こんにちは、@ゆーせーです。
この記事を書くのをどんなに首を長くして待っていたことか笑
ついにアレが揃いました!
あれです、あれ!そう、あれ!!
大三元(*´∇`*)!!ついにツモった!!
最初に24-70mmを購入したのが2016年3月。完成したのが2017年1月なので約10ヶ月で揃えました。
完成させるにしては結構早いと思います。それだけレンズ沼が末期症状かもしれません( ̄ー ̄)
完成させるには軽自動車並みのキャッシュがかかりましたがいい写真を撮るためにはレンズが重要です。カメラより重要です。
というわけで大三元って一体なんなのよ?ってところからお伝えしていきます!
大三元とは
大三元とは麻雀の役の一つです。役が揃えば役満、副露可で白・發・中の3種類をすべて刻子または槓子にして和了した時に成立し、国士無双や四暗刻と並んで比較的成立しやすい役満として知られています。。。
ってちがう!カメクラ界隈では違うΣ(゚Д゚|||)!!
カメクラ界隈では大三元レンズとは広角・標準・望遠のズームレンズの3本の組合せで、どれも開放F値が「F2.8通し(W端(ワイド:広角)からT端(テレ:望遠)までF値が2.8固定)のズームレンズのことを指します。
この3つのレンズが揃えばほぼあらゆるシーンの撮影に対応できるという優れモノ!特に僕のように旅先で写真を撮るような人間にはもってこいなレンズ群です。
ちなみに写真をガチでやってるとレンズが二桁万円いかなければ安いと錯覚し始めます。恐ろしや!
大三元レンズを揃えた今、次には高級単焦点レンズに食指を伸ばしそうで自分が怖くてなりません笑
あと補足ですがf4通しの広角・標準・望遠のズームレンズの3本の組合せは小三元といいますよ^^
大三元レンズの紹介
大三元レンズは各メーカーから発表されています。また各メーカーでそれぞれ微妙に焦点域が違ったりします。
ここでは代表的なメーカーの大三元をあげておきます。
CANON
キヤノンの大三元レンズは最近リニューアルされたEF16-35mm F2.8 L III USMが気になるところです。とはいえ、標準ズームレンズに手ぶれ補正機構がついてないのとワイ端が16mm始まり(ニコンは14mm始まり)という点でニコンが少しお得な感じがするのは僕だけではないはず笑
EF16-35mm F2.8 L III USM
EF24-70mm F2.8L II USM
EF70-200mm F2.8L IS II USM
NIKON
こちらはあとでめっちゃ詳しく紹介します。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
SONY
ここでは最近イケイケなFEマウントの大三元を紹介します。ソニーは昨年からGマスターレンズと言う高品質なレンズラインを発表しました。いろんなサイトでレビュー記事見ますが、評価も上々です。
ただもはやカメラ本体よりもレンズの方がでかくて重いものも多々ありますね笑
FE 16-35mm F2.8 GM
FE 24-70mm F2.8 GM
FE 70-200 F2.8 GM OSS
PENTAX
昨年、鳴り物入りでフルサイズ機を発売したPENTAXさん。僕の周りで使っているユーザーぜんぜんみないのですが、スペック半端ないので一度は触ってみたい。
フルサイズ機の発売に伴い、f2.8通しのズームも昨年一気に発売されています。ちなみに★がつくのが高級レンズラインなのだそう。
FA 15-30mmF2.8ED SDM WR
FA24-70mm F2.8ED SDM WR
FA★70-200mmF2.8ED DC AW
これ以外のメーカーやサードパーティーメーカー(SIGMAやTAMRONなど)からもf2.8通しのズームレンズはでていますがここでは割愛します。
このブログはニコン激推しのブログだし、自分のカメラもニコンだし、自分が揃えた大三元ももちろんニコンなのでニコンの大三元レンズへの愛について語りたいと思います(╹◡╹)
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
14-24mm,24-70mm,70-200mmと三つある焦点域の中でも特に評判がいいレンズです。
ニコンのレンズ群の中でも神レンズとすら呼ばれる絶対的エースな存在です。
もうレンズに神ってなによ?なんでも神ってつければ良いと思ってるの?って感じですが、使ってみればその良さがわかります。
14-24mmまでf2.8で通す心意気、重そうに見えて案外持ち回しやすい大きさと軽さ、そして圧倒的解像感。
他社メーカー使っててもこれだけはニコンユーザー羨ましい!と言われる一品です。
ニコンユーザーの中でも大三元に興味なくてもこれだけは持ってる人もいっぱいいます。
もう発売されてから10年近く経つのにこの評価!なんて恐ろしい子!
自分は昨年の4月に友人からお手頃なお値段で譲って頂きました!もう感謝しかありません( ^ω^ )
24-70mmと70-200mmが続々とリニューアルしてるので今年あたりにリニューアルするのではと踏んでます。
このレンズで写真を撮ると下記のような作品が撮れますよ♫

