僕がカラコルムハイウェイ・フンザを旅する理由

こんにちは、@ゆーせーです。

今年もいよいよGWがやってきました!2017年は例年よりも祝日が日曜日と被って潰される日が多いので待ちに待った感がありますね!

僕は今年はパキスタンと中国のウイグル自治区に行ってきます!

パキスタンと言えばどうしても治安が悪いイメージが付きまといますよね。

実際、外務省の海外安全ホームページ見てもレベル2とかレベル3、アフガニスタン国境付近はレベル4(退避勧告)です。

参考 危険・スポット・広域情報(パキスタン)外務省海外安全ホームページ

最近ではインドとパキスタン国境の付近でも頻繁に爆弾テロが起こっています。

もちろん危ない地域に立ち寄るつもりはありませんがかなりビビっています(;´Д`)

とはいえ、昔からの憧れの道、パキスタンと中国を結ぶカラコルムハイウェイをどうしても通ってみたく今回は旅にでることにしました。

というわけでいつものように旅にでるきっかけを書いていきます。

バックパッカーと山好き憧れの絶景ロード

カラコルムハイウェイに憧れを抱いているのは何と言っても絶景だから。

今回の旅ではパキスタンのイスラマバードから中国のカシュガルを抜けますがその道中にK2、ナンガ・パルバット、ガッシャーブルムI峰などなど山好き必見の8000m峰の山々が鎮座しています。

そんな山々の間を抜けて道は進みます。見晴らしも素晴らしく、バックパッカー憧れの道と言われています。

僕が初めてカラコルムハイウェイの存在を知ったのは、高橋歩さんの「WORLD JOURNEY」という本で書かれてたからだったり、石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか」という本に書かれていたからだと思うのですが、かれこれ存在を知ってから10年経ちました。

いよいよ行けます。

【特集】旅先で読みたくなる!旅に持って行くのにおすすめな旅本10選!!

風の谷のモチーフ

またカラコルムハイウェイの道中にはフンザと呼ばれる地域があるのですが、ジブリの「風の谷のナウシカ」にでてくる風の谷に似ていることからいつしかフンザは風の谷のモチーフになったと言われています。

もちろん実際にモチーフになったのかは定かではないですが、バックパッカーの間で「桃源郷」、「伝説の地」などとも呼ばれておりテンションあがりますよね!

そんなに風の谷に似てないような感じしますが桃源郷のようにのんびりした場所なので楽しみです。

長谷川恒男の存在

フンザには日本人のクライマーも足跡を刻んでいます。

そんな中でもっとも有名なのは間違いなく長谷川恒男でしょう。

ヨーロッパ三大北壁冬季単独登攀を達成し、ヨーロッパの山岳史に終止符を打った伝説のクライマーです。

そんな長谷川恒男はフンザにあるウルタルII峰という山を登山中に雪崩事故で亡くなってしまいました。

長谷川恒男の半生は佐瀬稔著「長谷川恒男虚空の登攀者」という本に詳しく書かれているのでフンザに興味あったり、山岳小説好きにオススメ!この時代のクライマーの生き様はマジでカッコいい!

長谷川恒男は事故で亡くなってしまいましたが、長谷川恒男の奥さんが事故の際に協力してくれたフンザの人々に感謝し、フンザの地に「ハセガワ・メモリアル・パブリック・スクール」という学校を作っています。

フンザの長谷川メモリアルスクールへ。

その場所を訪れるのもとても楽しみです。

また、ウルタルのベースキャンプまでトレッキング予定なので長谷川恒男のお墓も参ってきたいと思います。

パキスタン人に惹かれる

最後に決めてとなったのはパキスタン人かなと思います。

昨年の夏に訪れたインド・ラダックでトゥルトゥクというパキスタン国境まで訪れたのですがパキスタン人はインド人とはまた違う顔立ちと雰囲気でとても惹かれました。

【まとめ】2016年夏休み!インド・ラダック旅!

もっとパキスタン人に触れ合いたいと思ったのも大きいです。

今回の旅は普段の旅よりもより一段危険度高いので誰しもにもオススメできない旅です。(普段も中国の奥地とかばっかですが。。。笑)

ただ危険に近づくことで少し違うものも得られるような気がしてます。

危険な目に合わないようにちゃんとその土地のマナーを守りつつ楽しく旅してきたいと思います!

そんな今回の旅は下記からどうぞ!

羽田、関空、北京、ウルムチへ。地獄の移動が始まった。