こんにちは、@ゆーせーです。
さわやかな快晴の4月。文京区にある東京カテドラル聖マリア大聖堂を訪れました。
実は前から来たかったこの教会。建築&西洋美術好きとしては有名建築家による奇抜な建物とピエタに心惹かれておりました。
画像で見た時から美しいと感じていたこの教会。西洋にも負けない教会だと信じていましたが、思いは確信に変わりました。
やはり美しかった。
今回はそんな東京カテドラル聖マリア大聖堂のご紹介。
建築家・丹下健三の名建築
東京カテドラル聖マリア大聖堂は1964年完成。設計は丹下健三。
丹下健三は代々木体育館や広島平和記念資料館を設計した建築家です。建築界では超有名。世界のタンゲと言われ、早くから日本国外でも活躍した人。
そんな丹下さん設計によるこの教会ですが、どうみても奇抜。(当時で言えばアバンギャルドと言った方が正しいのかな)
しかし既に完成してから50年以上もの歳月を経て、周辺の地域にもなじんでいるように感じました。
本日は快晴ということでステンレスの外装が輝いていて非常に美しい。
しかも訪れたときにちょうど月が教会の真上に来てくれました。たまたま平日に訪れたこともあって周囲には誰もいませんでした。
もっとみんな訪れればいいのに。もったいないなと思いつつ、絶好のシャッターチャンス。
西洋に負けない教会
そして東京カテドラル内部。
内部もすごいです。荘厳。
少し音をたてただけで残響が響きます。教会に来たんだなと改めて実感しました。
特にキリスト教徒なわけでもないですが、教会に来るとなんだか落ち着けるので嬉しいです。
また、日本には西洋のように熱心な信者も少ないからか内部も人はまばら。
日本最大級のパイプオルガンもありました。
ヨーロッパやアメリカといろんな教会を見てきましたが、やはりこの教会は奇麗です。
ミケランジェロのピエタがあった。
また最近になって知った事実ですが、東京カテドラル聖マリア大聖堂にはなんとミケランジェロのサン•ピエトロのピエタのレプリカまで所蔵していること判明。
サンピエトロのピエタはミケランジェロの彫刻の最高傑作とも名高いですが、私がこの世で一番好きな彫刻でもあります。
とにかくフォルムやイエスとマリア様の表情など全てが完璧。
ミケランジェロが自身の作品の中で唯一サインした作品としても有名です。
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂で実物を見たことがありますが、周囲は厳重に守られていて近づけませんでした。
しかし東京カテドラル聖マリア大聖堂のピエタには近づき放題。しかも係員もいません。
やはり見れば見るほど美しいです。嬉しいサプライズでした。
非常に良かったのでそのうちまた行こうと思います。
いつかル•コルビジェのロンシャンの礼拝堂も観に行きたいな。
information
東京カテドラル聖マリア大聖堂
住所:東京都文京区関口3-16-15
公式HP:http://cathedral-sekiguchi.jp/