こんにちは、ゆーせーです。
昨年の冬から行きたくて行きたくてウズウズしていた地獄谷温泉。
ついに訪れることができました!念願叶いました。
訪れたかった理由はある動物に会いに行くため!!
それはお猿さん!
しかし普通の猿ではありません。なんと温泉に入る猿です!
外国では日本猿はスノーモンキーと呼ばれていて大人気!
では早速、神奈川県からはるばる長野県の秘境・地獄谷温泉まで行ってきたのでご紹介します。
スノーモンキーってなあに?
スノーモンキーとは日本猿のことです。
欧米では野生の猿が生息していないことや、猿は世界的に見れば熱帯に多く棲息することから敬意を込めてスノーモンキーと呼び始めたそうです。
ちなみに日本猿は世界的にみても、もっとも寒い地方に生息する猿です。
そしてさらに!ここ長野県の下高井郡にある地獄谷温泉では日本猿が温泉に入っているわけですが、温泉に入る猿がいるのは、世界でも地獄谷野猿公苑だけ。
めっちゃ希少価値が高いわけです。
近年は世界的な写真コンテストで地獄谷温泉に浸かる猿の写真が相次いで入賞したことから、世界的にも知名度が上昇。
結果として、いまでは日本人よりも外国人(特に欧米人)に知られる日本の観光スポットになったわけです。
しかも温泉に浸かる猿はめっちゃかわいい。キュート!
ちなみに日本猿が温泉に浸かるようになったきっかけは、小猿が偶然に野猿公苑内の露天風呂に浸かったことからだそう(๑´ڡ`๑)(笑)
なんちゅう可愛らしいエピソードや!
まずは腹ごしらえが先決!
というわけやって来ました、湯田中渋温泉郷!地獄谷温泉があるところですね。
神奈川県から約3時間で到着。それでこの一面の銀世界です。長野すごい。
まずは地獄谷温泉に向かう最寄りのバス停「上林温泉口」の近くにある羅臼庵という蕎麦屋さんで昼食!
入り口にいるたぬきの置物がいい感じに田舎っぽいです。
お蕎麦屋さんなのに鍋焼きうどんを注文!
自分はうどんよりも、ざるそば派にも関わらず(笑)
だって鍋焼きうどんが名物と書いてありましたから!しかも外は寒いし、温かいものが食べたい!
天ぷらがサクサクしていて非常に美味しかったです!そして麺がめちゃくちゃ太かった!まるできしめんのようでした。
どこまでも続く雪の道
昼食で美味しい鍋焼きうどんを堪能した後はいよいよ温泉に浸かるお猿さんに会いに行ってきます!
お猿さんに会いに行くには一番近いバス停&駐車場から約1.8km歩かなければなりません。
雪の山道を歩くことになるので、おおよそ40分くらい。
約200m歩いたところから山道スタート!
付近は外国人の観光客が多いからか英語の看板をでかでかと掲げた飲食店やショップが多かったです。
普段の日本生活ではなかなか見ない風景。なかなかおもしろいです。
ちなみにもし地獄谷野猿公苑に行かれる方は、防寒着は必須です!
雪道は林の中にあるので、太陽が当たる道路とは気温が全然ちがいます。くれぐれも注意しましょう。
何より雪道は途中途中で凍っているので滑りやすいです。何人か尻もちついている人を見ましたし、自分もつきました(笑)
なので手袋・ホッカイロ・そして防水の靴はほしいと思いました。
コロンビアのセイバーⅢとかタウンユースでも使えるのでかなりお勧めです!
タウンユースでも防水透湿!コロンビア セイバーII&セイバーⅢでどの場所でも歩き回れる!こんな感じの真っ白な道がだいたい30分くらい続きます。
途中で雪で滑ったり、上から積もった雪が降ってきたりと様々なトラップと闘いながら前に進みます。
途中にはこんなものも。
これ、なんだか分かりますか??
雪に埋もれたトラックです(笑)
どうしてこうなった?(笑)
そうこうしているうちに、やっと地獄谷温泉に到着!
写真は地獄谷温泉にある一軒宿「後楽園」
なんと1864年から宿を営んでいる由緒正しき温泉宿です。写真の下の方で湯気が出ているのは間欠泉。国の天然記念物に指定されています。
そしてこの宿にも露天風呂があるのですが、冬はここも猿が入りに来るそうです。実際に入っているの見ました。
いつか泊まってみたい宿です。
そして長い長いフラットな雪の道を歩き通したら、最後に階段を登ります。
スノーモンキーは階段の先の地獄谷野猿公苑にいます。
受付で入場料800円を払って、いざスノーモンキーワールドへ!
やっと出会えた!
地獄谷野猿公苑に入ると、人だかりができている場所がありました。
あそこに間違いない!絶対あそこ!
いた!!(・∀・)
お猿さんが温泉に入ってる!!
めちゃくちゃ気持ちよさそう!可愛い!!
さすが!お尻まで可愛い!キュート!
そして予想通りの人気者っぷり!(笑)
もはや貫禄あります。
ちなみに野猿公苑のサルは人が近づいても、威嚇もしなければ餌をねだることもしません。
これは地獄谷野猿公苑を管理している方々が来場者に餌付けをさせないというルールを厳しく守った結果です。実際に餌付けしようとして観光客は笛を鳴らされていました。
ただし地獄谷野猿公苑内ではないですが、地獄谷野猿公苑に至る道の途中で観光客のお菓子を漁る日本猿がおりました。
このお菓子は日本猿が観光客から奪ったのか、それとも観光客がわざと渡したのか、たまたま落としたのかはわかりません。しかし人間側の不注意が野生の日本猿に悪影響を及ぼすのは間違いないので注意を!
おかげさまで、猿も人をなんとも思っていいらしく写真を撮りやすかった!
こんだけアップで撮ってもなんともないです。この写真はトリミングしてません。
こいつはボス猿かな?
地獄谷野猿公苑では代々この露天風呂にやってくる群れのボスを竜王と呼ぶそうです。なんだかドラクエみたい。
お猿さんたちのおかげでこの日は非常に充実していました!
しかしこの日は残念(?)なことに快晴。
スノーモンキーはやはり雪降る日に撮影したい!というわけで来年はリベンジ!
ちなみに2019年に訪れたときは、、、
2015年に訪れたときは温泉に入る日本猿をみれましたが、2019年は温泉に入る猿を見れませんでした。
理由は快晴の日だと温泉に入るよりもひなたぼっこしている方がお猿さんにとっては暖かいそうです。(と地獄谷野猿公苑のスタッフさんが説明されていました)
相手はあくまで野生の日本猿。温泉に入っていなくても運が悪かったとまたチャレンジしましょう!
そしてスノーモンキーの後は渋温泉を撮影しに行きました。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった言われる渋温泉。ライトアップが綺麗で写真が映える!