こんにちは、映画大好きゆーせーです(・∀・)
今回は「君の名は。」を見てきました!!今年最大のヒット作になりそうな新海誠監督のアニメーション作品ですね。
きっと、TVやネットの感想で気になっている方も多いハズ!
鑑賞した感想としては率直に面白かった!テンポがめちゃくちゃいいし、純粋にラブストーリーしてます。
ただ表面だけすくうだけでなく、深く掘り下げるからこそ面白そうな映画だと思いました。
今回もネタバレありで鑑賞後の感想を好き勝手書いてくので鑑賞予定の方は読まないでくださいね⭐︎
鑑賞のきっかけ
鑑賞のきっかけはズバリ口コミです!
普段の自分の映画鑑賞スタイルは目星の映画の情報を何ヶ月もまえからキャッチして、基本的には前評判関係なく見にいくスタイルなのですが今回は違った。
ネットで君の名はの情報を公開後に得て、公開日数に対して興行収入が異常に高かったことから一気に自分の鑑賞候補リストにランクインしてきました。
新海誠といえばポスト宮崎駿とも呼ばれる若手アニメーション作家。秒速5センチメートルとか有名ですが、なんか昔に見たときに詩的というかPV的な作品であまり心に残っておりませんでした。
とはいえ、公開10日で38億円の興行収入はすごい。ジブリレベルです。
そこから自分の周りの人間からの口コミも得られるほどに浸透してきたので鑑賞することにしました。
後は映画の無料券もゲットできたのも理由かなw(6回見たら次の回は無料のやつです。)
口コミから突然鑑賞するなんて2013年の「ゼロ・グラビティ」以来だったのでかなりワクワクしました。泣く気めっちゃ満々でみました(笑)
「ゼロ・グラヴィティ」は一年経って観ても素晴らしかった。鑑賞後の考察
結論から言うと泣けませんでした(笑)
やっぱり今回の新海さんの作品も詩的で鮮やかでラッドウィンプスのPVといった感じ。
とはいえ十分に満足できる映画。チケット料金分は余裕でペイできる満足度です(払ってないけど笑)
鑑賞直後の感想はエターナルサンシャインとディープインパクトを足して二で割って千と千尋のエッセンスが入った感じ。(自分の映画ボキャブラリー内の印象です)
エターナル・サンシャイン
まずエターナルサンシャインですが、記憶除去装置を使って記憶をなくした男女のカップルが記憶を無くしても再び恋人同士になる映画です。
文字に書いちゃえば単純なラブストーリーですが、撮影手法が独特で観るものを惹きつけます。時系列もバラバラに進行します。
お互いの存在を忘れても再び出会う。君の名は。に通ずると思いました。
ディープ・インパクト
ディープ・インパクトは隕石衝突映画です。隕石も二つに割れて片方は地球に衝突するあたりは君の名は。がモチーフにした可能性もありますね。
ちなみにディープ・インパクトは公開年の隕石衝突映画勝負でアルマゲドンに負けて、今はぜんぜん知名度がない映画ですね。でも名作なので必見。
千と千尋の神隠し
ご存知、ジブリ映画の傑作「千と千尋の神隠し」。この映画も主人公の千尋が名前を奪われて千と名乗らされますね。名前が重要なメタファーになっています。
君の名は。も名前が非常に重要なメタファーです。名前を思い出す、呼び合うことでお互いの存在を認識しあいます。
「君の名は。」は単純に高校生男女のラブストーリー(プラス隕石衝突映画)とも見れますが、いくつか疑問点も残り、思ったより難しかったです。
というのもなぜ入れ替わりは起こるのか?なぜ瀧と三葉なのか?なぜ3年のギャップがあるのか?なぜ三葉の父(町長)は避難指示をだしたか?などなど疑問だらけだからです。そのあたりの伏線回収がなかったのが泣けずにもやもやしている理由かもしれません。
とはいえ、その答えはすべてサイドストーリー本に書いてあるようなので、そのうち読んでみようと思います。
そしてサイドストーリー本読んだら、もう一回観たくなりそうです(笑)
なんと二回目鑑賞
鑑賞直後は泣けないとか書いておきながら、じわじわと心のどこかにしこりを残すような作品である君の名は。
結局どうしても見に行きたくなって、まさかの二回目鑑賞してしまいましたw
二回目鑑賞とか風立ちぬ以来。自分の映画鑑賞人生の中でも3本目の二回以上の鑑賞です。
二回目鑑賞した後の感想ですが、二回目のほうが楽しめました。こんな映画も久しぶりです。
一回目の感想ではラッドウィンプスのPVのような映画だと感じました。であるからこそ軽い映画だなと思ったのですが、二回目はその軽さがあるからこそ非常に見やすかった。
二回目鑑賞だとどうしても結末がわかってしまっているぶん、冗長に感じることが多いのですがこの映画にはそれがありませんでした。最後まで新鮮に見れてしまった。
そして二回目だからこそ一回目は??であった巫女の舞や数々のストーリーの伏線もずっと理解しやすくなりました。
一回目の鑑賞で、なんだかわからないけどとにかくすごいと思わせておいて、二回目の鑑賞で唸らせられる。
新海誠監督は天才だなと、感心いたしました。