンズなどに比べたらぜんぜん軽いので許容範囲です。
ニコン時代はAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを使っており、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは900gなのでむしろじゃっかん軽いです(笑)
これから長く使っていくレンズになるので大切に使っていこうと思います。
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過去にはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを使っていました。発売は2007年なのでだいぶ古いですが、現行のAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDより軽くていまでも十分使えるレンズです。中古ですごく安いのでニコンユーザーにおすすめ。
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