こんにちは。三度のご飯より、富士山が大好きなゆーせーです。
日本といえば富士山。富士山といえば日本。と言っても過言ではないほど富士山は古くから国内外で日本の象徴とされる山です。なんと言ってもお札にまで印刷されていますからね。
まさに国を代表する風景です。
そんな富士山が写真家の被写体にならないわけもなく、これまた古くから富士山を撮影している方は数多くいます。
そんな富士山の自分が実際に訪れた撮影スポットをまとめてみました(・∀・)
富士山は絵になる。
もう何度でも言いたい事実なのですが、富士山はめっちゃ絵になります!
ほんとどこからどのように撮っても絵になるくらいです。
富士山の標高は3,776m。世界でもっとも標高の高いエベレストが8,850mなので標高で言ったらまったく話にならないですが、山の美しさに標高は関係ありません。
富士山が美しいのは独立峰(つまり付近に山がないこと)であることと、その美しいフォルムにあると思います。
富士山はどこから見ても誰しもが想像するようなシンプルな三角形の山をしています。
どんなに山に詳しく無い人が見ても日本人なら富士山をみたら一瞬で認識できるはずです。
これが他の山だったらそうもいきません。他の日本の標高の高い山は連峰を形成しているので、山好きでなければどれがどの山なのか検討も付きませんし、山の形もぐちゃぐちゃしていて絵にならないこともしばしば。
さらに富士山は日本で一番高い山です。愛されないわけがありませんな(・∀・)
富士山をひたすら撮る。撮影スポットまとめ。
そんな富士山の実際に自分が撮影で訪れた場所をまとめました。
河口湖
富士山撮影しようと思ったらまずはじめに思い浮かぶのが河口湖かもしれません。
朝から晩まで河口湖から雄大な富士山を拝むことができますし、春は桜、秋は紅葉、冬の夜は冬花火とイベントに事欠きません。
また周辺には駐車場、コンビニ、ホテルとなんでもあるので何かあっても困ることがありません。
ちなみに桜の咲く季節は桃源郷状態になることでも有名です。
ここは桃源郷ですか?桜の季節の河口湖が美しすぎた。秋の紅葉も美しすぎました。河口湖は富士山を撮影するならまず最初におすすめしたい撮影スポットです!
河口湖付近の天下茶屋
河口湖周辺の街並みと雄大な富士山を見下ろすことができるおすすめスポットです。
ここはあまり人も来ないので、早朝に行くと周りの人に気兼ねなく撮影ができます。
標高が高いので、曇っていて河口湖から富士山が見えないような日でもこの場所からなら富士山が撮影できることもあります。
山中湖花の都公園
8月の中旬のちょうどひまわりとコスモスが満開のときに山中湖の花の都公園を訪れました。
無料エリアと有料エリアがありますが、朝焼けや夕焼けを狙うなら無料エリアからの撮影になります。
自分は朝焼けは撮影していませんが、夕焼けだけでもとても美しい富士山を撮影できます。
新倉山浅間公園
富士山、桜、五重の塔が一緒に撮影できる唯一のスポットが新倉山浅間公園です。
というか贅沢すぎますね。カレーに寿司にステーキが一緒に食卓に並ぶようなもんです。
しかも駅からも近いので、都内からも終電で向かって徹夜して翌日の早朝に撮影可能です。(やりました)
これぞジャパンな景色!新倉山浅間公園で満開の桜と富士山と五重塔を撮影!ふもとっぱら
ふもとっぱらはキャンプ場ですが有名な富士山撮影スポットでもあります。
静岡県なら一番好きな撮影スポットがこの場所です。
前日から仲間とキャンプして、早朝に起きてこの場所で撮影なんてことができる素晴らしい場所でもあります。
ふもとっぱらでダイヤモンド富士を撮影!霧ヶ峰高原のビーナスライン
マイナス20度の中、早朝から富士山を撮影した思い出深い場所が霧ヶ峰高原のビーナスライン。
富士山からめっちゃ遠い場所にあるにも関わらず、冬の晴れた日には富士山を撮影できます。
望遠レンズ必須の富士山撮影スポットです。
精進湖
精進湖は富士五湖の中でも小さな湖ですが、富士山が綺麗に映る場所です。
精進湖の前には大室山と呼ばれる小さな山があるので、富士山とセットで子抱き富士を撮影できます。
また湖が凍っていなければ湖水の水面に映って富士山が逆さに見える逆さ富士もみれます。
精進湖キャンプ場は湖ギリギリまで車を停めることができるので、冬の寒い富士山でも三脚を立ててすぐ近くで車で待機しながら撮影できる素晴らしい場所です。
新道峠
新道峠は富士山と河口湖と河口湖市街地を一望できる素晴らしい撮影スポットです。
麓の駐車場から歩いて10分で新道峠の撮影スポット(第一展望台)に行けますが、冬季は新道峠に至る林道が閉鎖されてしまいますので、その場合は閉鎖された場所から40分くらい歩いて撮影に向かう必要があります。
自分は冬季は閉鎖されることを知らずに行って、40分歩きました(笑)
40分歩いてたどり着いた割には少しお天気はあれだったのですが、見晴らしはとても良くて撮影スポットとして素晴らしい場所です。
ただ、歩くの大変なのでやはり閉鎖されていない5月1日から12月11日までの時期に行くのがオススメ!
