僕がニコンを選ぶ理由。

こんにちは、ゆーせーです。

ついこの前、下記のようなエントリーを書きました。

一体どっちがいいんだ!ニコンもキヤノンも使った僕だからわかるそれぞれのカメラの特徴。

このエントリーではキャノンとニコンの両メーカーのカメラの特徴をなるべく中立に書いたつもりです。

しかしそれでも僕はニコンのD600を使っているわけなので何故、僕がニコンを使っているのか?というところが少し曖昧になってました。

※そのあと、D610になりました(・∀・)笑

ついに!!D600がD610に生まれ変わった。

その点に関してもうちょっと深堀りしてもいいなと思ってこのエントリーを書いています。
(最近、キヤノンやソニーのカメラにも目移りしているので(・∀・)笑)

ニコンは本当に良いです。所有欲だけでなく、カメラとしての仕事をしっかりと果たしてくれます。愛してやまないメーカーです。

今回はそんなニコンのいいところばかりをご紹介!

ニコンの色が好き

キヤノンとニコンの両方を使ったからこそ言えることかもしれませんが、本当に両メーカーの色の考え方は異なります。

特に違うなと感じた点を書き出すと下記の通り。(特にJPEG撮影時)

  • キヤノンは鮮やか、ニコンは地味(彩度に違いあり)
  • キヤノンは白に強い。ニコンは黒に強い。
  • ニコンは黄色かぶりする。

特に気になったのはキヤノンに比べたらニコンは色がなんか地味!ってところ。

僕はキヤノンの一眼入門機であるEos kiss X4からニコンのD600に鞍替えしたのですが、撮影後に背面液晶に映し出される画像データに驚いたのを覚えています。

kiss X4の方が綺麗じゃんと笑

こんなことを書くとなんかアンチですね(笑)

しかしこれはメーカーの絵作りの違いで、キヤノンは現実以上に綺麗に。ニコンは現実に忠実に。この考え方の違いだと思います。

ニコンのカメラの場合は現実をありのままに写すので、画像データはあくまで素材です。その後のレタッチで如何に追い込むかで画像データは写真になります。

つまりはカメラの使い手を選ぶ玄人好みな印象を受けました。キャノンのように枚数をバシバシ撮って、撮って出しで出す。というよりも一枚一枚を丁寧に撮影してレタッチで追い込む感じです。

なのでニコンが黒い色に強くて、ダイナミックレンジもキャノンよりも広めなのは助かります。レタッチするときに画像変換ソフトでシャドウを上げれば写真が見違えるように映えることもかなり多いです。

しかしニコン黄色かぶりは勘弁です(笑)
※2018年現在はExpeed5にまで画像エンジンは進化し、黄色かぶりも改善されました(๑´ڡ`๑)

操作しやすい

ニコン UI

あとはニコンはカメラの操作がしやすいです。(メカ的な意味で)

写真撮影する際に、シャッタースピードやF値が右手の簡単な操作のみで完結するのが非常に便利。おかげでシャッターチャンスを逃しません。

AFもキャノンに比べれば一歩及ばずですが、精度は抜群。親指AFを設定すればさらに利便性が上がります。

使えると便利かも?D610とD750の親指AFの設定方法!

長い歴史に裏打ちされたレンズ群

ニコン レンズ群

ニコンは昔からある光学機器メーカー。古くは日本軍の光学兵器を製造していた歴史もあります。

なので豊富なレンズ群も魅力です。最近、ソニーのαシリーズなどミラーレス機も高性能なものが増えてきましたが、最近出てきたためレンズの種類が少なかったり高額です。

その点、ニコンのようなメーカーは広角域から望遠域まで、さらにズームレンズから単焦点まで幅広いレンズラインナップを誇っています。

おそらく今年度中にはキャノンのレンズ群についで販売総数で1億本を越えるでしょう。(2016年に1億本達成しましたね!)

また、ニコンのいいところはユーザーを裏切らない信頼性です。特にカメラのレンズマウントにそれが現れています。

なんとニコンのフルサイズ用レンズは50年前のレンズでも使えちゃいます。レンズマウントがずっとFマウントだから。

キヤノンではその50年の間に3回ほどレンズマウント変えているのでこの点はすごいことです。

一つ一つのレンズも高品質だし、アフターケアも抜群です。僕は今年度中にNIKKOR 14-24mm f/2.8Gが欲しい!(買っちゃいました(笑))

神レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」があったらどんなに便利か紹介しようじゃないか。

ただしソニーのαシリーズを援護しますと、ミラーレスカメラなのでアダプターをつけるといろんなメーカーのレンズをまたいで使えます。ニコン、キヤノンなんでもござれです。

逆にニコンはアダプターで他社製レンズを使うことはできません(フランジバックという用語でググればこの辺のことがとても詳しく書かれています♪)

レンズマウント面から撮像素子までの距離のこと。フランジバックの距離がシステムの小型化に直結する。

ニコンFマウントはフランジバックの距離が長く、ミラーレスに適さない。

画質が良くて、他社製レンズとも合わせやすい。

ニコンとシグマ

ニコンは歴史があり、人気のカメラメーカーなのでサードパーティ製のレンズが豊富なのも良い点です。

特にニコンは高画素な上に常用ISO感度も高いので最近いいレンズを数多く発売しているSIGMAと非常に合わせやすいです。

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM 購入。重くたって解像感が素晴らしい。

カメラのデザイン的にもSIGMAのレンズとニコン機で違和感がないのもいいところ。実はSIGMAの150-600mmも狙っています。

ニコン D610とContemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMで旅先でどれくらい腕が耐えられるのか気になるところではありますが。。。笑

壊れない

ニコンに変えてから早4年近く経ちましたが、ニコンは本当に壊れません。

旅が大好きなので、インドや東南アジアなど砂埃舞い散る中でレンズ交換することもありますし、無造作にザックの中にいれて行動することも多々あります。

−20℃を超える極寒のチベットから、灼熱のミャンマーまでありとあらゆるところに連れて行きましたが、壊れません。

セルフ耐久試験やってるようなもんですが、ニコンはとても信頼できるんです。

あと、たまにサービスセンターでレンズクリーニングお願いすることもありますがニコンのスタッフさんはとても親切です。

大好きな写真家が使っている。

ニコンDf

さてニコンのいいところをずらずらと書いてきましたが、僕の一番の決め手は写真家がニコンを多用しているからというところかもしれません。

特に写真家のSteve Mccurryがニコンを使っているのはめっちゃ嬉しいです。

参考 http://stevemccurry.com/

僕の中でニコンとキヤノンはパソコンで言うとウインドウズとマッキントッシュなんですよね〜

仕事ではウインドウズでも、何かを創作したりデザイン的な仕事をされるときはマックを選ぶ方が多いように僕はキヤノンではなくニコンを使うわけです。

商業写真家にキヤノンユーザーが多くて、作家性の強い写真家にはニコンユーザーが多いのはそういった点があると思います。

以上が僕がなぜニコンを選ぶかの理由です。