東京とスペイン(マドリード)でのPCR検査機関と陰性証明の取得に関して

こんにちは、ゆーせーです。

2021年6月から7月にかけてコロナ禍のスペインを旅してきました。

今回はコロナ禍の海外旅行において現在必須となっている東京とスペインのPCR検査による新型コロナウイルス陰性証明の取得方法を紹介したいと思います。

東京でのPCR検査はまだしも、日本入国の際の新型コロナウイルス陰性証明が非常に厳格であり、スペイン語がわからない自分にとってはスペインでのPCR検査機関を探すのが非常に困難でした。

その辺りの苦労も交えて書きたいと思います。

日本出国の際の陰性証明に関して

海外に行くにあたり出入国のPCRの陰性証明に関してですが、きちんとしたPCR検査機関にてPCR検査を行い、新型コロナウイルスの陰性証明を発行してもらう必要があります。

したがって、下記のような市販のPCR検査キットを購入して自身で検査しても全く意味はありません。

しかも、現在では出発便予定時刻の48〜72時間以内に検体を提出したPCR検査の陰性証明が必要となる国が多いです。

そして陰性証明は基本的に英語での陰性証明が必須となります。

。。。。と上記で書いたようになかなか制限が多く検査機関を探すのに苦労しました。

また、入国に関してはスペインは幸いにも日本人に対して新型コロナウイルスの陰性証明を義務付けていません。

さらにはワクチンの接種証明も必要ありません。なんて素晴らしい国!

ただしこれには罠?がありまして、乗継の経由国で陰性証明を求められる可能性があるんですよね。

2021年7月現在で日本からスペインへの直行便はありません。

そして自分の場合はドイツ経由でのスペイン入国となり、ドイツでは搭乗前72時間以内の陰性証明が必要なことから(たとえ乗継でも)、けっきょく日本出国の際にも陰性証明が必要となりました。

いずれにせよどの国でも陰性証明を求められる可能性はあり、出国の際に日本の空港や経由地にて陰性証明を求められて右往左往するよりはしっかりと陰性証明を取得しておくことをおすすめします。

実際、自分は羽田空港の出国の際に陰性証明がなくてモメている搭乗者を数人みかけました…(その後、それらの乗客が無事に搭乗できたのかは不明です)

ちなみに日本・海外の出入国情報については日本政府の情報だけでなく、ANAのサイトが比較的よくまとまっていたので参考になりました。

参考 日本・海外の出入国情報についてANA

東京でのPCR検査機関

東京での海外出国のPCR検査ですが、海外出国に必要な英語の陰性証明を発行できる検査機関は限られます。

またネット検索すればわかりますが、どこも3万円くらいして非常に高いです。

ただ、いろいろ調べているとPCR検査と日本語・英語陰性証明書(PDF)で16,000円でやってくれる検査機関がありました。ほかの検査機関の約半額です。

それが神田北口診療所でした。

参考 神田北口診療所神田北口診療所

事前に海外への出国に関してメールで相談しましたが、即日返信がありかなり好感が持てました。

また、検査の予約もwebで完結するので非常に楽でした。決済も現金だけでなくクレジットカードやPayPayも選べて便利でした。

検査当日も午前中に検体を提出し、午後にはメールでPDFの陰性証明を送付いただき、まったく問題ありませんでした。

上記が英語版の陰性証明になります。

羽田空港の搭乗カウンターで陰性証明を求められましたが、上記を提示すればまったく問題ありませんでした。

スペイン(マドリッド)から日本入国の際の陰性証明と検査機関

日本は入国は日本からの出国と比べて比較にならないぐらい大変でした。

まず新型コロナウイルスの陰性証明書は日本政府推奨のフォーマットが強く推奨されます。

しかも求められるのはオリジナル版です。PDFではありません。

これらを満たせないと強制送還もありうるので恐怖すぎます。もちろん搭乗予定時刻の72時間以内の陰性証明を求められます。

というわけで、このフォーマットのオリジナルをくれる検査機関を探す必要がありました。

しかもスペイン語話せないしわからない日本人がスペインでです。

この時点で詰んだなと何度か思いましたが、在スペイン日本大使館がスペインで検査証明を取得できる検査機関を記載してくれています。神!

参考 検査証明を取得できる検査機関について在スペイン日本大使館

とはいえ、この記載されている中にはじゃっかん怪しそうな検査機関もいくつか含まれていたので、もっとも確実そうな「Laboratorio Life Length」という検査機関を選びました。

参考 PCR COVID TESTLaboratorio Life Length

この検査機関に日本政府フォーマットをもらえる確信をもったのは、WEB予約の時点で「Fit to fly」と呼ばれるオプションを選べば日本対応の書式で作成しますと記載があったことです。

加えて、Twitterで情報を調べていたところ下記の方が日本政府フォーマットでLaboratorio Life Lengthにて陰性証明を得ていたことが決め手となりました。

https://twitter.com/sasurai202105/status/1409057646934736896

価格はFit to flyのオプションも合わせて、PCR検査と陰性証明で125ユーロでした。

ちなみにLaboratorio Life Lengthはかなり広告に力を入れており、マドリッドの空港やメトロで広告を見ました。

そしてスペインでの旅を終えて、搭乗予定時刻72時間以内になってからLaboratorio Life Lengthに向かいました。

Laboratorio Life Lengthはかなり綺麗な施設で申し分なかったです。

スタッフもしっかりしており、スペイン語がわからないとわかると英語でしっかりと対応いただけました。

また、午前中に検査を受けましたが、即日にまずはPDFで陰性証明を送ってくださり、そのあとに検査機関に再度伺うとオリジナルをもらえました。

ちなみにPDFの陰性証明はLaboratorio Life Lengthのフォーマットと日本政府のフォーマット版(オリジナルをそのままスキャンした書類)がそれぞれ送られてきました。

これらの陰性証明でまったく問題はなく、帰国に際しては陰性証明を何度も確認されましたが無事に日本に入国できました。

関連記事です。

日本入国後の手続きや14日間の隔離生活について書きました。

コロナ禍での海外帰国時(スペインから日本)の14日間の隔離に関して(2021年7月現在)

自分がコロナ禍でもスペインを旅した理由はこちらです。

僕が2021年夏にコロナ禍のスペインを旅した理由とコロナ禍での海外旅行のノウハウ

スペインでは現地SIMもなく、スペイン語もわからなかったのでオフラインマップのMAPS.ME(マップスドットミー)が大変役立ちました。

オフラインマップのMAPS.ME(マップスドットミー)がSIMフリー携帯を持っていない自分にとってマジで便利だったので紹介する。