こんにちは、ゆーせーです。
Either way, whichever way, no harm, no foul! 「どちらにしたって、まったく影響ないわ!」
Ryan Stone (Sandra Bullock) from Gravity
去年INAX 3Dで観てきた「ゼロ・グラヴィティ」をTSUTAYAでレンタルして観たら、まったくもって色あせてなくて思わず記事にしちゃいました。
思わず見入ってしまい、二回も続けて観てしまいました(・∀・)
巷ではまだまだアナと雪の女王が人気ですが、2014年まで公開していた映画としてはこっちもかなりオススメ!
やはりIMAX3Dで観るのが一番ではあるが。。。
ゼロ・グラヴィティ。
昨年度ノーマークだったのに予告編の素晴らしさと先行公開していたアメリカでの評価が高くて即観に行くことを決意。
けっこう予告編はすごいのに本編はがっかり。。。みたいな映画って多いのに、この映画はその期待を裏切りませんでした。
上映終了後にしばらく衝撃で動けなかったことを覚えています。
そして映画が素晴らしすぎたからこそ、しばらく家で観ないでおこうと決めていました。
二回目の鑑賞で感想がアップデートされることが嫌だったからです。
僕は特に好きな映画でそういうことがよくあります。
特にこの映画は3Dに特化した映画だっただけに余計に。
SFドキュメンタリーみたいな内容ですからね。
でもやっぱり自宅で観ても素晴らしかったです。
というわけでなんで面白かったのか改めて少し書いてみます。
圧倒的な映像美
自宅で鑑賞しても改めて感じたのが映像の美しさ。
まったくもって汚い映像がないです。なんというか綺麗な写真を繋いで映画を作っています。
もちろんそれはゼロ・グラヴィティに限らず他の映画もそうなのですが、まず舞台がほぼ宇宙空間なので無駄なものがないこと。
あとはなぜだか他の映画に比べて解像度が高い気がします(意図的に?)
出演者も非常に綺麗に写っています。
人によっては綺麗に写りすぎてロボットのように感じるかも。
好みが別れるところではありますが僕は好きです。
長回しが素晴らしい
そして鑑賞者がまるでその場で体験しているかのような滑らかな長回し。
スペースシャトルや国際宇宙ステーションも長回しの中で無音で綺麗に破壊されていきます。
全ての物体が慣性と無重量の間で無造作に破壊されていく中、ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの二人だけが必死に生きようともがく。
何度観てもそこに手に汗を握ってしまうのです。
90分で見れる手軽さ
自宅で二回も観てしまったのは90分で観られる短さもあると思います。
僕は好きな映画はできるだけ長いほうがいいと思っているし(ロード・オブ・ザ・リングシリーズのように)、上映時間が長いよりは短い映画のほうが面白くない傾向があるように感じているのですが、やはりこの映画は90分でちょうどいいです。
短い時間だから映像にも飽きないし、むしろもっと見たくなる。
そして主人公の成長
この映画は映像が綺麗だと散々書いてきましたが、いい映画の条件は詰まるところは心に残るか否かです。
この映画も根幹は主人公の自立にあります。
孤独になり、壊れたソユーズの中で自ら命を絶とうと酸素供給を減らした極限の状況下でも心の底では生きたいと思っていた。
実際に考え行動した。
そして生還した。
絶体絶命の難題の課題解決に取り組んだこと。冷静に覚悟を決め、娘の死を乗り越えて全てを受け入れたこと。
この映画の感動したポイントはそこでした。
感想書いていたらもう一度観たくなりました。できればもう一度劇場で上映してくれないかな。
断言してもいい。間違いなく映画史に残る一本です。