こんにちは、ゆーせーです。
以前からこのブログで何かと話題に出している、写真家の竹沢うるまさん。
興味を持ったのは著書である旅行記「The Songlines」にめちゃくちゃ共感したのがきっかけです。
旅好き、特に沢木耕太郎やハードな旅行記が好きな人におすすめ。
竹沢うるま「The Songlines」を読んで。今回、下北沢のB&Bという本屋さんでそのうるまさんの講演会が行われたので参加してきました!
果たしてうるまさんはどんな人なのか?
講演の内容やいかに!?
B&Bさんめちゃおしゃれでした。
今回の講演会の開催場所である、下北沢の本屋さんB&B。
下北沢は自宅からアクセスが良いのでそれなりに通っているのですが、この本屋さんを訪れたのは初めて。もちろん耳にするのも初めてな本屋さん。
HPをのぞいてみて気になったのはB&Bは「これからの街の本屋」を目指します。との言葉。
確かに本屋にも関わらず、毎日なにかしらのイベントを開催していたり本だけでなくドリンクや家具も販売しているとのこと。
内装は写真のような感じです。本屋さんなのでもちろん本も販売していますが、大手本屋さんに比べてチョイスが個性的でした。
この辺りは個人店の強みですよね。その他に内装や雑貨にも気を配っていておしゃれです。
今回は講演会があったのでじっくりは見ていませんが、そのうちゆっくり本を選びにきたい本屋さんでした。
講演会はゆるめなスタート
そして講演会会場は本屋の奥にプロジェクターとスクリーンを設置してある部分でした。本屋とのしきりはカーテン笑
席も間隔きつめでしたし、もう少し余裕持てれば嬉しかったかも。。。( ̄ー ̄)
そして本日の講演会の主役である竹沢うるまさんと北極冒険家の荻田泰永が登壇!
荻田泰永さんはよく知らなかったのですが、北極点無補給単独徒歩到達を目指しているすごい方でした。
著書は「北極男」。そのまんまのタイトルだ(笑)
講演会はゆるくフラットにスタート。うるまさんは想像した以上に柔らかく優しい声をしていました。
講演会は二人の対談という形式です。
特に打ち合わせはなかったそうで二人ともその時に思ったことを話されていました笑。
想像通りの人でした。
そしてうるまさんの印象なのですが、本で感じた通りの人で驚きました。
旅に非常にストイックな印象を持ちました。
講演会は主にソングラインに書かれていることを中心に話されていたのですが、旅に出る理由についてもお話しされていて、自分は何者か知りたいから旅をするという言葉や生きてる実感が欲しいから旅していると聞いて、自分がソングラインから感じたことと全く同じで驚きました。
また、旅をすることで死を感じたい。死に近づきたい。という気持ちはやっぱりInto the wildから感じた私の気持ちに近かった。
映画「イントゥ・ザ・ワイルド」の原作!ジョン・クラカワーの「荒野へ」を読んで考えたこと。想像通り、自分と近い人だな、そう感じました。
僕も写真を撮る者として、旅の先輩として下記の言葉が印象に残りました。
人が住む場所しかいかない。人が住まない場所に興味はない。
一番好きな大陸がアフリカ。
死が一番近い場所。より死に近い人々に会いに行きたい。
今を生きている。明日はないかもしれない。だからこそ美しい。三年旅するとみなさんが知り得ない広くて深い世界が見える
旅をすることで心の深みに入っていける。
アヤワスカの儀式で世界が横の広がりから縦の広がりになった。
アヤワスカでデトックスして、人との出会い中心の旅になった。
自分が納得しないと旅は終わらない。
以上です。箇条書きですいません。
しかしそのとき、うるまさんの口から出た言葉をそのまま載せた方が伝わりやすいと思いました。
そして講演会の最後には写真集Walkaboutにもサインを頂き大満足♬。同じ大学出身ということで会話も弾みました。
この講演会を通じて自分はどんな写真を撮って、どんな旅をしていくか。
うるまさんの言葉を咀嚼してもっと考えていきたいな。