【ネタバレ注意!】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生を観てきた!

こんにちわ!最近スーパーヒーローもののブロックバスター映画が多くて映画館に通うのが楽しみで仕方がないゆーせーです。

さてさて3月25日に公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を早速鑑賞してきました!

土曜日の夜のレイトショーで鑑賞してきました。次の日が休みで、一人でゆるゆるな格好(ほぼジャージ)で何も考えなくても視覚的に愉しめる映画を鑑賞するのがこんなに至福だとは思いませんでした。病みつきになりそうですw

しかもレイトショーなら鑑賞料金も安いのがいいですね。

というわけで、ここからはいつもの様にネタバレで映画を紹介していきますので未見の方は鑑賞後にお楽しみを!(・∀・)

想像以上に良かった

ザック・スナイダー バットマンvsスーパーマン

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ですが、素直に面白かったです。いや、かなり面白かった!アメコミ映画史上の中でも自分の中でかなり上位に来ました。

というのも、鑑賞前はどちらかと言うとネガティブな要素がかなり多かったからです。正直、本当に面白いのだろうか?とかなり不安でした。

理由はいくつかあります。ざっとあげても下記の通りです。

クリストファー・ノーラン版「バットマン三部作」の評価が高い

ヒース・レジャー ジョーカー

まずバットマンに関してはクリストファー・ノーラン監督のバットマン三部作がやはり偉大!特に二作目の「ダークナイト」はジョーカーを演じたヒース・レジャーの怪演もあり、興行的にも評価もかなり高く、今でもファンはかなり多いです。

話が逸れちゃいますが、簡単にこの作品の素晴らしい所を紹介するとバットマンが負けるというところがすごい。演技的にも完全にヒース・レジャーが主役(バットマン)を食っています。ほんとすんごい映画です。

そんな素晴らしい映画が直近であったこともあり、おそらくバットマン単独作にゴーサインが出ずにいきなりバットマンVSスーパーマンに繋がることになったのだと思います。

ジャスティス・リーグに向けて展開が早い

DCコミックスのヒーローが集まったチームをジャスティスリーグといいます。アメコミの世界ではマーベルのヒーロー集団アベンジャーズよりも古い歴史を持ちます。

しかし映画で言うと話は別。既にマーベルは2012年にヒーロを集結させたアベンジャーズを公開し、当時で世界第三位の興行収入をあげるほどの大ヒットに導いています。

さらにマーベルスタジオは配給元をディズニーにしてさらに勢いを拡大、今では毎年様々なマーベル作品が日本でも公開されていることは皆さんも御存知なはず。

対するライバルのDCコミックスも指を加えて待っているわけもありません。アベンジャーズの成功を見て、DCコミックスでもヒーロー同士のクロスオーバー作品を制作することを決定、2017年の映画「ジャスティス・リーグ」に向けて急ピッチで動いています。

なのでちゃんと脚本とか演出ほんとに作りこんでいるのか?というのが心配でした。

ザック・スナイダー作品はあまり好きではない。

これは完全に好き嫌いが別れるところなのですが、個人的にあんまりザック・スナイダー作品が好きではありませんでした。独特のダークな雰囲気にいまいち馴染めなかったのです。

