BOSE QuietComfort 35レビュー。ノイズとケーブルから開放された音楽をあなたに。

こんにちは、@ゆーせーです。

ノイズやケーブルから解放され、どこでも音楽を楽しめます

前々からいつか欲しいと思っていたヘッドフォン。

買うならノイズキャンセリングでBluetooth接続(ワイヤレス)のヘッドフォンと決めていました。

というわけで前々から気になっていたBOSE QuietComfort 35を購入!

iPhone 7でもイヤフォンジャックが廃止されましたし、今後のヘッドフォンやイヤフォンはどんどんBluetoothやNFC接続が主流になる分野だと思っています。

そして今回の年末年始の旅を経てやっぱりヘッドフォン欲しいなと思い購入です。理由は後述します。

ちなみに今まではカナル型イヤホンとかアップルのEarPodsを愛用していたのでヘッドフォンは初の購入になります。

あとアンプ使ったり、ハイレゾにこだわるほど音楽を聴き込むタイプではないのであくまで一般のレビューです。

※Googleアシスタント搭載モデルのQuietComfort 35 IIも発売されましたが、音声アシスタント以外は特に目新しい機能はありません。

購入動機

まずは購入動機から。今回、BOSE QuietComfort35を購入したのは3つの理由がありました。

ノイズキャンセリングの衝撃

きっかけは5年ほど前。

当時就職活動をしていたのですが、たまたまセミナーが終わった帰りに寄った銀座の三越か伊勢丹のBOSEストアで当時のBOSEのQuietComfort 15に出会いました。

店員さんに勧められるがままにヘッドフォンを装着してノイズキャンセリングを試したのですがその性能に脱帽。

ガヤガヤしていた百貨店がヘッドフォンをつけると一瞬で無音になったことを記憶しています。

BOSEのノイズキャンセリング性能の凄さを体感した瞬間。

ただし当時はヘッドフォン嵩張るなと思ってたし学生にはヘッドフォンに三万円以上かけるのは高かったです。

またケーブルは煩雑だなと思ってました。

それがやっとワイヤレスになったんです。

実に5年かかりましたが待ってよかった

麻倉葉に憧れた

中学生の頃好きな漫画はシャーマンキングでした。

シャーマンキングとは霊能力者(シャーマン)の主人公麻倉葉がシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語です。

そしてゆるゆるな主人公の朝倉葉はヘッドフォンがトレードマークだったんですよね。

漫画自体は途中打ち切りで無理やり連載終了というとんでもない展開でしたが(そのあと完全版でちゃんと終わりました)、朝倉葉の独特なルックスは強く印象に残っていました。

というわけでヘッドフォンに強く憧れがあったのです。

ちなみにこの理由がなければカナル型のイヤフォンでも良かったかもしれません笑

Amazon Prime Musicで購入を決意

年末年始の旅先でアマゾンミュージック使っててこれはやばいなと。

今までは自分のiPhoneに入ってる100曲くらいにしかアクセスできなかったのがアマゾンプライムミュージックを使えば100万曲以上が聴き放題になるわけです。

通信環境がなくてもあらかじめアマゾンプライムミュージック内の音楽をダウンロードしておけばオフラインでも聴くことができます。

海外一人旅では移動時に音楽を聞くことが多いのでこれは非常にありがたいサービスです。

アマゾンプライムミュージックを使うことで普段は聞かないような思わぬ音楽に出会ってそのアーティストを聴き込むこともありました。

そして同時にしっかり聞くならこれはちゃんとしたヘッドフォンとかイヤフォンを買ったほうがいいなと。

BOSE QuietComfort35レビュー

さて前置きはこれくらいにしてここからは購入したBOSE QuietComfort 35の特徴をレビューしていきますd(^^*)

思ったよりも小さい!!

購入して最初に思ったのが思ったよりもコンパクトにしまえることでした。

ヘッドフォンを折りたたむことができるのでヘッドフォンケースのスペースを無駄なく使用することができます。

実はヘッドフォンを買う上でかさ張らないかな。。。という点がネックだったのでこれはありがたいです!

