日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平にやってきた。

二日目の朝。水晶岳を目指す。

水晶岳 日の出

さてさて水晶小屋で奇跡のテント泊明けの登山二日目。もちろん水晶岳を目指します。

前回の記事は下記をどうぞ

特殊な気象現象のオンパレード。そして水晶小屋でのテント泊。

やっぱり水晶小屋は普段はテント泊禁止なだけに夜中は少し風が強かったですが、なんとか眠れました。

しかし朝は寒い寒い。低血圧な僕には厳しいです笑

そして寒い原因は低血圧なだけでなくマットがないから!

皆さん、テント泊のときは底冷え&地面の石が痛いのでマットは必須ですよ!

常識ですよ!(僕はまだ買ってませんが。。。笑)

さてそれでも朝5時過ぎくらいから登りましたが既に朝焼けに染まる中で歩き始めたので、水晶岳の頂上でご来光は拝めず。とは言え凄まじく奇麗でした。

生きてて良かったなと思えるレベルの美しさ!

水晶岳 頂上

そして水晶岳のピークを落としました!日本百名山!

水晶岳 頂上 景色

水晶岳 頂上 景色 2

そして水晶岳から見る景色!もうこれ以上、上を目指す必要のない山頂から眺める景色はサイコーです。

さてさてそんな水晶岳の登頂もつかの間で本日は雲ノ平に向かうため、ピークを後にします。

水晶小屋 混雑

水晶小屋に戻ると、さすがは定員の5倍の人が来ていただけあって宿泊者のザックが全て外に置いてありました笑

混雑時の山小屋は泊まるもんじゃないですな!

日本最後の秘境。雲ノ平へ

雲ノ平 稜線

そして水晶小屋から雲ノ平に向かう稜線を歩き始めます。

槍ヶ岳を眺めながらの贅沢な稜線です♬

雲ノ平 稜線 景色

雲ノ平 稜線 景色 2

こんな景色が広がってくれています!

そもそもなぜ雲ノ平に行きたくなったかというと日本最後の秘境と呼ばれているからです。

ネーミングが最高ですよね?そしてその言葉は伊達じゃなかった事がよくわかりました。

ワリモ岳 登頂

稜線をどんどん歩き、途中でワリモ岳という水晶小屋から鷲羽岳に向かう途中にある山のピークも無駄に落としつつ、雲ノ平を目指します。

稜線 雲

本日は雲が多めなのが少し残念です。

祖父岳 登頂

そして水晶小屋から2時間半(途中にワリモ岳にも登る)で祖父岳に登頂!

祖父岳から見る雲ノ平

祖父岳からだと雲ノ平まであと少しです!

テントや雲ノ平山荘が見えると俄然やる気が出てきますね。

北アルプス 紅葉

北アルプスも所々が紅葉していて、雲ノ平までの道もいい感じ!雲が多くなってきて天気があまりよろしくないのが残念!

雲ノ平

とは言え、あこがれの雲ノ平にやっと到着!最低でも一泊以上の登山が必要になる日本最後の秘境についにやってきた!!

シルバーウィーク テント泊 雲ノ平山荘

シルバーウィークだけに午前中に到着したにも関わらず雲ノ平山荘のテン泊場はテントでいっぱい!賑わっていました。

充実している雲ノ平山荘

雲ノ平山荘 

ひとまずお昼近かったので雲ノ平山荘で昼食です。

雲ノ平山荘 食事

雲ノ平山荘は2010年に建て替えているのでめちゃくちゃきれい!そしてお洒落!

雲ノ平山荘 昼食 メニュー

雲ノ平山荘 アルコール メニュー

そして昼食もアルコールもおつまみもスイーツも充実!おおよそ登山で二日もかかる場所のメニューじゃない笑

雲ノ平山荘 台湾風チキンライス 

今回はそんなメニューの中から台湾風チキンライス(大)を注文(800円)

しかし思ったより小さくてすこし残念。まあ山だしこんなもんかなと軽く思っていたら同じ値段の焼きそばの方がボリューミーで選択にミスりました。

次は絶対焼きそば食べる!

まったりした雲ノ平

雲ノ平

そしてこの後は高天原温泉という秘境中の秘境の秘湯に行く予定だったのですが、予想以上に疲れていて入浴しにいくのを断念。

だって雲ノ平からの往復で5時間くらいかかりますからね。温泉に入りにいくのに汗をかいてしまいます笑

まあ高天原温泉は今回の山の二つ目のメインでしたが、今後の山旅にとっておくことにしました。

スイス庭園 雲ノ平

アルプス庭園 祖母岳

その後は散策しながら雲ノ平名物のいろんな○○庭園を見て回りましたが、天気が優れなかったので昼寝などして過ごしました。

ちなみに友達が雲ノ平山荘に宿泊していたのでぼちぼち遊びにいっていたのですが、そこで僕らが訪れた前の日がこの雲ノ平山荘の宿泊者のレコード記録を更新したそうです。

今年のシルバーウィークは5連休だし、日柄の良い日が重なったので人が例年よりも大挙して押し寄せたようです。

雲ノ平山荘 夕暮れ

とはいえ、人は多かったけど雲ノ平来れて良かったです。

夕暮れ時には雲ノ平もきれいに染まってくれました。山に来て良かった。

次回の記事は下記をどうぞ!

雲ノ平から高瀬ダムまで一日で下山する。