こんにちは、ゆーせーです。
旅に出て六日目。前回の記事は下記をどうぞ
天空の城ラピュタのモデル「ベンメリア」。そしてシェムリアップのナイトマーケット。いよいよカンボジアの観光は本日で最後です。
最終日はタイとカンボジアの国境にある世界遺産プリアヴィヘア(プレアヴィへア、タイ名:カオ・プラ・ヴィハーン遺跡)に行ってきました。
この日も一日ツアーです。朝からタケオゲストハウスでバンに乗り込み出発。
前日のベンメリアに一緒に行ったメンバーがすごく楽しかったと言ってくれて本日もツアーに参加してくれました。
参加者は13人で、最後にツアー代金を頭数で割ったら13ドルくらい。
プリアヴィヘアに単独で行こうとしたら100ドルは超えるのでだいぶ破格で行くことが出来ました。
シェムリアップはタケオやクロマーヤマトなど良質なゲストハウスが多くて楽しい場所です!
プリアヴィへア付近の停留所まで約3時間くらい。
ここで車を乗り換えたあと(プリアヴィヘアはかなり急な坂なのでここで馬力が出る車に乗り換える。
あとは国境付近で長くタイ側と緊張関係が続いていたので信頼できるドライバーに運転させるという意味もあると思う)急な坂を登ってプリアヴィヘア遺跡を目指します。
ちなみに乗り換えた車は1台25ドルでプリアヴィヘア遺跡への入場料は無料です。
乗り換えた車では完全に荷台に乗る感じです。
天気はいいのでかなり開放感がありますな。
そしてプリアヴィへア。世界遺産なのでユネスコの旗とカンボジアの国旗が青い空にはためいていました。
写真を見てわかるようにカンボジアの領土の主張が激しい場所です。
プリアヴィヘア寺院自体は「天空の遺跡」と呼ばれるほど美しい遺跡ですが、ここはタイとカンボジアの国境付近という立地から長く両国間で緊張関係が続いており、最近までこの遺跡に観光に来ること自体困難でした。
まさに秘境ですね。
最近は国際的にも領有権はカンボジア側にあることが決まったのでこのままどんどん安全になっていけばいいのですが。。。
この遺跡からは晴れていればタイ側の国境も見ることができかなりタイ側まで近寄ることができます。
しかし両国は仲が悪いので国境に近づけば近づくほど警備も厳重です。
カンボジア側からタイ側の国境に近づくとこのようにワイヤーが張り巡らされておりなかなか先へ進めなくなります。
そしてたとえ先に進もうとしてもこの付近には意図的に地雷が埋められています。
初めてDanger Minesの看板見た。。。
付近にはもちろん銃を持った兵士も。。。
しかしこの人達はかなりフレンドリーで自分たちの銃を持たせてくれて写真撮らせてくれました。しかも無料。
こういうところってだいたいお金をせびってくるものですが。
というか国境警備隊がこんなフレンドリーでニコニコして銃を貸してくれていいのだろうか。
初めて機関銃持ちましたがかなりずっしりしてました。
もちろん安全レバーはかかっているんだろうけど実弾も見せてくれたし本気を出せばこれで人を殺せるのだなと思ったらかなり怖かった。
そして信管を抜いた地雷も置かれていました。怖いなあ。
話が脱線してましたが肝心の遺跡へ。この遺跡もほかのカンボジアの遺跡の例にもれずかなり荒廃していました。この遺跡でも実際に銃撃戦は行われたそう。
天気も晴れてたので遺跡もかなり綺麗にみれました。他の人のブログとかを読んでいるとけっこう雨の日が多いので天気に恵まれてかなりラッキー。
そして天気が晴れているとラッキーなのは遺跡が綺麗に見える以外にも理由があります。
この遺跡の丘から見えるカンボジア景色が絶景スポットとしてかなり有名だからです。
乾季だから先の方は霞んじゃってましたがそれでもかなり絶景でした。
僕がこの遺跡に惹かれた理由はこの絶景ポイントからみる景色だったので、見れてかなり嬉しかったです。
一緒に来た他の旅人もみんな歓声上げて断崖絶壁のどれくらい端に行けるかを競い合ってました笑
誤って落ちたら柵もなんもないので、もちろん重傷です。というか死ぬと思うのでほどほどにしましょう笑
遺跡を満喫したあとは、もときた道をひたすら戻ります。
プリアヴィヘア遺跡までシェムリアップからだと大体往復で9時間位はかかるので一日観光ですね。
夜は本日一緒にプリアヴィヘア遺跡に行ったメンバーでタケオゲストハウスで飲み会でした。
ビールはもちろんアンコールビール。
こういう人との出会いが旅の醍醐味です。最終日のカンボジア観光を楽しく過ごせました。
次回は飛行機に乗ってボルネオ島に向かいます。
シェムリアップからコタキナバルへ。一人ぼっちの年越しへ。