ウォッチメン ザック・スナイダー

ザック・スナイダーといえば300やウォッチメンが有名ですがなんだかなあと。ちょっと必要以上に過剰な演出やバイオレンスがある監督だなあと。

だいたいマン・オブ・スティールもそんなに好きではありませんでした。

ただマン・オブ・スティールは今作に直接繋がっていますし必見です。僕も前夜の金曜ロードショーで見ましたが、見直したら面白かったですw

。。。といろいろな理由がありまして不安でした。むしろ面白くなかったらそれはそれで笑ってやろうと思っていましたwww

ところがどっこい、ザック・スナイダー監督のダークな雰囲気が本作にすごくはまっていました。

理由はやはりバットマンの登場でしょう。クリストファー・ノーラン版を見ているだけでもわかると思いますが、バットマンはヒーローの中でもかなりダークな存在です。

バットマン ザック・スナイダー版

生身の人間で大富豪という点ではマーベルのアイアンマンと共通していますが、両親がギャングに殺されていたり、犯罪者に容赦がない、黒くて地味など、毛色が違います。

とくに本作ではバットマンとして20年間もゴッサム・シティの安全を守ってきたわけでベン・アフレックが演じるバットマンは既に老年期に入ろうとしています。

バットマン ベン・アフレック

作中ではジョーカーやバットマンの相棒・ロビンを思わせるセリフやシーンもあります。

それにプラスして、クリストファー・ノーラン版のダークでリアルなバットマン像を踏襲しています(本作のバットマンとクリストファー・ノーラン版のバットマンは完全に別なのでご注意を!)。

さらにバットマンは暗闇に対してスーパーマンはという本作の暗示が物語に深みを与えることに成功している気がします。

そしてもっとも難しかったのはバットマンとスーパーマンのパワーの違いだと思いますが、そこもうまくやってくれていたのもこの映画の良さです。

普通に正面衝突すればバットマンがスーパーマンに勝てる訳ありませんから(笑)

ワンダーウーマンかっこいい!

ワンダー・ウーマン

さらに今作を見た方なら誰しもが感じることだと思いますが、ワンダー・ウーマンがセクシー!そしてめっちゃ強い!!

一目惚れしてしまうほど美しいです。

演じているのはガル・ギャドットというワイルド・スピードにも出ている女優さん。

予告編鑑賞時から、ワンダー・ウーマンの衣装や演出いいなと思ってましたが、予想を裏切りませんでした。

演出や映画への入り方はダークナイト・ライジングのキャットウーマンに近い印象です。

特に戦闘シーンも素晴らしい!嬉々とした表情で敵と戦う姿について行きたくなりますw

物語のクライマックスは完全にドラゴンボールの世界観の戦闘になっていましたが、ぜったいワンダー・ウーマンの加勢がなかったらドゥームズデイとかいうわけわからんキショイモンスターに負けてましたな。

ドゥームズデイ ザック・スナイダー

このドゥームズデイなんですが、日本語で検索してもほぼ情報出てこないしなぜ今作の敵に選ばれたのか謎です(笑)

若干、置いてけぼりを食う

スーパーマン ザック・スナイダー

今作はジャスティスリーグに繋がる成否を分ける作品でもあり、それぞれのキャラクターの説明もしながら物語も進めなければならずかなり難しい作品だったと思いますがザック・スナイダー監督あっぱれでした!

ただ手放しで絶賛というわけでもなく、やはり『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に繋がる作品が前作の『マン・オブ・スティール』しかなかったので若干唐突なシーンも散見されました。

特に唐突にブルース・ウェインの夢として出てくる得体のしれないモンスターやヒーローたちはまったく説明されていません。そしてワンダーウーマンの登場もかなり唐突です。

今後、DCコミックスから制作される映画で徐々に説明されるとは思いますが、ハリウッドのことなので平気でなかったことにもなりそう。笑

このあたりかなり置いてけぼりでした。

あとは今作は位置づけ的にはスーパーマンの続編ですが、スーパーマンそんなに出てこなくて良かったです。w

というのもバットマンとワンダーウーマンの方がキャラクターとしてスーパーマンより深みがあって魅力的なんですよね。今作でのスーパーマンはまだまだ若く未熟です。ロイス・レインとのラブシーンとかばっさりカットしていいのでもっとワンダー・ウーマン観ていたかったw

劇中の最後にスーパーマン死にますが、どうせジャスティス・リーグでは生き返るのでそんな演出いらないでしょと思ったりね。

これからに期待。

いろいろと書いてきましたが、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は今後の展開がかなり楽しみな作品として見応え充分!

マーベルのアヴェンジャーズシリーズも含めて、最近はスーパーヒーローモノの映画が多くて映画館へ足を運ぶ回数もかなり増えました。

ぜひそのうちアベンジャーズVSジャスティス・リーグとかもやって下さい!