こんにちは、ゆーせーです。
ラマレラ滞在記の3回目。前回の記事は下記をどうぞ。

本日は早朝にミサをして、いよいよクジラ漁の解禁日!
いよいよ本格的に撮りたい風景が広がります!
【本日の移動】
なし
【本日の宿】
ウリスの宿(個室 マンディ共同 一泊三食付き 130000ルピア)
5月1日、ミサへ
さて昨日の夜に体験したミサですが、本日は今年の豊漁を祝うミサ。クジラが多く取れることをお祈りします。
朝7時から始まります。
インドネシアのラマレラ村は日中は直射日光が強烈でとても暑いのでみんな早起きです。
朝5時には鐘が鳴り、みんなが教会へ行くほどの厳格なクリスチャンも多く住んでいます。
本日も宣教師さんの説教と合唱からミサはスタートしました。
シスターもみなを清めていきます。
ミサは粛々と進んでいきます。
そして各船に宣教師さんが聖水を振りかけていきます。
そして漁が解禁。この日はセレモニーなので舟は一艇だけ出航。
この日に初めて出航を見たのですが、こんな舟で大丈夫!?というほど舟が小さくオンボロです。
そして後日、舟に乗船した際もどの舟も船底に穴が空いていて、みんな水をかき出していました。
でもこんな舟でも男たちが勇敢に漕ぎ出しクジラ漁に向かうととてもかっこいいのです。
クジラ発見!
ミサはこれで終了。
舟に乗船もできないので日中は暑いしダラダラとしていました。
そしたら浜辺で何やらソワソワし始めている。
そして舟もいくつか海へ出始めました。
どうやらクジラがでたらしく一斉に舟の出航が始まりました。
これが圧巻!!!
あっという間に海は舟で溢れ、漕ぎ手達の掛け声で満たされました。まるで戦です。
自分はこの日は舟に乗らないつもりだったので、浜辺の勢いにただただ圧倒されて他の旅行者が次々と舟に乗船するのもただただ呆然と見ていたら一気に静かになりました(笑)
(ラマレラ村にはクレイジージャーニーに出演していた写真家の石川梵さん以外にも学者さんやオーストラリアの大学で写真を教えている方など一癖も二癖もある旅行者(?)がいました。)
乗船すれば良かった。。。
舟がいったあとに立ち尽くしました笑
ただ、二時間ほど待って舟が戻ってくる時にはクジラが取れておらず、聞いたらクジラはいなかったとのこと。
結果的には乗らなくて正解でした。(笑)
代わりにマンタを取って来た舟がいましたが、これがラマレラ村でみた初めての海洋生物。
マンタとか水族館以外で初めてみたので衝撃!
これからこういった海洋生物に何度も遭遇するとはこのときは思いませんでした。
宿を変える
この日は海の前のAbel Beding Homestayから、丘の上のウリスのホームステイへ宿を変えました。
理由は安かったから笑
Abel Beding Homestayは一泊三食付きで150000ルピーでしたが、ウリスのホームステイは一泊三食で130000ルピー。
ウリスの宿は丘の上の赤い柵が目印です。
実はラマレラ村には銀行もATMもなくて、所持金に不安を覚えました。なので宿を少しでも安いところへ。
あとこちらはオーナーのウリスが気さくなおばちゃんで英語も話せるので気も楽です。
ごはんも美味しくてAbel Beding Homestayよりも一品多くでます。
三食ともバナナを揚げた甘いお菓子とかマンタや小魚の干物などとても美味しかったです!
そしてコーヒーやお茶も飲み放題。
さらにバルコニーから浜辺を見渡せて、風も通って気持ちいいのでお気に入りとなりました。
部屋も熱気がこもって夜は暑いですが、蚊帳もしっかりしているの安心です。電源もAbel Beding Homestay同様にあります。夜しか電気こないけど。。。
というわけでいい宿です。
浜辺の宴会へ
夕方浜辺をブラブラしていると明日からの豊漁を祝って宴が開催されていました。
村人がインドネシアの地酒のトゥアック(Tuak)ととうもろこしを潰したお菓子を振る舞ってくれました。
ヤシの樹液でできたインドネシアの地酒です。
ヤシの枝の樹液を自然発酵させたもので、ツンと刺すような味がするので、好き嫌いが分かれるお酒です。
トゥアックはポリタンクに入っていました(笑)
そして野生の味というかツンとした匂いと味でした。そしてやっぱりちゃんとアルコールです。
これにて本日は終了!
いよいよ明日からはクジラ漁の舟に乗船します。
次回の記事は下記をどうぞ
