旅に出て三日目。
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昨日、中国東方航空のトラブルによって昆明に滞在を余儀なくされたので本日はひとまず雲南民族村にやってきた。
昆明の観光地は世界自然遺産である石林が一番有名だと思うが、いつも検索するとデカデカと「石林」と書かれた画像ばかりがどんどんでてきてなんとも行く気がなくなる場所である(o´Д`)=з
そしてネット上での評価も値段の割(入場料は175元)に行く価値ないというのが大半。。。
しかも昆明市内から石林は少し距離がある。
というわけで、雲南民俗村にやってきた。
雲南民族村には中国に住んでいる25の少数民族の村々を再現し、少数民族の衣装に身を包んだガイドさん(リアルな少数民族?)がいるとの情報だ。
もともとラオスへも人の写真を撮りに行くというテーマがあったので、撮影の練習にはうってつけである。
というわけで行ってみた
中国はGoogleが使えないが、他の検索サイトを使ってなんとか情報を調べて雲南民族村にやってきた。

ホテルからは昆明市街を縦断するA1の路線バス一本で行けた。(一回乗車で2元)
この路線バスは、どんだけ乗っても2元なのでなんだかお得感がある(・∀・)(結局、1時間以上乗車する必要があったので。)
雲南民族村の入場券も90元と石林ほどではないが、それなりに高額だ。(他に民族村内の民族歌舞見ればもっとお金かかる)
ただ、敷地がかなり広いので一日いても飽きないとのこと。楽しみである。
入場門をくぐると、確かにそこには様々な民族の村と独特な衣装に身を包んだ人々がいた。
みんな頼めば写真を撮らせてくれた。今までの中国の旅だと写真撮るの嫌がられるイメージだったが、さすがはテーマパークである。
表情がカタイのはあれですが笑
謎に、スモークが焚かれていた石道。
なんだかんだで中国のテーマパークっぽい演出。
チベット民族(蔵族)の村もあった。何度も言ってるけど、またチベット行きたいo(。・д・。)o

チベット民族は中国政府と対立しているはずだが、ここではそんなことは関係なくテーマパーク化されていた。
中国政府はいろんな少数民族との間で様々問題があると認識しているが、いろんな国や地方と接しているからこその難しい問題であり、なかなか解決も難しいのだろう。
テーマパーク内では民族衣装の貸出もおこなっていて、おばちゃんがポーズ決めて写真撮られていた。
大ホールや、大きなレストランも完備。
この写真の大ホールで民族舞踊があるらしい。
思ったこと
雲南民族村は非常に大きく、ゆったりと少数民族の村々が展示されているので見応えがあった。
少数民族の生活様式も宗教や、住んでいる地域によってガラリと変わるので視覚的にもわかりやすく感じた。
例えば、モンゴル族のゲルとタイ族の仏教遺跡なんか全然違うし。
ただしやはり所詮は作られた世界であることも事実。
彼らはこの場所では生きていない。
テーマパークが閉館すれば、それぞれの住む場所に帰るだろう。
そのあたりがなんとなくしこりとして残った。
その土地で生きている人に会いに旅がしたい。写真が撮りたい。
改めて認識した。
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