恐竜たちの大戦争。ジュラシックワールドを鑑賞してきた。

こんにちは、ゆーせーです。

遅ればせながらやっとジュラシックワールドを鑑賞してきました!

日本で公開してから既に一ヶ月。見よう見ようと思っていましたが、メガヒット作な割に特に評判が良くないような感じとなかなか劇場に足を運ぶ機会がなくて見るのが遅くなってしまいました。

ちなみにジュラシックワールドは皆さんご存知のように2015年で一番ヒットしている洋画です!

さらにワールドワイドで見ればアベンジャーズを抜かして興行収入世界第三位という輝かしい歴史を打ち立てた映画でもあります(ちなみに一位と二位は「アバター」と「タイタニック」)

そんな映画が僕の目にはどのようにうつったのかネタバレを含めつつ感想を書こうと思います。

やはり二番煎じか。。。

モササウルス ジュラシックワールド

大作映画で続編が作られるには絶対に欠けてはならない条件があります。

その条件は1作目のヒットです。映画はビジネスなのでヒットしなければスポンサーはつかず、従って続編も作られません。

そして基本的に1作目を超えられる映画はまれです。

1作目を超えられた映画は自分が見た映画の中では「スターウォーズエピソードⅤ帝国の逆襲」などわずかしかありません。

また1作目の面白さを続編まで引っ張る事ができる映画も少ないです。例えばスパイダーマンシリーズやターミネーターシリーズが残念なのは周知の通りですね。

しかしジュラシックワールドは世界でメガヒットを飛ばした超大作です。

かの有名なスピルバーグ監督の1作目「ジュラシックパーク」を超える事ができているのか?はたまた二番煎じか?

そんなあたりを特に気にしてみてきましたが結果は残念ながら後者でした。。。

やはりジュラシックパークが偉大すぎますね。

ジュラシックパークシリーズはスピルバーグが監督した2作目の「ロストワールド:ジュラシックパーク」まではともかく「ジュラシックパークⅢ」はあまり面白くなかったのですが、ちょっと引き継いでしまっているのではないかなあと感じてしまいました。

ところどころに現れるジュラシックパークへのオマージュや、少年の成長、若い男女の活躍は非常によいのですが結局は恐竜大戦争になってしまっているのがなんとも。。。

久しぶりのジュラシックパークシリーズ&3Dだから鑑賞者も飢えていてここまでヒットしたのかなあと思ってしまいました。

結局は恐竜大戦争映画

ジュラシックワールド モササウルス タイトル 

先ほども書きましたが、結局恐竜大戦争映画になってしまっているのがいかんなあと。

「Ⅲ」でもスピノサウルスVSティラノサウルスやってましたが、今回はインドミナスレックスという爬虫類のいいとこ取りをしたような合成恐竜が現れて最後はまたティラノサウルスと戦うというなんともあれなストーリーがちょっと残念でした。

確かに視聴者は完成されたジュラシックパーク(ワールド)が見たかったし、それはそれで良いんですがわざわざティラノサウルス出さなくても人間で退治するというストーリーにはできたはず。

結局、インドミナスレックスの退治をティラノサウルス、ヴェロキラプトル、モササウルスなどの恐竜に任せちゃうようだと20年前の「ジュラシックパーク」から劇中の人間は何も学んではおらず、同様に「ジュラシックワールド」も20年前の第一作目を超えられていない事を自ら証明しているようにしか見えませんでした。

クリスプラット ヴェロキラプトル

とは言えクリスプラット演じる主人公のヴェロキラプトルの訓練は見ていてかっこよかった!

クリスプラットは「ガーディアンズオブギャラクシー」の主演など、大作映画にひっぱりだこなので今後も目が離せない俳優です!