こんにちは、ゆーせーです。
今回の旅に出て二日目。前回の記事は下記をどうぞ
久しぶりの東南アジア。クリスマスからの旅へ。AirAsiaは羽田から(というか日本から)バンコクへの直行便を持っていません。
というわけでマレーシアのクアラルンプールを経由してトータルで約15時間くらいをかけてバンコクにやって来ました。
でもAirAsiaのいいところはドンムアン空港を使っているところ。
ドンムアンは通常日本から直行便が就航しているスワンナプーム空港よりも全然バンコク中心部に近いので楽ちんです。
クリスマスだからかドンムアン空港にもクリスマスツリーとサンタさんがいました。
サンタさんもタイの湿気と暑さの中でこの格好はさぞかし苦行でしょうw
本日はバンコクのカオサンを目指します。
いわゆる世界中のバックパッカーが集まる旅人の聖地です。
今回は年末年始の旅で僕には2週間の余裕しかないので今日中にカオサンでシェムリアップ行きのバスを予約してカオサンをぶらぶらしつつ、次の日に備えて早く寝るってプランでした。
ドンムアン空港についたのは現地時間で午後14時くらい。まあ1時間半くらいでカオサンには着くでしょうと。。。
しかしカオサンは近くに駅がなく、バスかタクシーとかトゥクトゥクとかでしか行けません。
タクシーとかトゥクトゥクは一人ではやはり高いので(日本よりははるかに安いけど)、もちろんバス。
でもバンコクのバスはタイ語で何書いてあるのかわからないし、おそろしくルートが多い。
結局かなり迷いながらも最後は現地のタイ人に助けられカオサンに着いたのは17時くらいでした。毎回迷う。。。
懐かしいカオサンロード!!なんかここに来ると旅に出たんだなと実感させられる場所です。
欧米人の旅行者も絵になります。ここはアジア系も多いけど、白人も結構います。
さすがにインターネットのおかげで情報は比較的集まり易くなったけど、それでもカオサンロードは健在ですね。
現在はデモをやっていたので、政府系と反政府系の旗がいたるところにかかっていました。それなりに覚悟はしていたのですがでもやっている場所に自分が来ることになるとは。
とりあえず今日中にシェムリアップ行きのバスを予約し明日にはシェムリへ向かいたかったので宿は以前バンコクに泊まった時も使った日本人宿NAT2ゲストハウスにしました(歩き方にも載ってます)。
そのあと宿にいたおっちゃんに聞いて近くの安いエージェントに行って次の日の早朝にシェムリに向かうバスを予約。
そして何も食べてなかったのですこし軽食を食べつつも、カオサンにある古式のマッサージ屋に行きました。
普段はマッサージ屋さんになんて行かないのであんまり質とか相場はわかりませんが、カオサンなら30分の古式マッサージで約100バーツ(300円くらい)です。
さすがに日本よりはだいぶ安い。
ただ今回行ったタイの古式マッサージのお店は店内に入ると、マッサージ師と上半身裸でマッサージを受けているむさい男が複数人。これはまずいと思いつつも、お金は既に払ってるは、マッサージ師には横になれと言われるわで、かなりビビリましたw
でも普通にマッサージしてくれてひとまず安心。というかかなり気持ちよくて途中で寝てましたwww
そんなこんなをした後に、NAT2で旅人の日本人たちと酒飲みです。
年末年始だからかだいぶ日本人も多くて、というか日本人だらけでした。
お酒を飲んでいたら近くでデモやってて(カオサンはタイの王宮からかなり近いので結構デモの中心地)、そこに行けば無料でご飯から薬、コーヒーとか甘いものまでもらえるから行こうぜ、ということに。
宿の奴らはデモ飯って呼んでて朝昼晩とデモ飯でメシ代浮かしてる強者も数人いました。
半ばラッキーというか、怖いもの見たさもありつつ付いていくことにしました。
デモ自体は僕が行った時は政府擁護派が行っていました。
あとから現地のタイ人に聞いたら、政府擁護派は高学歴な人が多くデモも穏便らしいです。
しかし反政府はは低学歴な人が多く、暴力も辞さないデモも多いとのこと。
学歴とか収入とかでデモを判断するのもどうかと思いますがたしかにそこまで危なそうな雰囲気はなかったです。
でも人の多さには圧倒されました。
なかにはテントまで張ってデモに参加している人もいるし。
デモ自体はもちろん暴力を伴うべきじゃないし、話し合いで解決すべきことだとは思うけど、日本もこのデモのような政治へのエネルギーみたいなものは見習ったほうがいいと感じました。
いまの日本では老若男女含めてこのレベルのエネルギーを使ったデモなんてできない。
震災発生時の反原発デモがこれに近いかもしれないけど、あれもすぐに終わったし。とにかくこの自分たちで良くしていこうとするエネルギーには感激しました。
普通に窓ガラスが割れたりボコボコにされた車が置かれてたのはビビったけど。
デモ飯の方はちゃんと入手出来ました。水から始まって、夕食からデザートまで無料でもらえました。どうやら政府擁護派は裕福な人がやはり多く、そのためこういう配給ができるそうです。
そんな感じで夜も更け、旅の2日目は終わりました。次はカンボジアのシェムリアップに行きます。
バンコクからシェムリアップへ。1日かけて陸路で国境を越える。