こんにちは、ゆーせーです。
先週、恵比寿で開催されていた竹沢うるまさんの写真展に行ってきたので感想を少し。
竹沢うるまさんに関しては当ブログで、写真集、エッセイ本、過去の写真展などいろいろと特集してきたのでここでは説明は割愛します。
とにかく最近、日経ナショナルジオグラフィックという名誉ある写真コンテストで優勝した新進気鋭の写真家さんです。
竹沢うるまさんの写真展は3月に茅ヶ崎で鑑賞して以来の2回目。
その後に下北沢で講演会を聞いたのも合わせると本人と会うのは3回目になります。
旅写真家・竹沢うるま写真展「Trance Continent」を見てきた。今回は世界一周後の初の写真集であるキューバを取り扱った「ブエナビスタ」を通じて、ギャラリートークまで参加して何を感じどう撮影したのかを聞いてきたのでそのあたりを書けたらなと思います。
ちなみに写真集のタイトルのブエナビスタはスペイン語で「絶景」の意味です。
写真展の会場素敵でした
竹沢うるまさんの写真展は恵比寿から徒歩10分くらいのALというギャラリーで開催されていました。
写真展会場は陽気な天気もあって非常に開放的で清々しかったです。
こんなところで写真展できるなんて素直に羨ましい。
ギャラリーの写真はどれも大きく印刷されていて、非常に迫力がありました。
うるまさんの写真はただでさえ密度が濃くて訴えかけてくるものがあるので大判にあいます。
ギャラリートークは竹沢うるまさんの人気で整理券まで配布されてましたがなんとかゲット。
これでトークが聞けます。
ギャラリートークが始まるのは16時から。
自分は15時40分に到着したのでまずは写真をさらっと見てギャラリートークに参加です。
2010年の竹沢うるまと2014,15年の竹沢うるまは違う。
さてうるまさんのギャラリートークのスタートです。
以前に下北沢のB&Bで聞いた話は3年間の世界一周旅の話だったのですが、今回はその後の話。やはり期待してしまいます。
竹沢うるまさんの講演会に参加してみました。ギャラリートークは約一時間でしたが、私がその中で特に心に残った言葉が、「2010年の竹沢うるまと2014,15年の竹沢うるまは違う。」という一言。
たぶん、何気なく出てきた言葉だと思うのですが、確かに世界一周の後に出した写真集であるwalkaboutと今回のブエナビスタはちょっとテイストが違うと思うんですよね。
なんというかwalkaboutは世界一周の記録と言った感じなのですが、今回のブエナビスタはもっと不安定で写真家の気持ちが全面に出ていると感じました。
竹沢うるま「Walkabout」を読んで。「自分が思った感覚を表現するために垂直や平行じゃなかったり、ぶれたりした写真になる」とか「自分の考えを表現するために試行錯誤した写真表現で撮影する」ともおっしゃていましたが確かにうるまさんの写真って独特なんですよね。
なんというか1960年代くらいの古き良きニューエイジな頃のアメリカを彷彿とさせるような、ニューカラーな写真な匂いがします。
うるまさんの写真は見る人のためじゃなくて自分のために撮っていて、そこがまた良いところだと思います。だからたぶん写真が生き生きしているんじゃないかな。
本人も「2014,15年に竹沢うるまがキューバに存在していた証明がブエナビスタであり、他の自分の写真集もそうである。」っていってたし。
そういう気持ちは自分も持ち続けたいなと思ってます。
ちなみにうるまさんが出しているThe Songlinesというエッセイ本があるのですが、非常にストイックに旅して写真撮られてて感動するのでぜひ読んでみることをお勧めします!
竹沢うるま「The Songlines」を読んで。帰りはミャンマー飲み会
ちなみに今回の竹沢うるまさんの写真展では何人か友達のカメラ好きも集まっていて、その人たちとさらに他の旅友も含めてミャンマー料理店に行ってきました。
場所は高田馬場のスィゥミャンマーというお店!
久しぶりにモヒンガー食べて、またミャンマーに写真撮りに行きたいなと思いました!
【まとめ】2015年GW!ミャンマー旅これからはもっとミャンマーとチベット文化圏を撮影していきたいです。