こんにちは、ゆーせーです。
写真ってとても面白いです。どこまでも追求できるし、終わりがないからこそ面白いと思います。
そして写真をずっと撮っているとどうしてももっとうまく写真を撮れるようになりたいと思うはず。きっとそう思うと思いますし、それが自然です。
僕も写真を始めて早5年を過ぎました。気づいたらどんどん国内外問わず絶景を求めて辺鄙なところへ足を運んでおります。というか運びすぎです笑
さてポートレート写真などはともかく風景を撮るなら絶対に大切なのはイメージとそのイメージに合う風景とその風景のコンデションです。
いくら写真の腕が上がろうが被写体が風景の場合はかなりコンデションで左右されます。雨の写真を晴れにはできません。紅葉の写真を桜にはできません。
一筋縄にいかないところが風景写真のまどろっこしいところだし、ドM心を擽るポイントかと。
そんな風景写真ですが、なるべく自分のイメージ通りのコンディションで撮影するには現代のネット技術を駆使するのが一番手っ取り早いです。
今回は僕が国内で撮影する時の撮り方をまとめました。ぜひご参考にしてください♫
※ちなみに海外編も書いています!
【まとめ】旅写真・風景写真の撮り方(海外編)イメージ創造編
まずは写真を撮りに行く前のイメージ創造編。そもそもどんな場所で写真を撮ればいいのかワカラナイヨ!というあなたのために自分が撮りに行く前にどうやってイメージを膨らませるかってところから書いていきます。
インターネット検索
はい。初っ端から身もふたもないような当たり前のこと書いて申し訳ないです。しかし事実最初はネット検索で行きたい場所を調べることが多いです。
普段から旅が大好きなので、「日本+絶景+◯◯」とかで調べることが多いです。
行き先が決まっていれば「地名+絶景」とか撮影スポットとかでよく調べます。
最初に目的地があっても、その近くでついでに撮影するのにいいかもなんて場所も探せて便利です。
特にぼくはけっこうな頻度で旅先ありきなことが多いので重宝してます。
検索した上で、興味をもった場所が現実的に行けそうな場所か?いつがベストシーズンか?などを調べて行きます。
グーグル画像検索
ネット検索だけでなく、視覚情報をもとに行きたい場所を選ぶことが多いです。なので画像検索も合わせてよく使います。
画像検索はけっこうな頻度で検索ワードとは違う別の場所の画像(ノイズ)が上位表示されることも多いのですがそういった画像もはっとさせられるものがあったりするので次回の撮影地候補になったりします。
僕のツイッターアカウントは写真上手い人ばかりをフォローしてるので、ホーム画面が絶景撮影画像で溢れております。
いつも皆さんの腕に嫉妬しつつみているのですが(笑)、流れてくる画像から次に行きたい撮影地を決めることも多々あります。
ちなみに@suzu_yamでツイッターやってるのでお気軽にフォロー下さい(o^^o)
ブログの定期講読
お気に入りの写真や旅のブログはfeedlyを使って定期購読しています。更新されたら届くので、個別のブログにいちいち更新情報を見に行く必要もなく非常に便利です。
そんなお気に入りのブロガーさんの撮影地を次の撮影地にすることも多々あります。
イメージ創造編、番外
ここではwebやアプリではないですが、自分がよくインスピレーションを受けるものを紹介します。
絶景本&雑誌
2,3年前に絶景ブームが巻き起こり今では少し沈静化したようにも見えますが巷には絶景本が溢れています。
そんな絶景本をパラパラめくっていたらここ次行きたい!なんて場所を発見することも多々あります。
絶景本ならなんでも面白いのですが、僕が気にいってるのは下記の本
あとはブルータスなどの雑誌で旅の特集よくやったりするのでそこからインスピレーションを受けます。
自分の価値観は映画で培われたと言っても過言ではないほど映画が好きです。ライフイズ映画です。
そんな映画の撮影地から次行って見たい場所を探すこともあります。
例えば自分は007スカイフォールみて軍艦島行きました。
実現した軍艦島観光。007スカイフォールのロケ地へ。とにかくメモしましょう!
