【この日の移動】
インディラ・ガンディー国際空港(デリー)→レー空港(レー) (インド国内線 約15,000円 約1時間30分)
レー周辺のゴンパ→チェムレゴンパ泊 (レンタバイク 1日1000ルピー)
さてラダック旅の二日目。
前回の記事は下記をどうぞ
インドへGO!!まずはラウンジ三昧から。ラダックの玄関口・レーへ
いよいよ本日はラダックの玄関口であるレーに向かいます。レーはインドのラダック地方最大の都市であり、空港もあります。
1日目はアライバルビザを取得した後は安定の空港泊。結局ビザの手続きが終わったら深夜1時を過ぎていたし。でも空調は効きすぎてあまり眠れませんでした。
もし深夜に空港に着いてしまったらどうする?タダで泊まれて安全・快適な空港泊がオススメ!とはいえ、レーへのフライトも翌日の6時15分発とかなり早いので寝過ごす心配がなくていいです。
デリーからレーまでの国内線は一番安かったJetairwaysで行きました。その他にはAir IndiaやGo Airがデリーとレーの間を飛ばしています。主にJetairwaysかGo Airがこの区間は安いようです。
ジェットエアウェイズは格安航空会社と思いきや、ちゃんと機内食と水を提供してくれました。シンプルな味付けで非常に嬉しいです。
毎回思うんですが、日本でもフライトが1時間を越えるなら国内線でも機内食を提供して欲しいです。
そして一路デリーからレーまで1時間半でひとっ飛びです。デリーの平均標高が230mに対してレーの平均標高は3500m。その差は約3000mほどありますが、実際のアクセスは驚くほどいいです。文明の利器万歳。
ラダックってかなり行きにくい印象を持たれている方も多いと思いますが、実は東チベット行くよりぜんぜん楽です。
成田から1日以内で到着しますよ^^
【まとめ】2016年GW!東チベット旅!飛行機からはヒマラヤの山々も拝めます。あれはエベレストでしょうか?
ラダックが近づくにつれてどんどんと窓から見える風景が異様になっていきます。こんなに目の前に山岳が見える風景なんてみたことないぞ(゜ロ゜)
フライトは順調に運行し、ちゃんと1時間半でデリーの空港からレーに無事到着。
天気は快晴。やっぱり標高3000m以上の空は違う!
ただしレーの空港はボロボロです笑
掘っ建て小屋みたいwww
レーの空港のボロさは外観だけでなく内部にも表れています。荷物引取りのターンテーブルもこんなにボロボロのやつをみたことないぞ。
空港にはチベット僧も。いよいよチベット圏に入りました(・∀・)
いよいよ旅が始まる!!!
レーでぶらり
レーの空港からは250ルピーの一律料金でレー市街までのタクシーが出ています。
レー市街まではタクシーで約15分くらいで、数キロです。ただし上り坂なので重いザックを担いで徒歩で移動することは大変。
しかもすでにここは平均標高3500mの地ですからね。
以前にインドを経験している以上、ぼってくるのではないか?という不安が頭をよぎったわけですがそんな不安が的中することはこの先一度もなく、ラダックはとても旅行者にやさしい街でした。
時間もあったのでレーの街を散策です。
レー王宮と呼ばれる巨大な 城跡がレー市街地の目印です。ここからはレーの市街地が一望できるので登ってみます。
ラダックの青空に風とタルチョが舞っていました♫
レーの街並みは山肌に沿うように建物が続くので、遠くの山々まで見渡せます。
お次はレーでどうしても買いたかったものを購入です。
それはダイアモックスと呼ばれる錠剤です。ダイアモックスは高山病予防薬です。決して危険なドラッグとかではないですよ〜笑
参考 高山病予防薬(ダイアモックス)千駄ヶ谷インターナショナルクリニック日本だと医師の処方箋が必要なダイアモックスなのですがレーでは処方箋なしで購入できるという情報を事前にキャッチ。しかも値段も格安で上の画像の状態で100円くらいで買えました笑
本日はレーにきて初日だったのでどうしても購入して服用しておきたかったのですよね。よかったよかった。
まあそれにしては早朝からせわしなく動いていますが(๑´ڡ`๑)
インドはもちろん何と言っても人が魅力的な国です。それはラダックも同じです。
路地裏で焼きたてのパンを忙しく焼いていたり
青果店のお兄さんが暇そうにしていたり
物乞いのおばあちゃんもなんだか笑顔だったりします♫
現地で生きる人々が魅力的ってだけで旅は断然面白く感じます。こういった点はアジアのすごく魅力的な点ですよね♫
そして街を散策していてたどり着いたのがレーの旅行会社「ZANSKAR THEMA TOUR」のタシーさん。(日本人が経営されている旅行会社「ヒドゥンヒマラヤ」の向かいにあります)
このタシーさんの物腰がすごくやわらかで一気に仲良くなってしまいました。あと話もめっちゃ面白かった。あの竹澤うるまさんのザンスカール(ラダックの奥地)の旅の斡旋もしたことがあるとのこと。(証拠も見せてくれた)
竹沢うるま「Walkabout」を読んで。そして初日にどうしてもしておきたかったヌブラへの二泊三日のツアーをここで予約することに。さらにさらに初日から二泊三日で原付バイクを借りること。
今回の旅で最後までお世話になることになるタシーさんだけど、最後までずっと親切で礼儀正しくまたこの旅行会社を利用したいと思える人でした。
レー周辺をバイクで爆走!
