日本第三位の標高!奥穂高岳に登る。

前回の記事は下記をどうぞ

涸沢から穂高岳山荘へ。涸沢岳を登る。

さて満天の星空に包まれながら寝た翌日。目の前にはこんな景色が。

実は初めてのテント泊で夜はすこぶる寒かったのですが、一気に目が冷めました。朝から涙がでるほど美しいです。

穂高岳山荘からの朝日

朝焼けに映える穂高連峰。感無量とはこの事。

穂高岳山荘のお弁当

前日には奥穂高岳の山頂で朝ご飯を食べる!っと宣言しましたが結局寒いし夜明け前に登るのは危ないのではないかという話になったので穂高岳山荘で食べることに。

朴葉寿司と唐揚げと小さな鮎。体にも優しそうで美味しかった。

奥穂高岳から見る穂高連峰

そして登山開始!時刻は6時半。

穂高岳山荘から奥穂高岳の山頂はちょうど1時間くらい。登山中に見る穂高連峰の絶景には圧倒されます。天気も非常にいい。

奇しくも前日に噴火した。御嶽山もはっきりとその姿を見ることができました。噴煙が風の方向に一直線にあがっています。

御嶽山に関して考えたことは以下の記事をどうぞ。

2014年の御嶽山噴火。奥穂高岳より確認できました。

奥穂高岳の頂上の社

そして登頂!奥穂高岳の頂上には社が祭られていました。ここまでくるとほんと感無量!穂高連峰で一番高い山なので360度の視界が開けます。

まさかの富士山まで見ることができました!ここまで登ったらあとは下山あるのみ!

奥穂高岳から見下ろす岳沢山荘

奥穂高岳からは下を流れる梓川や岳沢山荘まで見下ろせましたよ♫下山を開始したのが7時45分でした。

重太郎新道を経て岳沢山荘へ

そして奥穂高岳からは重太郎新道を経て岳沢山荘へ。ここに到着したのが12時45分。奥穂高岳から5時間以上かかりました。

ちなみに奥穂高岳から岳沢山荘までの写真がないのは僕の怠慢ではなく単純にかなり危なかったから写真を撮れなかったからです。

当初は奥穂高岳から紀美子平からの前穂高岳登頂も目指しましたが、急峻でしかもここ一ヶ月で滑落死された方もいたことから断念。この判断は正しかったと今でも思います。

そして紀美子平からの重太郎新道!!さすがは日本三大岩場にも数えられるだけに急峻!

鎖場やはしごは当たり前だし、ほとんど直線を下っていくような形で一週間経過しても筋肉痛が完全に治らないほどのダメージを受けました。

普段からやはり低山を登って肩ならししとくべきですね。

重太郎新道からの穂高岳

重太郎新道から少しだけ撮った写真。もはやどこから撮っても穂高岳連峰は絵になる!!

岳沢山荘からの明神池

岳沢山荘からは2時間ほどで上高地。時刻は3時半。

登山道を下り、上高地の明神池まできて一般の観光客を見たときの違和感には驚きました。

この二日間は登山者しか見ていなかったのでなんでこの人達はこんな装備で歩いているのだろう??と一瞬なりました笑

なんか長期の海外放浪の後に日本に帰ってきたときの違和感に似ています。たった二日でそれが味わえる山ってすばらしい。

登山後の河童橋からの上高地

最後は河童橋からの上高地。ここから見ている山に登って来たと思うとなんだか夢みたいに信じられませんでした。

上高地からは沢渡駐車場までバスで戻り、そこから家に帰ると22時。最高に遊びきった2日間。

今年は天候の影響でなかなか山に登ってませんが、まだ秋は始まったばかり!紅葉を見まくりたい!

10月は尾瀬に行こうと考えています。