こんにちは、ゆーせーです。
先週の金曜日に根津美術館に行ってきました。この美術館は主に日本や東洋の古美術を扱う美術館です。
この美術館も隈研吾の設計です。つまり南青山には隈さんによる建築が二軒あるということ。こんな東京の一等地に二軒も設計しているなんてすごい!上の写真の根津美術館の廊下はたとえ隈研吾を知らなくても一度は写真で見たことがあるのではないでしょうか?
ちなみに根津美術館は1941年に開館。戦前からやっている歴史が長い私立美術館です。戦前からやっている美術館はだいぶ少ないのでは?
隈研吾は2006年の改築工事から携わっているのでこの前紹介したSunnyHillsよりも古い設計です(SunnyHillsは2013年竣工)
建築家・隈研吾による大胆な木の建築。南青山にあるSunnyHillsは実はパイナップルケーキ屋さん。しかし僕がこの美術館に来た目的は建築でも、日本・東洋古美術でもありません。秋ということで紅葉を見に来ました!
そう!この美術館の日本庭園は美しいことで有名!また秋には紅葉が咲き乱れるのです。しかも美術館の中ということで、他の紅葉スポットよりも来訪者が少なく穴場なのです。
僕も実は初めて入ったのですが、もはやまんま京都でした。
京都の庭園と言われてもまったく疑いを持たないレベルです。
それだけ美しい。都内にこんなにも美しい庭園があるとは。。。
ちょうど紅葉も見頃を迎え始めた時でした。まあ狙って行っているので当然ですw
しかし晴れてくれてよかった!
ちなみに紅葉を撮るなら他の風景写真を撮る場合と同じように、早朝や夕方の斜めから太陽の光が入る場合のほうが美しく撮れますよ!
昼の光だと、影ができなくて立体感に乏しい風景写真になってしまうので。
あと根津美術館の庭園ですが、マジ広いです。
ゆっくり歩けば簡単に一時間は超えます。南青山の一等地にこんなにも贅沢な庭園があるなんて。。。すごい!
絶対庭園だけでもお金取れますよ、ここ笑。夜のライトアップとかやればいいのに(T_T)
庭園には美術館らしく、さりげなく道祖神や鐘など古美術が点在していました。家屋も何軒か設置されていましたが、風情を存分に出しています。
また、庭園には水も流れていて、流れはなかったので反射して紅葉がうつっていました。
館内は撮影禁止でしたので写真に収めることはできませんでしたが、陶磁器や染め物、仏像などが丁寧に展示されていました。若い人には好まれにくいかもしれませんが落ち着いた光を抑えたライディングに好感が持てました。ゆったりとしたカフェもあります。
この美術館で一番有名な、尾形光琳の「燕子花図屏風」は毎年4月下旬から5月上旬にかけて展示されるということです。
まだまだ都内でもあまり注目を浴びていない紅葉スポットなのでお早めに!日本庭園ということで外国人観光客も多くてある種の異国感を味わうには持って来いな場所です。
information
根津美術館
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線〈表参道〉駅下車 A5出口(階段)より徒歩8分
TEL:03-3400-253
開店時間:10:00~17:00
定休日:月曜日
公式HP:http://www.nezu-muse.or.jp/