ラオスはポートレート撮影に最適な国!

こんにちは、ゆーせーです。

ラオスは人が近い国。

ラオスを旅して感じたのはそんな印象でした。

ラオス 人

ラオスでは、徒歩、自転車、原付バイク、トゥクトゥク、車とあらゆる交通手段で移動しましたがどんな場所に行っても人々の笑顔は絶えませんでした。

そして人々はみんな親切でした。

ルアンパバンの周辺の村々では日中から家族単位で家々の周りでビアラオ(ラオスのビール)を飲んで宴会していて僕のような外国人も招かれることもしばしば。

村々を回るだけでヘベロケになってしまったり笑

次回の記事からラオスの記事を綴っていく予定ですが、その前に今回の旅ではラオスの人々の日常を撮影してくるというテーマを自分に課していたので、写真撮影の観点からラオスってどういった国なの?っていう部分を書ければいいなと思います^^

ポートレートに最適な国

ラオス 赤ちゃん

ラオスをフォトグラファーの観点から見るとこの言葉に集約されると思います。

そう、ラオスはポートレートに最適な国です。

特にラオスは他の国々に比べて国を代表するような観光名所も少なく(あることはあります)、人々も全体的にゆったりとした印象を受けるのでこうなるんだと思います。

以下に僕がポートレートに最適だと感じた理由を書きます。

みんなピュアに笑顔

ラオス 少女

ラオスの一番の見所は人々の笑顔だと思います。

とにかくみんな笑顔です。もう、悲しいとか怒りって表情はあるの?っていうくらいの笑顔なんです!(・∀・)

GWのミャンマーの時もそうでした。おそらく宗教的に怒ることは恥だという文化が根付いていると思います。

微笑みの国、ミャンマー!

そういうこともあって、こちらとしてもすごく人に接しやすいです。話しかけやすいので写真も必然的に枚数が増えます。

ホント、ラオスとかミャンマー見てると人の幸せは決してお金じゃないんだなと痛感します。

どちらも発展途上国で、年収なんて日本人の何十分の一なのに、みんな幸せそう。楽しそうです。

今を生きている。強くそう感じます。

旅行者ズレしていない

ラオス 女の子 少数民族

また、重要なポイントとして旅行者ズレしていないということもあります。

例えば周辺国でもカンボジアなんかは子供の写真を撮影するとお金を要求されます。旅人の友達の話だとエチオピアなんかも少数民族の写真をお金を払って撮るみたい。

もちろん彼らにとって、旅行者のお金は大事な収入源です。

現地の慣習には従うべきですが、やはりお金を払って撮影するのも何かしこりが残るのは事実です。

そして欧米諸国などの先進国はポートレート写真を撮ろうとするとすごく嫌がられます。我々日本人だって見ず知らずの外国人にカメラ向けられたらすごく嫌ですよね?それと一緒です。

でもラオスの人々はカメラを向けると笑顔で被写体になってくれます。もちろん金銭も要求されません。

これだけで写真がかなり撮りやすくなる。

ポートレート写真の練習がかなりできます。

少数民族が暮らしている

ラオス モン族

そして極め付けは少数民族が暮らしていることです。

少数民族は上の写真のような伝統的な民族衣装を持っていて、それこそラオスでしか撮影できないようなエキゾチックな写真が撮れます。

ただこういった少数民族は安価な大量生産の服、都市部の安定的な暮らし(少数民族の大部分は狩猟で暮らしてるため生活が不安定)、インターネットの普及で急速に姿を消しつつあります。

彼らが姿を消すことが果たして世界の進歩と捉えるべきか否かはなんとも言えませんが、上記の写真のフォトグラファーのJimmy Nelsonの写真集(『BEFORE THEY PASS AWAY』)のようにまさに今しか見ることができない姿になると思います。

ラオスは少数民族の保護政策はとっていないことと中国と国境を接していることもあり大量に中国品が出回っていることで、今回の撮影ではなかなか民族衣装を着ているような写真は撮れなかったのですが、今でもお祭りや旧正月などのハレの日は伝統衣装を着るとのことでした。

僕も数枚ですが写真に収めることができました。

なかなかこのあたりの知見も少なく、誰か詳しい方がいましたら是非ご教授願いたい分野です。

また、民族衣装を着ていないから少数民族ではないわけではありません。

ラオスでトレッキングをしてモン族とカム族の村を回りましたが、彼らは今でも山中に村を作り家畜と共に生活していました。

オススメは中望遠レンズ

ラオス 托鉢

ここまでいろんな側面からラオスがポートレート撮影に最適な国だと紹介してきましたが、そんな撮影に便利だったレンズがAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRでした。Nikonの中望遠ズームです。

D610 70-200mm f4

近すぎたらやはり怖がられるし、遠すぎたら綺麗に写真が撮れない。何より構図が限られる。

そんな難しい要求にこいつは答えてくれました。当初はどこまで使うか未知数でしたが、旅の全行程においてほとんどボディーに付けっぱなしになったレンズでした。

軽いので取り回しやすいし、描写も優れる。VR(Nikonの手振れ補正)も効き目抜群。

いいレンズです。

僕が大三元F2.8ではなくAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRを購入した理由

ラオスを一人のバックパッカーの写真撮影の観点から述べるとそんな感じです。

写真撮らないにしても、ラオス人の素朴な人柄とホスピタリティーには日々の仕事に疲れた日本のサラリーマンはきっと癒されることでしょう。

ラオスめっちゃいい国ですよ(・∀・)