高ボッチ高原
高ボッチ高原は富士山を撮影する人なら知らない人はいないほど有名な撮影地です。
自分ももちろん撮影しに行ったことがあるのですが、アクシデントがありました。
撮影時に三脚は持っていったのに雲台が直付けの仕様にも関わらず、カメラにアルカスイス互換のプレートを六角レンチでキツキツに締めて装着していることを忘れていて、アルカスイス互換のプレートが結局外せなくて三脚での撮影ができなかったのは良い?想い出です。
山中湖
山中湖は河口湖からもほど近く、さらに首都圏からも近いので富士五湖の中でももっともアクセスしやすい湖ですね。
山中湖は夕方より早朝の撮影がオススメ。なぜなら夕方は太陽が富士山の背に沈むのでどうしても逆光になってしまいます。
とはいえ、自分は夕方しか撮影したことがありませんけどね(笑)
ちなみに夕方に撮影するなら時期によってはダイヤモンド富士が狙えるので、それもオススメ!
檜洞丸山頂
めちゃくちゃマイナーで登山も必要ですが、神奈川県の檜洞丸という山の山頂から見る富士山が美しかったです。この写真はiPhoneですが、それなりにきれいに撮れたので一眼レフあれば十分な写真が撮影できるはずです。
3月に訪れましたが、ちょうど前日に降雪があったので樹氷と富士山のコラボレーションが撮影できました。
富士山は写真撮影で飽きない!
これがもうまじで飽きない被写体です!(笑)
富士山を主役において、周辺の湖とか山々とかを引き立てやすいんですよね、これが。しかも富士山自体も朝、昼、夕方、夜とまったく違う顔を見せるので非常に面白い!
夜は夜でまったく富士山を撮れないことなんてなくて、晴れていれば星と絡めることもできます。
また、河口湖では冬季に冬花火も行われます。
河口湖冬花火は河口湖で毎年、1月中旬から2月中旬の一カ月の間、土日に開催されるイベントです。
花火は20時から20時20分までのたった20分間しかあがりませんが、富士山と河口湖と花火という奇跡的に美しいコラボレーションが見れるのでとてもオススメ!
富士山くらい大きくて存在感があると主役として置いても、どんな周辺の風景や気象条件にも負けませんね。とにかく映える被写体です。
富士山写真家が多いのもうなずけます。
ただ悪く言ってしまうと、どれも富士山の主張が強すぎる写真になってしまいます。注意しなければならないポイントですね。
様々な顔をもつ富士山
富士山の頂上部と太陽が重なった瞬間をダイヤモンドに見立てて一般的にダイヤモンド富士と呼びます。
今まで何度かダイヤモンド富士を狙ったこともありますが、天気に恵まれずに失敗することが多いです(笑)
何度かトライしてかろうじて観れたのがこの写真です。
もっといい条件で撮影してみたい!(笑)
こういったレアな条件を狙って富士山撮影する方もいっぱいいらっしゃいますね。
ちなみに月が重なった瞬間はパール富士と呼ばれ、ダイアモンド富士よりさらに困難です。
なぜなら太陽とは違って月には満ち欠けがあることと、月の軌道は太陽の軌道よりも大きく動くので軌道を予測しづらいからです。
撮影で役に立った本の紹介
そして今回の富士山撮影で大変お世話になった本があったので紹介しておきます。
三好和義先生の富士山 極上の撮影術です。
この本、何気なく図書館で借りてきて今回の撮影に持参したんですが、とにかく富士山撮影に関して詳しく書かれています。
大きく美しい富士山の写真が掲載されているのはもちろんですが、その写真がどのように撮影されたのかレンズの設定や撮影場所の詳細、三好先生の装備や撮影イメージ作りまで書いてあり、まさに富士山撮影の決定版です。
一度、富士山撮影される方はぜひ眼を通して見られたほうがいいと思います♫
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