【この日の移動】
ティクセゴンパ泊→ピャンツェドゥプ→レー泊 (レンタバイク 1日1000ルピー)
ラダック旅の四日目の記録です。
前回の記事は下記をどうぞ
ゴンパ巡りとティクセ・ゴンパ本日はピャンツェドゥプというお祭りを見に行きます。ピャンツェドゥプとはピャンという場所で行われるチャム(仮面舞踏)です。
ラダックでは各地のゴンパで年に一度、二日間ほど行われます。なんだか日本のなまはげみたいなお面ですよね。
実は今回のラダック旅はこれが見てみたかったことが一つの理由です。なのでチャムはどのゴンパでも大体似たようなものであるということは来ていたのでちょうど自分の滞在期間と重なり、レーから17kmと比較的近い場所で開催されるピャンツェドゥプに来てみました。
しかしそこに至るまでは波乱の幕開けの日でもありました。。。┐(´д`)┌
お腹を壊して飛び起きる
早朝に「そいつ」はやってきました。
2009年にインドを訪れた時にもやってきた「そいつ」に今回も再び会ってしまった。そう、お腹を壊したのです(;´Д`)
ラダックはインドのなかでもかなり衛生状態はよくてお腹を壊すことなんて夢にも思っていませんでした。というか高山病の心配ばかりが先に来ていてまったくそっちの心配をしていませんでした┐(´д`)┌
とにかく夜中に起きてトイレに駆け込みそのあとは寝れず。。。
だからといって何かをする気力もないほどに体力が奪われている。
そんななかせっっかくここまできたのでということでティクセゴンパの早朝撮影とお堂巡り。まじで10歩歩くごとに休憩しながら観光しました←(休めよ
ティクセゴンパの堂内には巨大な仏像(チャンバ像)やチベット僧が早朝の勤行に励んでいました。
はるばる見に来た甲斐があるってやつです笑
なんとかレーへ
明日からパキスタン国境付近のヌブラと呼ばれる場所に行くため、ILP(インナーラインパーミット)と呼ばれる通行証を発行しなければなりません。
ILPを申請するためにどうしてもレーに戻る必要がありました。というわけでティクセのゲストハウスを後にして1時間以上かけてバイクでレーに戻ってタシーさんの旅行会社へ。
パスポートを渡してILPの申請をお願いし、旅行会社の近くに宿を確保。
宿はBROAD VIEW GUESTHOUSEにしました。素泊まりで800ルピーでしたが、シャワーとトイレが共同じゃないのでめっちゃ助かります。レーのゲストハウスでもお庭がきれいですね。
ここで腹痛の痛みがピークに。でもピャンツェドゥプには絶対に行きたい!ということで午後1時まで爆睡。
清潔なゲストハウスで助かりました。
ピャンツェドゥプに向かう
仮眠をとってなんとか体力と気力を少し回復して、バイクを使ってピャンへ。レーからは17kmですが、けっこう起伏に富んでいてなんだかんだ1時間以上かかりました。
ピャンツェドゥプに着いたのは午後2時過ぎくらい。会場には出店が出ていて、アイスやお土産物売っていました。さすがはお祭りです。
実はバイクでピャンに着いた時に道行く人からもうピャンツェドゥプは終わったよと言われました。確かに会場であるピャンゴンパからは多くの人が帰路についています。
そして探せど探せどどこでも仮面舞踏はやっていない。せっっかくここまで来たのに。。。しかもこの旅のハイライトだったのに。。。すごく落ち込みました(o´Д`)=з
ガイドブックには朝の8時頃から夕方までやっていると書いてあったのに。。。
でも実際はただ休憩していただけのようです。やっていましたwww
スゴイ人だかりです。とにかくやっていてよかった!!(*´∀`*b)
ピャンツェドゥプを堪能!!
念願のチャムのお祭り。ピャンツェドゥプ!!いや〜なんとか見れてよかったです。
とはいえ、腹痛もやばかったので動き回って撮影もできず地べたに座って大人しく撮影します。
ピャンツェドゥプでは巨大なタンカ(仏画)も披露されますよ。
とはいえ、腹痛のこの時の自分に取ってもピャンツェドゥプはすこぶる見応えがありました。
内容は正直よくわかりません。音楽に合わせて仮面と古式ゆかしい衣装を身につけた僧侶たちが舞うお祭りです。
各仮面には守護尊や護法神、道化など様々な役割があるそうです。
でもそんな意味を知らなくても見ているだけで大変面白い。
そして祭りが終わるとタンカに幕が降ろされました。
自分が訪れたのが遅くて祭りは1時間弱しか見れませんでしたが、それでも十分に見応えがありました。
ラダックを訪れるなら一度はチャムのお祭りを見ることをオススメします。チャムはだいたい夏頃に集中して行われているようです。
チャムの日程は下記のラダックトラベルガイドにも詳しく書かれています。
そして明日に備えて寝る
お祭りの帰りにスピトクゴンパを拝んで帰路につきました。
ひとまず二泊三日のバイク旅もこれにて終了。バイクの方が写真撮られる方には大幅に自由度があるのでオススメです。
そして明日からのヌブラツアーに備えて就寝。結局夕方17時くらいから次の日の6時まで寝ていましたwww
おまけでレーの街の人々を載せます。
明日からはいよいよパキスタン国境付近のトゥルトゥクという場所まで行きます。2010年まで外国人の入域が許可されなかった場所です。楽しみ(o^^o)
次回の記事は下記をどうぞ
インド最果ての地、ヌブラ渓谷のトゥルトゥクへ