こんにちは、ゆーせーです(・∀・)
ちょっと前ですが、鎌倉と江ノ島に写ルンですをもって写真撮ってきました。
デジタルになってからカメラを始めたので、フィルムっていったいなんですか?といった程度の知識しかないのですが、ふだんデジタルカメラでしか撮っていないからこそすごく新鮮に写真が撮れたのでめっちゃ面白かったです。
そんな写ルンですの魅力をご紹介です♫
写ルンですとは?
写ルンですとは富士フイルムから1986年に発売されたレンズ付きフィルムです。
レンズ付きフィルムと呼んだことと、写ルンですというネーミングセンスがすごくキャッチーですよね(o^^o)
20世紀後半といえばまだまだデジタルカメラはキワモノ扱いの時代。フィルムカメラにしたって現代のデジカメのように一瞬で撮影画像を確認することができず、オートフォーカスも露出補正も何もかもが今よりも精度が劣った時代です。
誰でも手軽に撮れて、しかもそこら辺のおみやげ屋さんからコンビニまでどこでも手に入る写ルンですは大ヒット。2001年には世界で一億本も売り上げております。
ちなみに上の画像の写ルンですは30周年記念のアニバーサリーキットです。
しかしヒット商品もいつかは廃れるものです。しかも写ルンですはデジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及よって大幅に売り上げが減少。なんと4,5年で最盛期の1割しか売れなくなったそうな。。。(;´Д`)
そんな不遇の時代を過ごした写ルンですですが、最近は逆にこの時代のフィルムの色使いや色あせた感じがレトロやノスタルジーを感じるらしく若い世代を中心に少しづつ売り上げを伸ばしているそうです。
写ルンですの背面。巻き上げて押すだけ。ちょ〜簡単です。昨今のデジタルカメラもめちゃくちゃ簡単に写真が撮れますが、これほどまでにお手軽に撮れるカメラは今後現れないのでは?
1000円以内で買えるお手軽カメラ(フィルム)にもかかわらず実はフラッシュもちゃんとついています。ハイテクです。
ちなみにインクジェット用紙で有名なあのイルフォードからもレンズ付きフィルムが出ていますよ(`・ω・´)キリッ
こちらはモノクロもありますので、また違った楽しみがあります。
撮影実例
そして実際に鎌倉と江ノ島で撮影してきたのがこちら♫
色合いがめっちゃ昭和!昭和な匂いがします!
逆光耐性を見ようと意地悪してみたら、フレアもゴーストもでまくった笑
最短焦点距離が長いです。なので寄れません(3mくらい離れる必要あり)。
ゆりちゃん、イケメンになってな!
高感度耐性ない。画質は荒れてます。
そしてボケない。
でも写ルンですにしか出せない味を確かに感じました。ふだんデジタルしか扱わないのでほんと新鮮です。カメラってただスペックやレンズを追い求めるだけじゃなくて、カメラによって味やクセってあるんだよなって久しぶりに感じました。
最近は自分の写真表現ってなんだろう?とよく考えることが多いので、この日はいいリハビリになったと思います。誘ってくれた友達に感謝!
現像が不便
とはいえ、フィルムカメラの不便さを味わったのはこの後です。そう、現像です。
撮影時に撮影データを確認できないのはなんとか我慢できますが、現像は本当に不便ですね〜。個人で暗室を持つこともなかなかできないので自ずと業者にだすことになるし、お金もかかる。
これはデジタル世代だからってこともあるでしょうね。素直に不便だなと思いました。
ただ、今でもある程度しっかりした家電量販店に行けばフィルムコーナーがあって、これだけ多くのフィルムが販売されていることに改めて驚いたり。いままで見向きもしていませんでした。今でもフィルムカメラ愛好家ってたくさんいるんですもんね。
いろいろと普段はできない体験ができておもしろかった、写ルンですでしたd(^^*)