こんにちは!この一年でレンズ購入にひたすら散財したゆーせーです(・∀・)
基本的には旅写真がメインなので機動力重視でズームレンズを多用してますが、要所では単焦点も使っていきたいと考えている、今日この頃。
んで、特に単焦点じゃないと変えが効かないのがあれです、魚眼レンズです!
魚眼レンズって一般的にはキワモノだからなのかズームレンズって殆ど無いんですよね←例外にトキナーとキャノンからは魚眼ズームレンズでています。特にキャノンのものは良さ気。Lレンズだし。
とは言え、Nikon用の、特にFXフォーマット用の魚眼レンズで良さそうな奴ってなかなか少ないんですよね。どうやらニコンはあまり魚眼には注力していない模様。
※ニコンも魚眼レンズ最近発売しました。お高いですが。。。
というわけでサードパーティーで検討しておりました。フルサイズ用で魚眼といえばシグマさんも出してますが、機構がやや古め。
そんな中で見つけたのがこのレンズ、SAMYANG(Rokinon)12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYEでした。
マニュアルですが写りの評判の良さに定評があるサムヤンのレンズです。
機構も新しいし、作例を見ても良さ気。これにすることに決定。
参考 SAMYANG(Rokinon)12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE作例KASYAPAあんまり魚眼って馴染みがない方も多いと思いますが、使ってみてかなり面白いというか、飛び道具的な使い方ができるのでここでレビューします!
※ちなみに僕は海外の有名カメラ機材販売サイトのB&Hで購入しました。SAMYANG(サムヤン)はアメリカではRokinon(ロキノン)で売ってるようですが、ここではあえてサムヤンで統一します。
海外通販サイトのB&Hでカメラのレンズを買ってみた(しかもPayPal決済で)魚眼レンズには二種類あります
一般的な話になってしまいますがまずはおさらい。
魚眼レンズには対角魚眼と円周魚眼があります。
円周魚眼(全周魚眼)とは
まずは円周魚眼(全周魚眼)から。
円周魚眼は画面の水平垂直対角線両方よりもイメージサークル径が小さいレンズのことです。
。。。。といわれてもよくわからんですよね。言っていることの意味がわかりません。
イメージサークルと言われもピンと来ないと思いますが、要はレンズから入ってきたそのままの光ということ。
そして円周魚眼ではイメージサークルのそのままの丸い光よりも大きいために像が写っている以外の部分は黒くケラれた状態になってしまいます。
レンズフードやフィルタなどが写真の周囲に写りこんで被写体が欠けたり、周囲が暗くなる現象。
なんとなく自分のイメージでは円周魚眼こそThe魚眼レンズ!みたいなイメージがあり、当初はこっちの魚眼で検討していたのですが、円周魚眼はその個性が強すぎるために逆に使いにくそうだとよくよく考えれば思いました。
だってどんな写真でもこのレンズで撮影すると丸くなり、周辺は黒くケラレるわけです。どんなレンズで撮ったか一目瞭然になってしまいます。
というわけで円周魚眼は断念。ちなみに円周魚眼ならシグマのレンズを購入しようと考えていました。
対角魚眼とは
そして対角魚眼です。
対角魚眼はさっきから言っているイメージサークルよりも画面の方が大きいわけですね。←これでもよくわからんですよねw(-_-;)
画面全体に写真が写りますが、魚眼レンズは歪曲収差があるため大きく歪んだように写ります。
対角魚眼なら画面全体に写真が写りますし、被写体と真正面に撮れば歪曲も目立ちません。普通に超広角レンズとしても使えます。
何より円周魚眼に比べていい意味でも悪い意味でも、個性がない分(充分あるけど)、ほかのレンズで撮影した写真と比べても破錠しません。よってこちらをセレクト。
開封の儀
なかなか購入者も少ないレンズだと思うのでたまには購入の儀をやりましょう(o^^o)
レンズは遥か彼方の大都会ニューヨークからはるばる飛んできました♫←海外個人輸入したので
なかなかSAMYANGというかRokinonのレンズの外装箱も珍しいと思い、撮影w
ROKINON!!!
箱の中身はこんな感じです。海外のあまり有名ではないサードパーティーレンズなので梱包とか内容物とか不安でしたがきっちりしていて驚きました。
証明書とか、布のケースまで付属しております。
これまたでかでかとROKINONとロゴの入った大きなレンズカバーです。
さすがは魚眼レンズ前玉でかし。
ちなみにレンズフードは取り外すこともでき、取り外すとただの大きな丸いデカイレンズです(笑)
マニュアルはそんなに不便じゃなかった。
ここでは僕がSAMYANG(Rokinon)12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYEで撮影した写真を簡単にご紹介します。
初めてのマニュアルレンズ(しかも魚眼)ということもあり、もしかしたら気に入らずにそのままお蔵入りするかも。。。と思っていましたが、ぜんぜんそんなことはなかった!
風景写真を撮ることが多い僕にとっては被写体と向き合ってじっくり撮ることも多く、マニュアルでじっくりピントをあわせる感じはなかなか新鮮です!
そもそも魚眼使うシーンって三脚使って売ることが多いのでまったく困りません。
ピントも12mmという超広角なので多少ずれてても、充分補正できます。困ったら無限遠にしておけばなんとかなります。
そしてやっぱ魚眼レンズ面白い!
普通に撮るのと比べて被写体を強調できてとても便利です。歪曲楽しい!
当初の予想通り、飛び道具的な使い方が可能です。
超広角なので空もとってもワイドに写せます。さらにf2.8なので明るさも申し分なしです。
そして風景だけが魚眼の使いドコロじゃない!ポートレートもいけますぜ!
ポートレートといえば85mmくらいがまあ鉄板ですが、広角もうまく使えば面白い表現ができますよ。
特に魚眼だと、周囲が歪曲してコミカルな演出ができます。
結論:マニュアル魚眼レンズは不便じゃなかった!
ちなみにSAMYANGですが、あまり有名でないこともあってかほぼ店頭販売しておりません。
店頭で見てから購入したい!という方はマップカメラやフジヤカメラなどで中古が出るのを気長に待つ必要があります。
あるいは自分のようにCP+のような各メーカーが勢揃いするイベントでレンズを試してみるのもありですね!
なかなか触れないレンズだと思いますが、カメラやっている身からするとまだ安い方のレンズなのでえいやで買ってしまうのもありですな(*´∀`*b)笑