こんにちは、ゆーせーです。
もう既に公開終了も近いと思いますが、最近シンデレラを見てきたので久しぶりに感想を書きます。(劇場で見た映画の感想はブログに残すことにしてますので)
劇場で見た映画としては昨年の12月に観に行った「ホビット 決戦のゆくえ」以来なので実に半年ぶり!
映画と言えば家でゴロゴロと見ることが定着していました。(笑)
ホビット 決戦のゆくえを鑑賞。そしてロードオブザリングへ。今年の夏はアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンやジュラシックワールドなど話題作が目白押しなので、また劇場に足を運ぶ機会も増えそうな予感です♬
さてシンデレラに話題を戻すと、上の画像のアニー・リーボヴィッツの写真だけでも主演のリリージェームズ可愛いなと言った印象を受けました。果たして肝心の映画の中身は!?
エルサのサプライズだけでお金取れる!
シンデレラの感想とか言いつつも最初はシンデレラの前に上映されている「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」の感想♬
アナと雪の女王は国内外で大人気だったので続編の短編が出るのも早かったですね。
一年前に感想を書いたのが懐かしい。最近は3DCGアニメーションもピクサーを超えてディズニーアニメーションスタジオの方がきてますね。
「アナと雪の女王」考察。ディズニーアニメーションスタジオはピクサーを超えだした。短編ということで上映時間は約7分間。歌われる歌もたった1曲なのに、前作の主要キャラクター&場所をほぼ全員登場させ、なおかつ新しい物語を展開するという手法に脱帽。
正直、これだけで映画のチケット代分の価値あります。
物語はそのままです
さてさてじゃあ話をやっとシンデレラの方に戻します。
正直言ってディズニーアニメーションのシンデレラも子供の頃に見た以来なので今回の実写版と話がどこが違ってどこが同じなのか明確な差異はわかりません。
ただうる覚えながらシンデレラの話の流れはわかっているので、ほとんどというか話のシナリオは一緒です。
ざっくりと思ったことを書くとまさしくディズニー映画の王道!といった話ですな。ディズニーランドでもシンデレラ城が真ん中にありますし、ディニー映画のタイトルクレジットは絶対にシンデレラ城ですしね。
そういった意味ではシンデレラはディズニーの看板作品。任天堂のマリオと一緒で泥はぬれない作品なわけです。
出演者はかなりプレッシャーかかったと思うのですが、みんな見事に演じきっていたのが素晴らしい。
ただストーリー自体が有名すぎて特にサプライズがないのはみていてつまらないですが。。。
でも逆に言えばもともとが面白い話なので外れもないかも笑 作品の雰囲気はロココか!って感じです。
ケイトブランシェットの演技が素晴らしい
さて出演者はみんなうまく演技をしていたし、シンデレラ役のリリージェームズもこれから先ブレイクしそうで要注目なのですが、やはり圧巻はアカデミー女優のケイトブランシェットです。
さすがはロードオブザリングのガラドリエル様!今回は継母役での出演であり、本作では悪役ですが消して意地悪なだけでなく気高くピリッとした演技が非常に良かったです。
たぶん、主役を新進気鋭の俳優が演じたので脇役を名優で支えたのでしょうね。他にもフェアリーゴッドマザー役ではハリーポッターのベラトリックス・レストレンジ役で有名なヘレナ・ボナム=カーターやマイティーソーやアベンジャーズのエリック・セルヴィグ教授役のステラン・スカルスガルドも出てました。
ヘレナ・ボナム=カーターやステラン・スカルスガルドはもはや何やらせてもうまく演技できるイメージがありますな。
おかげでこの映画を安心してみれる要因の一つが俳優陣にある気がする。
フェアリーゴッドマザーの登場は唐突では?
あとは映画に関する要所の考察。このあたりから軽くネタバレあるので未見の方はご注意を。
。。。まずは気になったのがフェアリーゴッドマザーの突然の出現。なぜ突然出てきた!?なんでヘレナ・ボナム=カーターなんだ!?となった方は多いのでは?
その前からネズミがなんか喋っていそうだったり、編み物やったりとファンタジー要素が入ってきていたので、なんとか許容できますがもう少し伏線欲しかったかな。
まあシンデレラにとっては舞踏会に行けないことが一番のピンチなので、最適なタイミングで出現したということでしょう。
あと、そのあとのガラスの靴だけなんで12時を過ぎても魔法が解けないのか?も不思議でした。
(それならばそもそもなんで12時に魔法が解けなければならないのかも不思議ですが笑)
とまあ、つっこみどころは満載ですがファンタジーですからね。ディズニーですからね。笑
ラストシーンに関して
あとはいろいろとすっ飛ばしていきますが、ラストシーン!
無事にシンデレラと王子様(王様)は結ばれてお城で国民に結婚をお披露目してハッピーエンドを迎えるのですが、気になったのは空!なんと雪が舞っているんですよ。空も曇っているし。
この映画の原作のシンデレラでもそうなのでしょうか?普通はハッピーエンドならばここは快晴で日差しが入り込むような雰囲気であるはず。
普通、映画では天気は非常に重要な暗示を含むことが多いです。
なので僕の考察ではこの天気が暗示するのは、やはりこの先のこの国の苦労を物語っているのではないかなと感じました。劇中でもさんざん言われてましたが、シンデレラの国は小さな国。王様は王子に他国の王女と結婚させることでこの国の安全と平和を保証しようとしているくらいです。(まあ時代背景的に中世のヨーロッパで政略結婚は当たり前だとも思いますが)
そこを反対を押し切ってシンデレラと結婚する訳です。何もかもが幸せにいくなんてあり得ないでしょう。結婚することでシンデレラは純粋無垢な存在から汚れ、大人になった。大人の世界はそんな甘くないよということを言いたいのかも知れませんね。いくらでも深読みができそうなエンディングでした。。。
既に終了間際なので見たい方は早めにお近くの劇場へ!