こんにちは、ゆーせーです。
11月に佐賀県の太良町(たらちょう)にある大魚神社で撮影してきました。
撮影してきたのは鳥居です。
鳥居といっても普通の神社にある鳥居ではなくて、複数が連なった鳥居で、しかもなんと海中に鳥居があります。
今回はそんな大魚神社の海中鳥居の紹介です!
大魚神社の海中鳥居とは
佐賀県藤津郡太良町にある大魚神社の海中鳥居は有明海に浮かんでいます。
海に浮かぶ「海中鳥居」は国内にいくつかありますが、その中でもめずらしい、三基もの鳥居が潮の満ち引きによって様々な姿をみせるのが特徴です。
大魚神社はおよそ300年ほど前に建立され、豊漁と海の安全を祈願して建てられたそうです。
ちなみに太良町(たらちょう)は「月の引力が見える町」といわれ、満干時の潮位の差が他の地域に比べても大きくなるようです。
なんとその差が最大6メートルにもなるそう!
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大魚神社の海中鳥居の被写体として素晴らしいところ
ここからは大魚神社の海中鳥居の撮影の被写体として自分が素晴らしいと感じた点を3つ挙げたいと思います。
満潮時と干潮時で二度楽しめる!
大魚神社の海中鳥居の素晴らしいところの一つ目は満潮時でも干潮時でも被写体として絵になるところです。
満潮時は鳥居の足が海に浸かって、美しい海面に反射した鳥居が撮影できます。
逆に干潮時は鳥居付近に水たまりがいっぱいできるので撮影バリエーションが増えます。
つまり1日中いても、被写体として全く飽きません。
春夏秋冬いつでもうまく撮影できる
また、大魚神社の海中鳥居は春夏秋冬いつでも季節に左右されずに美しい姿を撮影できる点も素晴らしいです。
例えば紅葉や桜の名所であれば、モミジやサクラがうまく咲いていないとがっかりしてしまいますが、大魚神社の海中鳥居ではそんなことがありません。
通年で撮れ高の良い素晴らしい写真が撮れます。おそらく雨が降ってもそれなりに撮れる撮影スポットです。
このあたりは自分の中だと青森の奥入瀬渓流に似ている撮影スポットだと感じました。

奥入瀬も通年撮れる素晴らしい写真スポットです。
隣には海中道路もある!
また、この海中鳥居のそばには海中道路があります。
海中道路とは干潮の時に姿を現す、有明海の沖へと続く道路です。
この道路は有明海の干満の特性上、太良町の漁業になくてはならない荷揚げ用の作業用道路で、ここも撮影スポットとして使えます。
まるで千と千尋のように海へと電柱が続いています!
千葉の江川海岸にも似ていますね。
実際に撮影してみた
それでは実際に撮影してみました!
朝焼けの撮影
朝焼けの日の出の時間は海中鳥居と太陽のコラボレーションも拝むことができます。
自分が訪れたときにはちょうど明け方に満潮になる時間帯でした。
満潮になるに連れて鳥居が海面にどっぷりと浸かっていきます。
さっきまで鳥居に手が触れられそうだったのに今ではもう手を触れることすらできません。
あっという間に満潮になって驚きました。
夕焼けの撮影
夕焼けの時間帯も朝焼けと同じような空の色と言えばなんとも言えないのですが、空が焼ける部分が違いますし、気温や空の具合でぜんぜん変わってきます。
干潮に近い時間帯だったので、かなり鳥居によって撮影することができました。そして水たまりで遊べます。
とはいえ、やはり水に浸かってこそ海中鳥居。やはりそちらのほうが美しいですね。
ノリの養殖と月と海中鳥居。夜には月とのコラボレーションが撮影できました。
まとめ
佐賀ってあまりなにもないイメージでしたが、大魚神社の海中鳥居を訪れてみて恥ずかしながら考えが変わりました。
素晴らしい撮影スポットです。
佐賀で観光に困った方!ぜひ訪れてみてください!