こんにちは、ゆーせーです。
ラマレラ滞在記の6回目。前回の記事は下記をどうぞ。
【ラマレラ村滞在記】海の民と山の民の市場へ本日はいよいよラマレラ村最終日です。
滞在記も今回が最終回です。
当初のスケジュールだと明日の夕方に出発予定でしたが、レンバタ島やフローレス島はカトリック教徒で、日曜日は休息日にあたることからバスなどの交通機関でさえストップします。
なので一応、余裕をみて金曜日の夕方にラマレラ村を去ることに決めました。
本日は再びプレダン(舟)に乗ります
インドネシアのラマレラ村の四角帆を使った木造船。この舟でマッコウクジラを捕獲します。
プレダンに乗り込む
もはや日課のように本日も朝5時に起床。
自分の場合はいつも日本にいるよりも海外にいるときのほうが生活リズムは良くなります。
まあラマレラ村の場合は夜が暗くて何もないのでやることもないってのもありますが。
そして6時半くらいからいつものように舟が出航するので交渉して乗せてもらいます。
さて本日はなにが取れるのやら。
炎天下の中、六時間
舟は沖に向かいます。
二日前にクジラを捉えた時はあっという間だったので、今回は普通の漁というかラマファの獲物を捕らえる瞬間を写したい。
インドネシアのラマレラ村で手持ち銛(もり)でマッコウクジラをしとめる人のこと。
プレダン(舟)の上ではそれぞれの役割が決まっている。
そんな気持ちをもって乗船しました。
乗船すると海の清々しい風と強烈な太陽と海の匂い。
いよいよ今日の漁が始まりました。
舟はときおりエンジンを止めながら、海洋生物を探します。
そしていよいよ発見!イルカとゴンドウクジラの群れです。
自分、ドルフィンウォッチングとかしたことないので野生のイルカを初めて見たのですが。
けっこう群れで行動してるのですね。
そしてけっこうジャンプしたりピョンピョン跳ねながら泳いだりしてます。可愛い。。。
さらにイルカもゴンドウクジラも賢いですね!
正直、イルカの群れに遭遇したときにはこの漁でイルカゲットは間違いなし!と心の中では思ってましたが、ヤツらはとても賢くてプレダンが近づくとすぐに潜って逃げます。
次の息継ぎのポイントはわからないので闇雲に狙うしかありません。
結局、3時間くらい格闘してたのですがねイルカもゴンドウクジラもつかまえられませんでした。
人間がイルカにもてあそばれました。
成果は。。。
そのあとも海を駆け巡り、海で取れたのはウミガメのみでした。
結局、この旅で自分がラマレラ村で生きているところから捕獲するところまで見れたのはウミガメのみです(笑)
朝6:30から舟に乗って、ラマレラ村に戻ってきたのは午後14時を過ぎていました。7時間以上の乗船でした。
この日は他の船の収穫もなかったようで、結局自分の船のカメくらいだったようです。
本日の取れ高で行ったらどうやら今日も運が良かったよう。
ラマレラ村を去る
すでに二日前に取れたクジラは波で皮が剥がれて白くなっていました。
ラマレラ村からレウォレバに戻るバスは毎日14時から16時くらいのあいだにラマレラ村にやってきます。
船の乗船も終えたのでラマレラ村を去ります。
滞在期間は五日間しかなかったのですがミサに始まり、クジラの捕獲まで本当に充実した経験でした。
たった五日間でしたが本当に濃密な五日間でした。ここまで世界中が繋がっている世界において、未だに木造船で銛でクジラに挑む姿にほんとうにほんとうに感動を覚えました。
きっとまたこの場所に来たくなると思います。
ラマレラ村に来て良かったです。