どうも!絶賛レンズ沼にはまっていますゆーせーです!
つい最近、旅行に持って行くにはAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRで充分とか書いてましたが、AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRを売却してSIGMAのSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMを購入したのでレビューします!
なぜ購入に至ったのか、ニコン純正など他のレンズにしなかった理由についても書こうかと思います。
旅行に行くならこのレンズ!AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRは万能軽量レンズ。標準ズーム購入の経緯。なぜAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRではダメだったのか
僕は旅行が大好きです。なのでカメラのレンズに求めるのは以下の条件というのが前提にありました。
- 幅広い焦点域をカバーするズームレンズ(旅行先でのレンズ交換が不便&故障の原因となる。また交換レンズを持って行くと荷物が嵩張る)
- 軽いレンズ
- 解像感がよい
今までは軽いレンズ>解像感がよい>幅広い焦点域をカバーするズームレンズと自分の中で優先順位を決めてレンズ選択してました。(後は価格も考慮してね)
さらに僕は人物撮影よりも旅行が好きなことから主に風景写真を撮影するので、望遠よりも断然広角領域に広いほうがいいわけです。
というわけでニコン純正のNikon 24-85mm ED VRはベストな選択だと考えていました。もちろんいずれはもっと高級なレンズに手を出そうと考えていましたが、まだまだ必要ないというのが自分の中にありました。
しかし先日、横浜に夜景を撮影しに行った時に帰ってから自分の写真を現像している時に思いました。このレンズのままだとだめだと。
これからの季節にオススメ!横浜のおすすめ夜景スポット!理由は細部の解像感と写真立体感のなさ。
普段は夜景なんて撮らないので、あまり気になっていませんでしたが写真がのっぺりしすぎ!そしてなんだか眠い!ぜんぜんだめでした。
それからというものAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRの写真が気になって仕方がない。
12月でボーナスが入ったこともきっかけで売却を決意。新しい標準ズームレンズを購入することを決意しました。
レンズ選び。重さを取るか、解像感を取るか
そしてレンズ選択。ニコン純正でAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRより解像感がいいのは以下の3種類。
- AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
- AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
- AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
このレンズの選択肢から、自分のレンズに求める条件に当てはめてフィルターをかけていきます。
まずはAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR。
風景写真がメインの僕にとって焦点距離が24mmからないのは痛い!
上の3つの中で一番高倍率ズームなのはありがたいのですが、その分レビューを見ると解像度や収差に問題がありそうなので却下。
次にAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR。
いわゆる大三元の標準ズームレンズを担う部分。プロでも使うニコンのフラッグシップレンズなので解像感は折り紙つき。
しかし如何せん高い!そして今度は焦点距離が今までよりも短い。結局このレンズも却下。
結局、さいごは大三元レンズに手を出してしまいました(笑)
大三元が我が家にやってきた!Nikkor 24-70mm f/2.8G ED購入!最後に残ったのがAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR。
ニコンの小三元を担う標準ズームレンズ。
このレンズは今までのレンズよりも焦点距離が長い。解像感もある。そして重さもクリア(24-85mm f/3.5-4.5G ED VRが軽すぎたw)というわけで純正ならこのレンズ!実際、こっちを購入しようと考えていました。
しかしもう一つ気になるレンズがありました。
それが今回購入したSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM。
こちらはいまレンズの完成度が純正を越えると言われるシグマの標準ズームレンズ。
しかも2014年発売ということでレンズ設計も新しい。(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは2010年発売)
最終的にこの二本のレンズで悩むことに。悩んだのでそれぞれのレンズのいいところ悪いところを比較してあげてみました。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのメリット。
- 焦点距離が望遠域に長い。
- 軽い710g
- 純正の安心感
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのデメリット。
- レビューを読むと周辺画質が甘いと言われている。
- 解像感が劣る
- 若干購入金額が高い
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMのメリット。
- 解像感が高い。
- ARTのロゴがかっこいい
- 若干安い
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMのデメリット。
- 重い。NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDに迫る885g
- 焦点距離が短い。
- サードパーティレンズの不安(AF合焦動作不良など起こります)
とまあ、ざっくりあげるとこんな感じです。
店頭で比較したりもしましたが、最終的にはヨ◯バシのニコン販売員のアドバイスによる絶対シグマの方がいいという珍アドバイス(ニコンの販売員的にいいのか!?笑)によりSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMに決定。
この時点で僕のレンズ選びの基準は解像感がよい>幅広い焦点域をカバーするズームレンズ>軽いレンズとなりました笑
重さは首、肩、腕の筋力増強でなんとかしましょう。焦点距離は今までよりは長いのでよしです。
レンズ購入。ARTレンズかっこいい!
そしてついに購入に至りました。やっぱりArtレンズかっこいい!
今まで使っていたAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRと並べておいてみました。やはりだいぶ大きいです。
どちらのレンズも最大望遠距離まで伸ばしてみました。そしたらさらにシグマの巨大さがよく分かる写真になった。。。
ちなみに今まで使っていたAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRは重さ465g!
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMは倍くらいあるw
D600につけてみた。重さは?
次に僕が使っているD600にSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMをつけてみました。
やはりかっこいい!大きなレンズなのでより無骨さが伝わってきていかにもぽいです。なんかいい写真撮れそうな錯覚に陥りそうw
D600につけてSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMを望遠域におもいっきり伸ばしてみました。こんな感じ。
D600が850gなのでレンズと合わせて約1.7kgと重いですが、そのぶん安定した写真が撮れそうです。
実際に撮影してみた。
そしてせっかく購入したら早く撮影してみたい!さっそくレンズフィルターもまだ購入してないのに撮影してみました。
まずは逆光のもとでの秤を撮影。F5.6で1/640で撮影しましたが、細部までの解像感が今までとは段違い。
立体感があります。ボケも嫌いじゃない。
そしてAFもほぼ今までと変わらないスピードでひとまず安心。
また、超音波モーター内臓なのでほんとに動作しているのか?と思うほどに静かです。
たまたまスタジオでのモデル撮影の機会に恵まれたので、人物の写真も載せておきます。細部まで綺麗に描写してくれています。
まだ屋外で撮影していないので果たして肩にかけて長時間持ち歩くとどれくらい辛いのかとか、逆光にどれくらい強いのかまだわかりませんが、少なくとも今のところはこのレンズを購入して大正解。
しばらくレタッチがめちゃくちゃ面白そう。早くHDRしてみたいです。
※既に1年以上経過していますが、外での撮影も重さも大きさもは苦じゃないです(2016年1月追記)
ちなみにレンズフィルターはkenkoのMC プロテクター NEOにしてみました。
レンズフィルターはamazonが断然安いですが、さすがに82mmは高いw
普段はレンズ保護にはKenkoのMCプロテクターを使っているのですが、そっちは既に発売から10年以上が経過しているもの。そして当時はまだフィルム時代。
このMCプロテクターNEOはデジタルカメラ時代に合わせた新コーティングを採用しているそうです。
さすがに82mmともなるとフィルターもデカイです。そりゃ高いわ。
プロテクターはマットなブラックだったのでSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMとも色味がほとんど同じでマッチしてくれてよかった!
ちなみにプロテクターもレンズも日本製で安心!
ただし、その後に売却してしまいましたが。。。
今までありがとう!SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMを売却。