こんにちは、@ゆーせーです。
6月も下旬にさしかかってきました。実は2015年のこの時期はイスラム教圏ではラマダン(断食月)です。
東京の代々木には東京ジャーミイと呼ばれるイスラム教のモスクがあり、そこでラマダン中にイフタール(断食明けの食事)を提供しているので参加してきました!
ムスリム(イスラム教徒)でなくても提供して頂けます。
ちなみに東京ジャーミイは小田急線の代々木上原駅を降りてすぐ近くです♫
ラマダンとは?
ちなみにラマダンって言われても普段イスラム教に接していなければわからないですよね。僕もよくわかりません。笑
なんとなく断食のことだと思ってましたが。。。
というわけで困った時のwikipedia先生!早速聞いてみましょう。
ラマダンとは?
ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。「ラマダーン」を断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとはあくまでもヒジュラ暦における月の名である。
あれですね、ヒジュラ歴って何?っていうところはひとまず置いておいてラマダンとは9月のことという訳ですね笑
よくわからないですね_| ̄|○笑
さらに調べるとヒジュラ歴とはイスラム教の紀年法(西洋世界では西暦が使われてますね。今は2015年)のことです。つまりはラマダンとはイスラム教徒にとってただの9月のことで、たまたまイスラム教の教徒の義務としてその月に断食が行われることから「ラマダン=断食」みたいな風に扱われることがあるようですね。
断食は一ヶ月続くそうですが、断食期間中に何も食べられないわけではなく日没から日の出までの間(=夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂ります。
この時期は普段よりも水分を多くした食事をとるなど通常のメニューとは異なるので断食月(ラマダン)に、日没後、初めてとる食事のことをイフタール(断食明けの食事)と特別に呼ぶ訳です。
東京ジャーミイとは?
さておつぎは東京ジャーミイの説明!
これは代々木上原にあるイスラム教のモスクです。
以前に東京カテドラルを紹介しましたが、それのイスラム教版だと思ってもらえれば良いと思います。
東京カテドラル聖マリア大聖堂とミケランジェロのピエタ。ラマダンだからなのかそれとも休日に訪れたからなのかわかりませんが、人もたくさんいました。ラマダンで何も食べてないからか少しぐったりしている方も多いかなという印象です。
この東京ジャーミイですが、代々木上原から徒歩5分なので立地は抜群です!
周りの建物とはうってかわっての完全なイスラム建築なのでかなり異質な存在なのですが、訪れるだけでかなりの異国感を味わえるので僕は非常に好きです。
代々木にいるのにまるでトルコにいるかのような気分を味わうことができます♫
また、装飾美・建築美もすごくて天井の装飾もめちゃくちゃ美しいです。
ちなみに見学は自由で無料です。(見学時間は要確認)申し込みとかは全く要りませんのでラマダン期間中でなくてもぜひ!
いよいよイフタール
さてやっと事前に知っておいて頂きたい事前情報は伝えたのでいよいよイフタールの体験レポ!
イフタールはマグリブ(日の入り)の後に行われます。東京ジャーミイのHPから事前に予約してから伺いましたが、特に予約しなくても参加できそうでした。
参考 イフタール予約東京ジャーミー・トルコ文化センターちなみにイフタールの前にはイスラム教に関する講演も行われていました。
東京ジャーミイのコックさん?たちがイフタールの準備を始めました。食事をみるにやはり水分を多く含んだ料理が多そう。
そして講演が終われば、いよいよイフタールがスタートです。瞬く間にイフタールを待つ人で長蛇の列ができました笑
しかも並んでいる方は中東圏の方が多い!ここは日本なのか!?と思うほどの異国感!なんだかわくわくです。
女性の方々はヒジャブ(頭髪を覆い隠す布)をつけてますね。
並んでいる人たちに次々に食事を配膳するコックさん。なんだか給食みたいでいい笑。
そして気になる本日のイフタール料理の中身はこれ!
ピラフと牛肉入りのシチューと豆のスープでした。あと右上はナツメヤシ入った甘いジュースのようなものでした。
イフタールを食べる前は薄味の食事かなと思っていましたが、案外濃厚な味で驚きです。
日本人の舌にも合う味です。すごく美味しかった。
ちなみにもし味が薄くても塩や胡椒などの香辛料はテーブルの真ん中に置かれているので味の調整ができますよ!
またもう一度並べばおかわりも可能なようです。
あとはイフタールの食事の際は男女の席が分けられるので、もし行かれる際は同性の方と一緒に行った方が良いと思います。
ちなみに東京ジャーミイのイフタールは無料です。隣に座っていたイスラム教の方が毎日訪れれば食費の節約になると言ってましたが確かに笑
というわけでイフタールの東京ジャーミイを満喫してきました!しかしこれは宗教行事の一環です。
最近はタリバンやイスラム国のような勢力のせいで日本人にはあまりいい印象がないイスラム教ですが、大多数のイスラム教を信仰する方々はすごく親切です。
そのことは忘れないようにして参加したいですね♬
2016年も訪れた
追記です。2016年も行ってきましたイフタール。
東京ジャーミイの関係者みたいな方にイフタールは完全予約制になりましたみたいなことを言われてショックを受けましたが(予約して行かなかった)、そんなことはなく普通に並べば予約なしでも配給して頂けました。
メニューも毎日変わるようで、今回も美味しかったです。ラマダン明けのムスリムの方々のために胃に優しい味付けがグッドですね!
2017年も訪れた
もはや3年連続ですが、2017年もイフタールに参加してきました。自分の中ではもはや恒例行事でこの時期になるとワクワクします。
今回はイフタールの前にムカーラバ(講話)も聞いてきました。テーマは「世界各国でのラマダーンの過ごし方」。
入場無料で誰でも参加可能です。ちょうど自分が行った日はこの前訪れたパキスタンでした。
そしてイフタールです!!年を追うごとに参加者が増えているような気がして、みんなイスラム教に興味を持つ方が増えているようでなんだか嬉しいです。
今回の食事も汁物の多い断食明けの胃に優しい料理でした。シェフはトルコから招いているようで味もいつものようにグッドです。
また機会があればぜひ参加したいです♫
実際にトルコやイスラム圏に興味を持った方々は下記の方法を使えば誰でも無料でイスラム圏に行くことができるのでオススメです٩( ‘ω’ )و
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