本体は234gしかないので持ってもかなり軽いです。

奥行きもそんなにないので通勤カバンや旅中にバックパックに突っ込んでおいてもそんなにかさばりません。

同梱物は下記の通りです。

QuietComfort 35 wireless headphones
充電用USBケーブル
有線接続用の音声ケーブル
機内用デュアルプラグアダプター
キャリングケース

QuietComfort 35はフル充電で最大20時間の再生が可能です。もし電池が切れても有線接続用の音声ケーブルを使用すれば音楽を聴けます。

また機内用デュアルプラグアダプターもついています。飛行機内の謎に二つに分かれているプラグにも対応しているので飛行機のゴーッて音を今度ノイズキャンセルしてきてやります(๑´ڡ`๑)

つけ心地抜群

つけ心地も半端なく良いです!!

ヨットや高級車などのさまざまな用途に使用されているAlcantaraという柔らかい素材を使っているのでぷにぷにです。

QuietComfort 35はBOSEヘッドフォンのフラッグシップなのでさすがに高級感もあります。つけていてもつけていることを忘れられるくらいの快適さです。

また僕は普段メガネをかけていますが、メガネをつけてても快適です。イヤーカップがメガネのフレームを押さえつけることもありません。

物理ボタンで操作も簡単

Bluetooth接続でワイヤレスということで操作はどうやるの??って疑問に持たれる方がいるかもですが、ハウジングに物理ボタンがついているので音量調節と真中のボタンで再生/停止できます。

また真中のボタンは2回押すと次の曲、3回押すと1曲戻ります。

マイクもハウジングについているので通話も可能です。

音質も素晴らしい

音質はあたりまえですが素晴らしいです。さすがに以前はEarPodsを使っていたので音楽にあんまり詳しくなくてもそのあたりはわかりました。

低音も高音もシャカシャカなるような感じじゃなくてなんというかバランスがとれている感じです。音が重くないので長時間使いやすそう。

アプリも使いやすい

APP StoreとGoogle Playからリリースされている無料のBose Connectアプリを使えばBluetooth接続も簡単に設定できちゃいます。

またヘッドフォンに自分だけの名前をつけたり、自動オフタイマー、音量調節、バッテリー残量表示などの主要な機能にすばやくアクセス可能です。

またバックグラウンドでヘッドフォンのソフトウェアもアップロードしてくれます。

使用用途

ここから先は使用用途を書いていきます。そんなにアクロバティックな生活送ってないので普通の使用用途です(笑)

通勤にて

会社への通勤は電車とバスを利用しています。往復2時間の通勤時間です。

通勤時間は満員電車と満員バスなのでプライバシーを確保できません。ストレスフルな環境ですし、今まで使っていたEarPodsだとカナル型ではないので音漏れする危険があり積極的には音楽を聴けませんでした。

しかしQuietComfort35があればノイズキャンセリングなので小さな音でも音楽を聴けますし、ケーブルレスなので通勤時にケーブルが絡まることもありません。

日常生活にて

車を持っていないので、プライベートでも電車利用が中心です。神奈川の郊外に住んでいるのでむしろ通勤時よりも電車に乗っている時間は長いです。

通勤時と同様に気軽に上質な音楽を楽しむことができているので重宝しています。

旅先にて

そもそもの購入のきっかけは旅が作ってくれました。旅先では一人で移動が多いので音楽を聴く時間は豊富にあります。

QuietComfort35は飛行機上での使用も想定して作られています。というかむしろ飛行機や新幹線などの長時間移動を想定して作られているので旅行に最適です。

今までは客室乗務員から配られる見るからに安そうなイヤフォンで機内のコンテンツを利用していましたが、これからは飛行機特有のゴーッっていうノイズに左右されずに音楽を聞けるとなると嬉しくてたまらない!