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
ニコンの大三元のなかで標準域を担うレンズです。既に電磁縛りと手ぶれ補正を搭載した新型が一昨年発売されましたが、自分は旧型使ってます。
14-24mmと70-200mmという二つの巨星に挟まれてるからか日の目を当てられないレンズですが、そんなことはとんでもない!めっちゃ良いレンズです!
日常で写真撮っててなんだかんだで一番よく使うのが標準域なはずです。自分が使ってても常にカメラにくっついてるのはこのレンズです。
そんなレンズを適当に作っているわけがなくよく考えられています。レンズは前玉フォーカス方式なのでズームリングを動かすと前玉が動いて全長が伸び縮みするのですが、レンズフードが全長の伸び縮み分よりも長く設計されているのでインナーフォーカス式のように全長を気にせず撮影できます。
今から買うなら新型をオススメしますが、旧型も新型よりも小さくて軽いという利点もあるのでお金がなくても、大三元が喉から手をだしても足りないくらい欲しい!サラ金にも手を出すぜ!って方は無理をしないで旧型の中古をオススメします。新型の新品より10万円は確実に安いですよ( ͡° ͜ʖ ͡°)
このレンズで撮影するとこんな感じの写真が撮れたりします♫

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
ご存知!ニコンの大三元の望遠域を担うリーダー的存在です。このレンズも昨年リニューアルして、電磁縛りとなり旧型よりも軽くなって手ぶれ補正も向上しました。僕は旧型使っています。
70-200mmの焦点域で果たしてf2.8の明るさはいるのか?って議論はソクラテスの時代から延々と続く人類のテーマですが、僕は単純にシャッタースピード稼ぎたくてf4をドナドナさせて頂き購入に至りました。

暗い屋内とか時間帯の撮影ではやはりISO感度を抑えてどれだけ早くシャッターが切れるかが良い写真を撮るコツになってきますので。
このレンズで撮った写真は別格の写りをするとよく言われますが、撮ってみておっしゃるとおりでした。
下記のような写真が撮れます。
またf2.8と明るいのでテレコンをつければ超望遠レンズへと進化します。二倍テレコンつけてもf5.6通しの140-400mmレンズですからねー。使い勝手良し。
しかしこれでも満足できなくなると待っているのは超望遠単焦点レンズ沼へのエントランスです。
この先は一本買うのに三桁万円を超えてくる人外の領域。皆さん、自分が一体何を撮りたかったのか今一度自問自答してから先へ進みましょうね☆(笑

大三元を揃えて感じたメリット
ニコンの大三元の紹介も終わったところでここからは自分が大三元レンズを揃えて感じたメリットを書いていきます!
安心感がパナイ
大三元レンズを揃える前までは焦点域やf値がバラバラで統一感ないレンズたちを使っていたので、レンズ交換する際にいちいち各レンズの得意なシチュエーション、不得意なシチュエーションを考えなければならず余計なストレスがかかっていました。
しかし大三元レンズを揃えたことでストレスから解放!どのレンズもf2.8通しなのでレンズ交換することでf値を気にする必要はなくなったし、どのレンズも評判良いのでそんじょそこらのレンズよりも全然良い絵が切り出せます。
いまのところ、大三元レンズ以外には魚眼レンズというまったく分野が違う特殊レンズしか持ってないので大三元レンズに全てを委ねて戦えます。

このレンズ群で撮れなきゃ自分の腕が悪い!
安心感が違うぜ!
案外、持ち運びやすい
大三元レンズ揃える前は各レンズの圧倒的な重量に戦々恐々としたのですが、揃えてみると案外持ち運びやすかった!
特に70-200mmが一番大きさ的にも重さ的にもネックだったわけですがいざ家に届くとちゃんとカメラバッグにも収まる大きさだし、たいしたことなかったです笑
ちなみにカメラバッグはVanguard UP-Rise 48を使っています。

まだ大三元レンズ全部持って海外放浪したわけではありませんが、これならインドでも中国でも写真撮るのに邪魔にはならなそう。背中に背負ってやっていけそうです。
というわけで広く浅くときどき深く的大三元レンズの紹介はこれにて終わり!
長文お読み頂きありがとうございました(*´ω`*)