旅の終わり。素晴らしき東チベット。

【この日の移動】
成都空港→成田空港(四川航空 約5時間)

東チベット旅十日目

前回の記事は下記をどうぞ↓

成都まる一日観光!愛くるしいパンダと激ウマ麻婆豆腐。

無事に飛んだ

ついにこの旅の最終日を迎えました。このブログも約一ヶ月くらいかけて書いてました。長かった笑

行きはオーバーブッキングのトラブルで中国国際航空で来ましたが、帰りはちゃんと四川航空が飛んでくれました。

行きのてんやわんやは下記に書いてあります。

実録!飛行機でオーバーブッキングしたらどうなるのかを教えよう。

機内食 四川航空

機内食もまともだし、一応エコノミーでもディスプレイもあるし(古い映画しか入ってなかった)、四川航空良かったです。オーバーブッキングさえなければ、、、、

というわけで無事に帰国できましたo(。・д・。)o

最後はこの旅の総括です。

素晴らしき東チベット

東チベット ラルンガルゴンパ 朝

実は今までの自分のバックパッカー人生の中でも同じ場所を再訪なんてほとんどしたことがありませんでした。

かろうじてパリくらいです。しかしパリはたまたまヨーロッパ周遊中とか、他の行き先の経由地とかあくまでついでに寄った場所でした。

純粋にそこに行きたいという理由で再訪したのは東チベットのラルンガルゴンパが初めて。

自分の中での旅のスタイルが徐々に変わろうとしているのが見えてきた気がします。

それは写真のおかげです。

旅で再訪する意味

タルチョ ラルンガルゴンパ

自分はカメラを、写真を好きになって、どんどんのめり込んでいって、もっとうまくなりたいと思うようになりました。常に思っています。

自分が写真を好きになったきっかけは旅なので、風景やポートレートを撮っても自分の軸は常に旅写真にある。そう思っています。

そんな中で4月に写真展を開催。開催するさなかで、いろんな方々と仲良くなって、旅で写真を撮って生きている人たちの存在がぐっと身近になりました。

そんな方々は例外なく写真にテーマを持っていました。それは一つの国や地域だったり、人々の表情だったりいろいろです。

そのテーマにそって皆さん、同じ場所や国を何度も長期間をかけて撮影しています。

そんな中で生まれてくる写真は時の年月も加味されてまるでワインのように素晴らしい写真になるんです。

それは短期旅行の忙しい旅では上手い下手に関わらずどうしても敵わない写真のような気がします。

ある旅写真家さんが言ってました。プロは単写真ではアマチュアに負けることはあっても組写真やそれ以上の写真群では負けることはないと。なるほどと思いました。

風景も、人も、なにもかもその一瞬だけでなく、季節を変えたり、年月を経たりしないと見えてこないものがある。

それが旅で再訪する意味だと思いました。

そんな事を考えつつ、自分も再訪してみました。テーマはまだないのですが、チベット圏に関連したテーマでいつか写真展や写真集を作ってみたいです。

実際、再訪してみてラルンガルゴンパはぜんぜん違いました。

タルチョ 東チベット

昨年に比べて明らかに大地に緑が少なかったです。

当たり前ですね、寒くてまだまだ緑が育っていないわけです。

ラルンガルゴンパ 比較明合成

ただやはり美しかった。自分の技術と機材も昨年よりちょっぴり良くなったのもあるかもですが。

そして全てが懐かしかったです。帰ってきた。そんな感覚がありました。

アチェンガルゴンパも素晴らしかった。

街も昔より発展していました。そして道路も。ラルンガルゴンパに行くまで去年よりも6時間も短縮されました笑

再訪するとは何なのか。旅で同じ被写体を撮り続けるとはなんなのか。少しわかった気がします。

そして次の旅へ

そして早くも次の旅です。東のチベットはひとまず置いておいて、西の方のチベットにも言ってみようかと思います。

。。。といえば、分かる人にはわかると思いますが、インドのあの場所です。

正直言って、自分の旅も写真もどこに行き着くのかまったくわかりません。もちろん写真展や写真集はやりたいのですが、それだけで終わりたくない。もっと先に行きたいです。

それはもしかしたら死ぬまでわからないのかもしれません。ただ、旅も写真もずっと死ぬまで続けたいと思います。

以上、東チベット再訪編終わり!

今回の旅は下記にまとめてあります!

【まとめ】2016年GW!東チベット旅!