追記:QuietComfort35を購入してから2017年4月に初めて機内で使用してみました!

飛行機の大きなエンジン音が緩和されるので機内で快適に過ごせますし、離発着の大きな衝撃も緩和されるので怖くないです!また新たにノイズキャンセリングのヘッドフォンを買って良かったなと思いました♪

ライバルはSONY MDR1000X

2017年1月現在でノイズキャンセリングでワイヤレスなヘッドフォンの購入検討をされてる方で絶対に迷うのはSONY MDR1000XBOSE QuietComfort35なはずです。

他にも同じ機能を備えたヘッドフォンはありますが、価格帯がほぼ同じで高性能なヘッドフォンはこの二つしかありません。

実はこの2種類ですごくすごーく悩みました。どっちも甲乙つけがたいですからね〜。

無駄にいくつもの家電量販店でこの2種類のヘッドフォンを聴き比べましたが、結論から言うと音質とノイズキャンセリング性能はMDR1000Xの方が良かったです笑

更にいうと、MDR1000Xは右のハウジングがタッチパネルになっていて操作感も素晴らしかったです。特にハウジングを手で覆うと周囲の音が聞こえるようになる「クイックアテンションモード」には脱帽でした。

実際、これ欲しい!ってなりました。笑

じゃあMDR1000Xで良かったじゃん!となるのですが、MDR1000XはQuietComfort35に比べて若干重くて長時間使用には疲れそうだと判断しました。あと頭の形にもよると思いますが、MDR1000Xの方が装着したときの締め付けが強かったです。

特にQuietComfort35はヘッドバンドがいくら押し込んでもぷにぷになのですが(上にも書いてますが、Alcantaraという高級車やヨットに使われる超低反発のクッション素材を使用)、MDR1000Xはヘッドバンドを押し込んだときに硬い金属的な部分?に当たるのでこれはつらいな〜と。

通勤でも日常生活でも旅先でも使うとなると使用時間はかなり長くなるのでQuietComfort35の方がいいかなと考えました。

また完全に好みの問題ですがMDR1000Xのデザインが個人的には好きじゃなかったです。MDR1000Xはハウジングが大きくていかにもなヘッドフォンつけてる感がちょっとあれでした。

対して、BOSEの方がハウジングがスリムで装着した時かっこいいなと家電量販店で悩み抜きました笑

音楽を聴き込んで世界観に没入したい方はMDR1000X。普段使いで家でも使いたいような人はQuietComfort 35をオススメします。

※MDR-1000Xも新型のWH-1000XM2が発売されています。Boseの新型と比べて連続再生時間やノイズキャンセリングも向上しているようで、旧型よりもこちらの方が買いです!

飛行機の機内販売が最安!

ちなみにBOSE QuietComfort35を格安で購入する方法は価格.comの最安値や家電量販店での交渉ではなくANAやJAL国際線の機内販売です。

QuietComfort35は国際線の機内販売で消費税がかからないので37,000円です。さらにANAの国際線販売ならANAカード、JALの国際線ならJALカードの支払いで10%引きになりますので、37,000 x 0.9 = 33,300円。

しかもANAもJALもクレジットカード支払いでマイル貯まるので実質はもう少しお得です!!というわけで皆さん積極的に海外旅行しましょう(笑)

※機内販売で販売されているかは運行便で異なるので、事前に航空会社に確認しましょう。下記ウェブサイトで確認できます。

参考 Duty-Free Shopping - 免税品販売ANA

自分もよく海外に行くのでQuietComfort 35が機内販売で購入できることは知っていたのですが、SONY MDR1000Xと悩んでいたので購入を見送りました。そしてそのあと普通に購入。かなり後悔です(-_-;)

機内販売だとカラーは選べずブラックだけとなるのでご注意下さい。

BOSE製品はApple製品と同様で値引きが効かないので大変お得だと思いますよ♫

以上、BOSE QuietComfort 35のレビューでした(o^^o)