旅に出て二日目。
前回の記事は下記をどうぞ
ラオスへの旅が始まる。一日目のブログで、昆明までたどり着いたと書いたけれど、そんなに今回の旅は甘くはなかった笑
どうやら昆明特有の濃霧の影響で着陸できず、成都にダイバートしたらしい。(ダイバートは当初の目的地以外の空港などに着陸すること)
空港を降りたら、そこは成都で驚いた。(昆明到着10分前というアナウンスはあったらしいが、その後にずっと旋回し、着陸を断念したとあとから聞いた。その間、僕はひたすら寝ていた。)
成都と言えば、今年の夏にラルンガルゴンパを訪れるために降り立った街。
もう一度あの場所に向かいたいが、今回の旅の目的ではないし、何より冬の極寒のラルンガルゴンパに向けた準備もしてきていない。
【まとめ】2015年夏休み!東チベット旅!僕はラオスを目指さなければならない。
中国語しか通じない世界で、機内で出会った日本人の旅人と協力してなんとか昆明行きの飛行機に搭乗。
既に予定では昆明からラオス行きの飛行機は離陸している時間だ。
既に26日になっているが、成都の空港はクリスマスツリーで送ってくれた。
天候の影響とは言え、航空会社の都合でこんなことになっているのだから別の飛行機を用意してくれるだろう。
そんなことを考えながら、席がなくて運良く乗せてもらった国内線のビジネスクラスで寛いだ。(インボランタリーアップグレード?)
国内線のビジネスクラスだし、成都ー昆明間は2時間にも見たないようなフライトだったけど初めてのビジネスクラスはビジネスクラスである。
大いに楽しかった。
しかしそんなに簡単にこのトラブルは終わらなかった。
遅れたけれど、ビジネスクラスで結果的にハッピー!みたいな簡単な話ではなかったのだ。
昆明に着くと待てども待てども荷物が来ない。
生まれて初めてロストバゲージにあった。大事なレンズも入れてあるのだが。。。
しかしダイバートに、インボランタリーアップグレード、そしてロストバゲージ。。。
およそ自分は経験しないだろうと勝手に思っていた航空業界のカタカナ用語に見事ハマってしまった。
しかもこの3つを同時に経験する奴なんてなかなかいないだろう。。。
荷物は明日以降にヴィエンチャンに届くとのこと。
僕の予定だと本日の夜行バスでルアンパバーンに向かうのですけど。
ラオスが待っているというのに!
そしてさらに追い討ちをかけるように、航空カウンターでヴィエンチャン行きの航空券を発券しようとすると、次の飛行機は明後日の14時とのこと。
僕の予定だと本日の夜行バスでルアンパバーンに向かうのですけど。
これじゃあ、荷物のほうが先に届くではないか。本末転倒や。
幸い、ホテルは充てがわれたけれども僕の旅は大幅に変更を余儀なくされてしまった。
というか中国東方航空の対応ひどすぎです。昆明-ヴィエンチャン行きの飛行機は一日2便あるのに、席が空いていないとの理由で2日間も足止めされてしまった。
これには殺意が湧いた笑
仕方がないので、航空会社に充てがわれたホテルに向かう。
幸い中国東方航空でもこういった場合は、ホテルと食事と空港間のシャトルバスの費用は提供してくれた。
とは言え、ご存じの方も多いと思いますが、中国ではGoogleが使えない、LINEもFacebookも使えない。
要は日本でごく一般的なWEBサービスが使えないのです。(当局で規制されている)
よって昆明を観光するにもネットで調べられない。
まあ、昆明は一年前に少し観光したことあるのであまり見所ないことは知っていたのですが。
昆明で特に観光する気がなければぶらぶらしてみよう。さらにロスバケしているし、そもそも暖かいラオスに行くつもりだったので防寒着が極端に少ない(昆明は結構寒い)
さらに中国は英語も通じない。
ここに気をつけて!僕が考える中国旅で注意するべきポイント5点!よって困った。
ちなみに中国東方航空に充てがわれたホテルはこんなところでした。
室内は広さは申し分ないが、エアコンが効かない、汚い、と日本のビジネスホテル以下のクオリティーだった。(普通に泊まっても一泊2000円くらいだったっぽい(-_-;))
こういう場合の航空会社より充てがわれるホテルってかなりよさ気なところに泊まれると勝手に思い込んでいたので勝手に幻滅^^;
ご飯もこの調子である。しかもあんまり美味しくなかった。笑
特にやることもなくホテルの周辺を散歩してこの日は終了。
いきなりのトラブル大発生で、長い一日になってしまった。
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ひとまず昆明の雲南民族村に行ってみた。