これは僕もよく怠りますが、その瞬間では行きたい!撮影したい!となってもしばらくしたら忘れてもう一度調べることがあります。
あと、この場所はこのシーズンに撮るのがベスト!と思って事前に調べておいたのにいざそのシーズンになったら忘れていたとか。汗
なのでこの場所行きたいとなったらその場所の行きたいシーズンをメモっておいたほうがいいかと思います^^
準備編
さてイメージ創造編で撮りたい写真のイメージが明確化したはずなのでお次はご自宅で撮影当日までにイメージ通りの写真が撮れる確度をあげる方法を伝授します。
Google map
撮影地が決まったら自宅から撮影地までの移動手段をグーグルマップで調べましょう。
よほどの場所でない限り、電車で行った場合、車で行った場合、飛行機で行った場合が調べられるはずです(徒歩の場合も。。。笑)
自分の場合は主に自宅から車で撮影地に行くことが多いです。なので自宅と目的地の間に距離があれば、さらにその間で寄れるスポットがないかも調べます。その場合はまたイメージ創造編に戻って撮影地を考えます。
GPV
晴れたら絶景だったのにいざ行ってみたら雨だった!では嫌ですよね。
そんな時に役立つのが風景写真家御用達の気象予報ウェブサイトGPV
参考 GPV気象予報GPVとは、Grid Point Value(格子点値)の略で、地球上を一定の距離で格子状に区切り、コンピュータで多岐にわたるシミュレーションを行い、各地点の推移を予測し数値化したもの。
気象業務支援センターと言う団体がオープンデータで提供しています。なのである程度信頼がおけます(実際にはよく騙されることも。。。笑)
GPVを使えば1時間ごとの雨や雲の動きを予測してくれるので非常に便利。これをみて天気が悪い撮影地から天気がいい撮影地へ変更される方もよくいます。
Yahoo!天気
これも言わずと知れたお天気アプリですね。GPVほど正確ではありませんが、一週間後の天気まで予報してくれるのでよくみます。使ってる感想としてはそんかに外れない印象。むしろGPVよりいいかも!?
参考 Yahoo!天気・災害 - 天気予報 / 防災情報ヤフー桜・紅葉まとめサイト
例えば桜や紅葉の撮影などの季節ものはたった2,3日で状況が変わることもあります。なので開花状況などをまとめているウェブサイトやリアルタイム状況を表示してくれるサイトがあればよく参考にします。
桜や紅葉だと下記のようなサイトが使えます。
参考 桜名所 全国お花見1000景ウォーカープラス 参考 紅葉名所 紅葉情報ウォーカープラスいくら天気や開花状況を予測しようがそれはあくまで予測。ほんとのほんとでリアルタイムの状況を調べておくのも大事。
そんな時使えるのがリアルタイム実況アプリとしても使えるツイッターさん。
ある程度の観光地であればその場所名をいれて検索すれば、その場所のリアルタイム状況をみんなが呟いてくれてます。その状況をもって行くべきか否かを判断することも多いです。
ツイッターはかなり使えます。
本番編
イメージ創造編で撮りたい写真と場所を決め、準備編で撮りたい風景の事前情報を入手し問題なさそうであればいよいよ撮影地へ。ただし相手は風景です。撮影当日でも逐次微調整が必要です。
前提:なるべく早く行きましょう
風景写真でとても大切なのはやっぱり準備です。それはいざ撮影地に着いても一緒です。
ベストシーズンのベストな瞬間に撮影地に着いても落ち着いて写真が撮れなければいい作品はできません。面倒ではありますが、なるべく早めに撮影地に着いてちゃんとロケハンしてベストな瞬間にどこから撮影するか決めて、ベストな瞬間の30分前には撮影に臨みましょう。
Sun Seeker
日中の撮影では太陽の位置で風景は刻々と姿を変化します。影や印影が変化するからです。
それ以外にもサンライズやサンセットの時間はマジックアワーやブルーアワーの時間に重なるので風景は劇的に映えます。
それをリアルタイムで教えてくれるのがsun seekerです。iPhone、iPad、アンドロイド端末に対応してます。
この手のアプリはいろいろでていて、あまり優劣もないと思いますがその場所のリアルタイムの日の出、日の入りの時間と実際にAR(拡張現実)で太陽の動きを教えてくれるので重宝してます。
日の出、日の入りって実際に撮影地に行くと山とか建築物で思うような時間に太陽がなかったりするので助かります。
Moon Seeker
これはsun seekerの姉妹アプリ。月の動きをリアルタイムで教えてくれます。あまり使用しませんが星景撮ったりパール富士撮るのに便利です。
月の動きは太陽みたいに徐々に変化するわけではなく、日によって大きくズレるのでたまに見ると面白いです。
Diana
月の月齢がわかるアプリです。Moon Seekerでもわかるのですが、Dianaの方が見やすいので重宝してます。
月を入れた風景を撮る時に使いやすいです。
Star Walk2
Star Walk2は星の位置をARで教えてくれます。何気に星座とかも表示してくれるのでロマンチックな気分になれるかも(笑)
星景を撮る時に天の川はどの位置にあるのか探るときによく使ってます。日付と時間を入力すればその時、その場所の星の位置を教えてくれるので予測が立てやすく、非常に使えます。
まとめ
以上、僕がよく使っているウェブサイト&アプリを紹介しました。如何でしたでしょうか?
冒頭にも書きましたが、完璧に思い通りの風景はなかなか撮れないものです。
しかしネット技術を使うことでそれに近い写真は撮りやすくなるし、風景写真は自分の想像以上に美しい撮影地であることも多々あります。ぜひ参考にして見てください!