というわけで初日からバイクに乗って爆走です!(バイクの写真は撮り忘れたwww)
高山病対策で1日ゆっくりしようとかいう気持ちはさらさらなかったので結果的にはよかったです。レー周辺の半径50km圏内をまわります(`・ω・´)キリッ
さっそくですが、ラダックはレー周辺以外は粗粗とした荒野と砂の大地が広がっています。俗に「月の大地」とも形容されるラダックの地形です。
これが見たいがためにラダックに来たといっても過言ではないかも。
あとはラダックといえばゴンパ巡りです。
ラダックは地理的にチベット圏の一部です。かつてはラダック王国とよばれるチベットの王国が栄えた場所でもあります。なので古くからのゴンパ(チベット寺院)観光が名物です。いまでは中国に占領されてしまったチベット本土よりチベットらしいとすら言われます。
というわけでまずやってきたのがレーから45km離れたヘミス・ゴンパです。ここに来るまでに非力な原付ではもちろん1時間以上かかりました笑
ヘミス・ゴンパは12年に一度、ツチェと呼ばれるお祭りで幻の巨大タンカが開帳されるのですが本年はまさにその年。ただし時期が合わず、すでにタンカは開帳された後で次は2028年までお預けです笑
そのあたりのレポートは仲良くさせて頂いているラダック写真家の山本高樹さんがレポートされているのでどうぞ♫
参考 12年に一度のご開帳! ラダック・ヘミス・ゴンパの幻の巨大仏画BE-PALゴンパの内部は撮影禁止です。
閉館間際に行ったからか人もまばらでした。この辺りは東チベットよりも活気が少ないです。
そしてさらに道を原付で爆走。本日のメインスポットへ向かいます。
チェムレ・ゴンパで撮影を満喫!
本日のメインスポットは自分がガイドブックやネットで目星をつけていたチェムレ・ゴンパと呼ばれるゴンパです。
なんとなく山々に囲まれた大地に白亜のゴンパがポツンと立っている感じがフランスのモンサンミッシェルに似てるなぁと(行ったことないけど)
ここに泊まって夕方と夜と明け方の写真を撮りたいとずと思っていました。そしてついにやってきました。
想像通り、いや想像以上の絶景に感動!!(・∀・)
こいつははるばる来てよかった!!(・∀・)
しかし問題は宿泊場所の確保です。事前にレーのタシーさんに聞いてみたところチェムレゴンパにはゲストハウスがないとのこと。やるとしたらホームステイのみ。
ホームステイなんて簡単に見つかるのか。。。不安でしたが行ってみたら3秒で宿が確保できて驚きましたwww
道端で遊んでいた家族にお願いしたらすぐに泊めさせてくれることになりました。しかも500ルピー(日本円で約750円)で一泊二食付きとかなり良心的!
ちなみにホームステイ先の部屋はこんな感じ。めちゃくちゃ広くておどろいた(゜ロ゜)
あとホームステイ先の女の子が非常に親切で親身に荷物運んでくれたり、ご飯運んでくれたりしました(外国人への好奇心?)。というか英語が片言で喋れる子が家族の中でこの子しかおらず通訳みたいな感じに。
ラダックも田舎までくるとまだまだ英語が喋れない人も多いのですね〜。
なんとか今日の宿も確保できたので撮影です。
夕方になるとさすがに日中は暖かかった夏のラダックもかなり冷え込みます。がしかし、チェムレゴンパはやはり美しいです。
夕方に写真を撮った後は夜の撮影にそなえて仮眠。というか連日の疲れ&高山病もあって普通に頭痛でダウンです。
実は出発前日くらいから体調も悪くて無理してここまでむちゃくちゃやってきたのも理由だと思います。
宿の家族には夕ご飯もいらないと伝えたのですが、心配してくれてなんども看病しに来てくれてミルクやクッキーを頂いたり。どこの国でもそうだと思うのですが、田舎の人はほんと親切です。
というわけで多少頭痛はありましたが、仮眠をとって夜の撮影へ。
この日の夜はほぼ快晴。相変わらず海外に出るともっています。
そして僕以外に撮影している人はいません。もったいないなあと思いつつこの景色を独り占めです。(野犬に怯えながらwww)
天の川もなんとかおさまってくれました。
初日からラダックを大満足した1日です!d(^^*)
次回の記事は下記をどうぞ
ゴンパ巡りとティクセ・ゴンパ