こんにちは、ゆーせーです。
アベンジャーズ/エンドゲームの興奮から早くも約二ヶ月が経ちましたね。
アベンジャーズ/エンドゲームは過去21作品をまとめた画期的な作品でしたが、マーベル・シネマティック・ユニバースの2008年のアイアンマンから始まったインフィニティサーガと2016年のシビル・ウォー/キャプテン・アメリカのフェイズ3の完結作はアベンジャーズ/エンドゲームではありません。
ついに公開されたスパイダーマン:ファー・フロム・ホームこそがインフィニティサーガとフェイズ3に終止符を打つ完結作となります。
そんなスパイダーマン:ファー・フロム・ホームですが、日本が世界最速公開!
アメコミ映画の興行収入がとことん悪い日本ですが、スパイダーマンシリーズのみはヒットしますからね〜。
あと、配給がソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントなので、親会社が日本企業というのもあるかもしれません。
というわけで、前置き長くなりましたがスパイダーマン:ファー・フロム・ホームを世界最速公開の初日に鑑賞してきました!
今回もネタバレありで感想書きます!
アベンジャーズ/エンドゲームのデザートな映画
スパイダーマン:ファー・フロム・ホームはアベンジャーズ/エンドゲームが残した数々の問題を丁寧に説明してくれる作品でした。
アベンジャーズ/エンドゲームでサノスの指パッチンから復活した人々と、残されていた人々の5年の空白はどのようになっているのか。
アベンジャーズ/エンドゲームのあとのアベンジャーズはどうなったのか。などなど
まあ、要約するとアベンジャーズ/エンドゲームの世界は一体どうなっているのかを見せてくれる作品がスパイダーマン:ファー・フロム・ホームです。
特に劇中ではトニー・スターク/アイアンマンが神格化されていましたね。まあ世界を復活させたのはトニー・スタークですからね。しかし、本人は出てこないのにうざいほどの情報量でした(笑)
そんな中でまだまだ青臭いピーター・パーカー/スパイダーマンが保護者的なトニー・スタークがいない中でヒーローとしても人間としても一人前になっていく姿がこの映画では描かれます。
とはいえ、個人的にはこの映画はなんだか乗り切れない部分が多々ありました。
なんというか、アベンジャーズ/エンドゲームがマーベル・シネマティック・ユニバースの中で大人向けの渋い映画だったのに対してこの作品はティーン・エイジャー向けの青春ですからね。ちょっと世代間ギャップを感じました(笑)
ピーター・パーカーとMJの色恋沙汰とか修学旅行も悪くはないのですが、もっと世界はどうなっているのかとか、スパイダーマンのヒーローとしての活躍を見たいとかね(笑)
スパイダーマン:ファー・フロム・ホームはトニーからもらった「E.D.I.T.H.」と呼ばれる人工知能を宿した眼鏡で、クラスメイトを間違って殺そうとしたりなど相変わらずのドジなシーンが多すぎ!
20代、30代というよりは中学生、高校生なんかのティーンが見るのに最適な映画だと思います。
ミステリオちょっと無理が。。。
本作に出てきたクエンティン・ベック/ミステリオは大方の予想通り見事に裏切ってきましたね。
途中までベックと呼ばれていたのに、ベネチアの一件でテレビがミステリオと名付けるといきなり自分はミステリオだと言い出したり、ピーターがE.D.I.T.H.をミステリオに手渡す下りは手に汗握りました。
そしてその後のミステリオのトリック描写はとにかく凄まじい。鑑賞しているこっちも何度も騙されました。
しかしさすがにこのキャラクターちょっと無理がありすぎだと感じました。
ドローンとホログラムでここまでやれるのかよと。
あと行動の動機がちょっと微妙ですね、シビル・ウォーキャプテン・アメリカの冒頭でトニー・スタークが紹介したVR装置のB.A.R.F.の開発者がベックであり、それをバカにされたからというのが理由として描写されていましたが、シビル・ウォーキャプテン・アメリカから劇中でどんだけ経ってんだよと(笑)
しかしトニー・スタークは世界を救いましたが、今作のミステリオやスパイダーマン: ホームカミングでのヴァルチャー、さらにはアイアンマン3のアルドリッチ・キリアンといいヴィランを生みまくりですね。
その尻拭いをするのがピーター・パーカー/スパイダーマンというのもなんだか面白いところです。
また、キャプテン・マーベルのジュード・ロウが演じたヨン・ロッグといい、最近は良いやつだと宣伝されていたキャラクターが裏切ることが多いですね。マーベルの宣伝は信頼できん!(笑)
エンドクレジット後の映像が胸熱!
本編ももちろん面白いスパイダーマン:ファー・フロム・ホームですが、個人的にはエンドクレジットの後のポストクレジットシーンが胸熱でした!
まずは最初のポストクレジットシーンでデイリービューグル社のJ・ジョナ・ジェイムソン編集長によってスパイダーマンの正体が全世界にバレますが、このJ・ジョナ・ジェイムソンを演じているのがJ・K・シモンズです。
そしてJ・K・シモンズといえばスパイダーマン旧3部作(トビー・マグワイアがスパイダーマンを演じた2002年から2007年のシリーズ)でもJ・ジョナ・ジェイムソンを演じています。
旧三部作ファンとしてはJ・ジョナ・ジェイムソンはJ・K・シモンズがはまり役だったので、これは嬉しい!
ついにJ・K・シモンズもマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦!
さらにJ・K・シモンズがマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦したということはもしかしたらトビー・マグワイアのスパイダーマンやアンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマンも参戦するスパイダーバースが見れるかも!?
めっちゃサプライズでした!
そして二番目のポストクレジットシーンは実はスパイダーマン:ファー・フロム・ホームの劇中のニック・フューリーとマリア・ヒルはスクラル人のタロスが化けていたという設定でした。
スクラル人は変装の名手なので、まったく劇中ではわかりませんでした。
タロスはキャプテン・マーベルより登場していますが、ひとまずスクラル人はキャプテン・マーベルあとは無事に現代まで生きていますね。良かったです。
本物のニック・フューリーがスクラル人を使って宇宙船で何をやっているのか気になりますが、これは次のフェイズ4のお楽しみですね。
スクラル人が地球のスーパーヒーローに化けて地球侵略を狙うコミックの人気シリーズであるシークレット・インベージョンというものがありますが、もしかしたらその布石だったり、、、
以上、スパイダーマン:ファー・フロム・ホームの感想でした。
今後も楽しみです。
関連記事です。
何度も書いていますが、スパイダーマン:ファー・フロム・ホームはアベンジャーズ/エンドゲームのデザート的作品です。つまりアベンジャーズ/エンドゲームを見たからこそ面白いので、まずはアベンジャーズ/エンドゲームを見ましょう。
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