こちらは2014年の北アルプスの涸沢の紅葉。今年は冷夏ということもあり、例年よりも紅葉が早いだろうと予想し先週登ってきたら案の定の紅葉まっただ中でした。
しかも快晴。今まで見てきた紅葉の中でもトップレベルに入る綺麗な紅葉を見ることができました。
そしてそもそもなぜ涸沢に行ったのか?ですが、もちろん紅葉を見るためです。
また2012年に読んだ下記の記事のブログの内容と写真が強く頭に残っていて、いつかは登りたい!と思っていたのもひとつのきっかけです
特に今年はお盆に北アルプスの表銀座コースに挑戦しようと考えていたのに、天候不良で二回も断念したのでやっと登山したいフラストレーションを解消出来ました。
参考 北アルプス・穂高岳、涸沢で「10年に1度の紅葉」を見てきた。もっちブログというわけでまずは上高地から涸沢までの記事です!
神奈川県から上高地のふもとである沢渡駐車場まで車を走らせること約3時間半。深夜の1時に到着し車中泊で夜明けを待ちました。
今回はレンタカーを選択。
本当は夜行バスで行くことも考えましたが、一ヶ月前には紅葉シーズンの週末の新宿ー上高地の夜行バスは全て満席。レンタカーしか選択肢がありませんでした。
しかし今回は友人二人との登山だったので頭数で割ればレンタカーのほうが安く、しかも自由度が高かったので便利でした。
朝の4時50分に起床し、5時15分の沢渡バスターミナルから上高地バスターミナルへ。沢渡駐車場から沢渡バスターミナルはすぐ近くです。
そして上高地バスターミナルへ。
この時期のバスターミナルは穂高連峰への登山の出発点。多くの登山家が準備を行っていました。
そして天気も最高!この時には早く登りたくてウズウズです。
もちろん登山届を出してから入山しました。登山届は無料なので万が一を考えて絶対に提出しておいたほうがいいですよ!6時20分から出発しました。
河童橋を越えて少し歩いたあとの梓川。
水の色が綺麗。早朝は太陽が低いので、水面に景色が反射していました。
登る前から景色が綺麗すぎて、止まってはシャッターを切ってしまいます。ここまではずっと平地が続いていました。
上高地バスターミナルから徳沢を経由して横尾へ。
ここからがハイカーと登山客を分ける分岐点。ここまで来るのに約2時間かかりました。この写真の横尾大橋を渡ればいよいよ上りが始まります。
横尾には2014年の槍・穂高連峰の被災状況も載っていました。気をつけなきゃね。ちなみにこのキャラクターは岳の三歩。岳めっちゃおすすめ!
1時間ほどで本谷橋へ。ここは人生で一番揺れた橋となりました。
上下だけでなく左右にも揺れます。しかも小さい。
近くには沢もあってここで休憩している人は多数いました。あと2時間も歩けば涸沢です。
本谷橋から涸沢までの道中は登るごとにどんどん標高が高くなりどんどん紅葉も綺麗になりました。
穂高連峰が鮮やかに色づいている。。。
一緒に来た中国人の友人も写真を撮りまくっていました。絵になるよね。
山ってでかいな、美しいなと思ったのは久々かも。
まだ9月末なのにまるで11月のような紅葉。ものすっごく贅沢に感じました。この時には歩き始めて既に4時間以上経過しているのに景色が綺麗すぎて足が早まります。
早く涸沢行きたい!
そして歩き始めて約5時間。涸沢ヒュッテに到着!涸沢ヒュッテは涸沢にある山小屋です。
昼食はここで取ることに決めていました。この時点で11時45分でした。
涸沢にはおびただしいほどのテントが。。。さすが紅葉シーズン。しかしあとから他の登山者に聞いたらこの時期にしては涸沢のテントは少なかったとのこと。
最盛期はどんだけ多いんだろうか?
そしてテント数とか涸沢ヒュッテが綺麗だとかそんな事よりもまず目の前の風景!
一瞬で僕の心が釘付けになりました!綺麗!綺麗すぎる!
涸沢は2012年の紅葉が10年に一度の紅葉だと騒がれていましたが、2014年も匹敵するのではないでしょうか?
しかもこの日は超快晴!日曜日に涸沢を登った方は少し靄があったそうなのでまさにベストタイミングでした。
快晴の青に山々の様々な赤と黄色、そして緑が非常にうまくマッチングしています。ほんと絵の具で描いたような世界です。
涸沢ヒュッテの名物はおでんなのですが、自分の気持ちに抗えずラーメンを注文!といってもラーメンも名物です。
激ウマ!!やっぱ登山はラーメン!
ちなみに涸沢ヒュッテは食べログにも掲載されています。
なんだか最高の週末を過ごしているのでは!?
次回のブログは下記をどうぞ。
涸沢から穂高岳山荘へ。涸沢岳を登る。